今年もボジョレー・ヌーヴォーの季節がやってきました。
早速ヌーヴォー会(家で飲むだけですが)を開催!
ワインに合うメニューを考えるのは、料理する楽しみのひとつです。
今年は豚肉料理のポルケッタを作ってみました。
豚肩ロースにローズマリーとニンニクのみじん切りをまぶして巻き巻き。
オーブン料理は放っておけるのがいいわぁ。
付け合わせは、マッシュポテト(豆乳&マスカルポーネ)、セロリと人参の
マリネ、小松菜のオイル蒸し。ポタージュはネギとさつま芋。
今年も美味しくヌーヴォーをいただきました!
ヌーヴォーを飲むと、1年の終わりが近くなくなってきたなぁと実感します。
この週末は、お気に入りのピアスを片方紛失して意気消沈。
そしてその日の夜、今度はスマホが壊れてお陀仏に。
バックアップできていない状態での破損、LINEのトークもほとんど消えて…
チーン。
ついでに首肩コリか気圧のせいか知らんけど、頭痛が続いて、気のせいか
歯茎も痛むし、もう弱り目に祟り目だわぁ。
いや、考えようによっては、1年分の厄落としとか?
今年の残りはもう、いい事しかな起きない気がする~(笑)
追悼・谷川俊太郎さん
谷川俊太郎さんの詩に初めて出合ったのは中1の時
国語の教科書に載っていた「朝のリレー」でした。
‘’カムチャッカの若者がキリンの夢をみているとき‘’
で始まるこの詩で、カムチャッカ半島を覚えました。
音の響きとリズムが心地よくて、詩が好きになりました。
谷川さんの詩集やエッセイは何冊も買って読んだけれど、
いま手元に残っているのは3冊。
一番のお気に入り 詩画集「青は遠い色」
もう30年近く前の本で、表紙はめくれ色も褪せているけれど
青をテーマに、堀本恵美子さんの挿画もとても素敵なのです。
谷川さんのどこか飄々としたところも好きだったなぁ。
どんなに深く憧れ、どんなに強く求めても、
青を手にすることはできない。
すくえば海は淡く濁った塩水に変り、
近づけば空はどこまでも透き通る。
人魂もまた青く燃え上がるのではなかったか。
青は遠い色。
一番好きな詩です。
街並みが黄色に染まる晩秋。
土曜日、バロック音楽を聴きに行ってきました。
N-ovalというキャパ80名程の音楽サロンでのコンサート。
室内楽って本来はこういうカジュアルなスタイルで、奏者との距離も近く
アットホームな雰囲気で聴かれる音楽だったんだろうなぁ。
アーチリュート、バロック・ヴァイオリン、ヴィオロンチェロ・ダ・スパラによる三重奏。
ヴィオロンチェロ・ダ・スパラはヴァイオリンと同じように構える小型の
チェロのような楽器で、初めて見ました!
リュートの音色はもともと好きで、時々CDを聴いたりしていたけれど
同じ音の弦が2本ずつある(復弦)というのは知らなかった~。
あと、フレッドを自分でガット弦で取り付けるというのも驚きでした。
初めて知るいろいろな「へぇ~」があって面白い!
知らない曲ばかりだったけれど、バロック音楽やっぱりいいなぁ。
すっかり耳が古楽モードになって
家でヴァイスのリュート曲集をかけ、久しぶりに須賀敦子さんを読みました。
須賀さんの端正な文章と古楽の調べは相性抜群!
それにしても、ずいぶん前に古本市で手に入れたこの全集の第1巻
定価4400円→330円で購入できたのは、めっちゃラッキーだったけれど…
須賀さんファンとしては、嬉しいような、悲しいような。
とりあえず、積ん読は3冊まで減りました!
読みかけは6冊あるけれど~(笑)
ドラムYちゃんと始めた月一回の練習
もう部活動と呼んじゃおう~月イチ音楽部!
今回練習したのは
「Wave」「Nearness of you」「Misty」
「Misty」はソロでしか演奏したことがなかったので、ドラムが入ると新鮮!
作曲のエロール・ガーナーの話を前回チラっとしただけなのに、わざわざ
彼のトリオの音源を探して予習してくれたみたいで、なんて真面目なの~
適当にしか練習していない自分を反省。
若い人から学ぶことが多いなぁ!
バラード2曲続けてやったら、ピアノのアドリブが似た感じになってしまい
テーマに戻る時にメロディーが分からなくなって迷走しちゃった~。
次からはスウィングとボッサとバラードを1曲ずつ、というのがいいかも。
練習後はお楽しみランチ&お茶
初めて行ったカフェ「菓子時間ムギ」
チーズケーキ美味しかった~♪
おすすめの器のお店も教えてもらって
小鹿田焼、やちむん、スリップウェアなど味わいのある器の数々
音楽部と器クラブが一緒に活動できちゃった(笑)
高橋幸宏さんのファンで、幸宏さんに憧れてドラムを始めたYちゃん
おすすめCDを貸してくれました。
PUPAは大好きな原田知世ちゃんも参加していて嬉しい~♡
幸宏さんのソロは軽快でオシャレ、センスのいい人は音楽も洗練されているんだなぁ。
私からのおすすめJAZZは、まずはこの2枚でどうかな~?
ハンク・ジョーンズ「For my father」
デューク・ジョーダン「Flight to Denmark」
CDの貸し借りなんてものすごく久しぶりだけれど、楽し~い!
気分が若返ります(笑)
昨日から急に寒くなって、冬の気配が…
革のジャケットを久しぶりに着るので、ラナパーで簡単お手入れ。
革好きなワサビにカミカミされないように、要注意!
もう10年以上着ていて、最初の頃に比べるとかなり色が褪せたけれど
いい感じにヴィンテージ感も出てきて、むしろ新品の頃より好きかも~。
今日は家の中もひんやり。
ワサビも寒そうだったので、今シーズン初めてオイルヒーターつけました。
ラグを新調して、足元を暖かみのある赤に
本当はヴィンテージラグに憧れているけれど、お値段が…。
ワサビが吐いたりして汚れる可能性大だし、リーズナブルで家で洗濯できる
ものが現実的かなぁ。
ということで、ヴィンテージ風ラグにしました!
‘’風‘’が入るだけで、ずいぶんとお財布に優しくなります(笑)
遠目に見ると、高級ヴィンテージラグ?
近くで見ると、いかにも化繊100%って感じはするけれど…
ホットカーペット対応だし、ま、いいか!
薄手だけれど、足元に1枚あるだけで違います。
あとはこのサイズ(100×140㎝)のホットカーペットがあるといいなぁ。
文化の日の昨日は美術館へ。
岩手県立美術館で開催中の柚木沙弥郎展
「永遠のいま」に行ってきました。
柚木さんの大ファンです!
大型作品の型染めを中心に、版画、コラージュ、絵本の原画なども展示され
見応えたっぷり~♪
今年1月に101歳で亡くなった柚木沙弥郎さん。
亡くなる2ヶ月前まで制作していた切り絵も、今回初公開になっていました。
どれもモダンで遊び心に溢れていて素敵!
身の回りのものに愛着をもち、日々の暮らしの中に喜びを見出すこと。
「いま」を慈しみ大切にすること。
そうやって人生を愛し、面白がり、楽しんできた人。
私もそう在りたい。
柚木さん好きな伯母に、葉書を書いて出そうかな~