久しぶりに金継ぎ。
母から実家の器のお直しを頼まれたので、縁が欠けて気になっていた他の器
と一緒にまとめて作業しました。
陶器は磁器に比べると、焼成温度が低くやわらかい質感で欠けやすい。
でも金継ぎとの相性が良くて、パテが土に馴染む感じも好き。
ちょこちょこ欠けるのも、金継ぎの楽しみが常にあるってなもんです。
プラス思考~(笑)
陶器の中でも焼き締めや黒釉など黒系の器は、特に金が映えて相性抜群。
ほんの少し金色が入るだけで、器の表情が変わるのが面白い。
ヒビやカケが新たなデザインとなって生まれ変わる。
金継ぎ、奥深い文化だわぁ~。
私が習ったのは簡易金継ぎだけど、機会があったら本格的な金継ぎにも
チャレンジしてみたいな。
沢木耕太郎さんの旅エッセイで知った、斎藤清美術館。
版画好きなので興味があり、ドライブがてら行ってみることに。
どうせ行くならと欲張って、福島県立美術館にも立ち寄りました。
「生誕100年朝倉摂展」を鑑賞して、美術館ハシゴ~♪
会津柳津にある、やないづ町立斎藤清美術館。
開館25周年特別企画の大コレクション展が開催中。
現在は第Ⅱ期「旅する画家」の日本編が展示されていました。
斎藤清は北海道(夕張・小樽・札幌)に暮らした時期があり、北海道を描い
た数点の中に小樽の風景画も2点展示されていました。なんだか嬉しい。
全体的に作品はモダンで洗練されたイメージ。
京都の石庭を描いた黒と茶の直線的な作品とか…かなり好き!
満足度の高い素敵な美術館でした。
お昼は喜多方ラーメン
喜多方ラーメンの特徴は太めの平打ちちぢれ麺
喜多方では朝からラーメンを食べる‘’朝ラー‘’文化があるらしく、11時に着い
て「本日スープ終了」の貼り紙を見た時はビックリ!
福島では他に、郡山美術館や諸橋近代美術館などにも行ってみた~い。
次回は蕎麦+美術館、いやそれともソースかつ丼+美術館?
どの組み合わせにしようか悩むところです。
数日前までは蒸し暑くて窓を開けて寝ていたのに、急に寒くなって
一気に秋です。
本棚のディスプレイがブルー系で夏っぽかったので、本を入れ替えて
秋バージョンにしてみました。
何パターンか考えて、結局ブラウン系のこの3冊に。
ま、誰も気にしちゃいないし完全なる自己満足ですが(笑)
どうでもいい事をあーだこーだやって、楽しくするのが好きなのです。
同時に秋の断捨離を決行して、本とCDも少し減らしました。
数点の洋服や食器は、東南アジアを支援する団体に寄付。
季節ごとに断捨離しているので、もう捨てるものがあまりない…
なのに、気を抜くとすぐに部屋が散らかってしまうのは、やっぱり自分の
整理能力以上にモノがあるということなんだろうなぁ。。。
もっとスッキリ、シンプルに暮らしたい。
あと他に何を減らせるかな?
ワサビが我が家にやって来て今日で4周年!
生後2ヶ月で家に来たワサビ
こんなに小さかったのが(小ワサビ)
今では立派なレディー(?)に成長しました。
大阪生まれの面白ワサビ、これからもいっぱい笑わせてね!
週末、定禅寺ストリートジャズフェスティバルへ。
規模は大幅縮小だけど、仙台生活で楽しみな事のひとつだったので
開催はやっぱり嬉しい。
ジャズ以外の音楽が多かったのには、あれ?って感じだったけど(笑)
ジャンルはどうあれ、街に音楽が響いて、晴れた空の下で聴くのって最高!
勾当台公園の会場をチラッと回ったあとは、サックスの熊谷駿カルテット
を聴きに三越内のホールへ。人気であっという間に満席に。
速いパッセージがカッコイイ~!「スペイン」大好き。
才能溢れる若きミュージシャン達の演奏にワクワク。
そして次に登場したのが、小学生のビッグバンド。
小学生でジャズを演奏できるなんて羨ましい~! 選曲もgood!
だ、だ、大丈夫~?とハラハラする場面もあったけれど、音楽の楽しさが
生き生きと伝わってくる、とてもいい演奏でした。ソロの子達も堂々として
いて良かったな。真剣に音楽に取り組む姿に胸が熱くなりました。
途中からは、熊谷駿カルテットのメンバーも加わっての演奏。
プロのミュージシャンとステージで共演、なんて贅沢で素敵な経験!
これまた羨ましすぎる~(笑)
楽しい今日のステージのこと、みんなきっと忘れないよね…
そして、大人になってもずっと音楽を好きでいてほしいなぁ~~!
そんなことを思いながら、会場を後にしました。
音楽まみれの幸せな一日。
仙台アエルで開催されている古本市に行ってみました。
仙台市内にある阿武隈書房/古本あらみえし/火星の庭/ジェイルハウス
ブック/ゆずりは書房 の5店舗が出店。
それぞれカラーが違っていて、ぐるぐる回って物色するのが楽しい。
ものすごく真剣に本を見ているおじさん、紙袋いっぱいに買っている女性、
みんな本が好きなんだなーと思ってなんだか嬉しくなっちゃった。
CDコーナーもちょこっとあり、スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトが
共演のライブCDを見つけてラッキー。
掘り出しもの
三浦綾子著「千利休とその妻たち」
石田千著「踏切趣味」
安原顯著「上野桜木ジャズ日記」
本4冊とCD1枚で合計1900円。
なかなか良い買い物ができました。
早速「上野桜木ジャズ日記」を読み始め、帯文になるほどー。
安原さん、きっと熱くて激しい人だったんだろうなぁ。
最初の数ページだけでも熱量がすごい…(笑)
読書の秋、読みたい本がいっぱい!
宮城県主催の生涯学習講座〈みやぎ県立大学〉
宮城県民なら誰でも受講できる、様々なジャンルの講座があることを
最近広報誌で知りました。これは利用しない手はないのでは?
ということで、秋開講の中から興味あるジャンルを探して~
美術講座に応募、受講してみることに。
「オリジナリティを考える」というテーマで全4回。
今日は第1回の講座で、定員50名のところ聴講者は半数くらいかな?
概念の話で難しい部分も多く、一瞬気を失いかけたりしたけれど…(笑)
マルセル・デュシャン『泉』や現代美術家のインスタレーションなど
作品の話が聞けて興味深かったです。
そんな中で気になったのは、斜め前に座っていたおじさん。
講義を聴きながら「う~~ん」とか「ふ~ん」「へぇ~~」「はぁ~」と
いちいち声を出すのが可笑しくて。共感なのか納得なのか、はたまた不満
なのか声のトーンで想像してみたりして、面白かったです。
次回は彫刻のオリジナリティについて。
相槌おじさん(勝手に名付けた)もまたチェックしなくては!