やってしまった～。
一昨日の晩、料理中に熱湯をこぼし右足膝から下を火傷してしまいました。
病院で手当してもらったら、包帯グルグル～のミイラのようなこんな足に！
その日は痛すぎて小パニック。いろいろと腹立たしさを感じたりもしましたが、
痛みがひいて落ち着くと、だんだん当日のことがと可笑しくなってきました。
まずは病院へ向かうタクシーの中。
ジンジンする痛みに耐え座席にうずくまっているところに、運転手さんの携帯が
鳴りました。 ピーピーピュルリラー ピーヒャラヒャラ～ ・・・って、お祭りか！
しかも何度も。 着信音が能天気すぎる！チャラけた音が気に障るぅ～！
頼むから勤務中はマナーモードにしておいてー。
そして到着した某大学の附属病院で。（電話で予約を入れていた）
受付に名前を言えばすぐに診てもらえるとのことでしたが、受付の男性二人が
呑気すぎ、待てど暮らせどカルテが出来上がらない。痛くて堪えきれず、看護師
さんに訴えてみるも、「カルテが出来ないと診られません」と、けんもほろろ。
一刻も早く診てもらいたいのに、受付では若い事務員の研修中で、私のカルテを
サンプルに説明していた・・・おいおい！ そういうのは後からゆっくりやって～！
怒り爆発！させたい気持ちをぐっと我慢し、カルテを待ってようやく診察。
担当してくれたラフな感じの先生に「救急車で来なかったの～？」と言われて
ちょっとビックリ。救急車って、自分では全く動けないとか、生きるか死ぬかの
状況でなければ呼んではいけないものかと思っていたのですが・・・。
幸い油ではなく熱湯だったので、入院も手術も必要なくて一安心。
痛かったけれど、先生に「痛いってことは神経が生きている証拠だから大丈夫。」
と明るく言われ、急に気分が楽になりました。なんたる単純さ。
飲み会をキャンセルして帰ってきた相方。
キッチンの床に転がったままになっていた鍋や、飛び散ったパスタを片付けなが
ら「Ｂ型の嫁に振り回される～」と嘆いていました（笑） ちなみに、先月は包丁で
ざっくり深く指を切って大騒ぎしまして。結構おっちょこちょいなんです。
まぁ、いろいろ笑えることがあるものです。
つくづく感じたのは、常識って人によって違うのね～ということ。そして同時に
考えさせられた、“他人の痛みは所詮他人の痛みでしかない”という事実。
目に見えるキズでさえ、関係ない人にはその痛みはなかなか伝わらないもの。
まして、他人の心の傷や痛みなんて理解できるはずがない・・・。 けれど、
それを前提としたうえで、大事なのは想像すること、耳を傾けることなのかな。
謙虚な気持ちで。
今回の教訓。
病院では大げさに痛みを訴え、怒りは抑えず露わにせよ！（笑）
