つぶやき、遊び・仕事・日常

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小さな勲章の呪い

2020-11-04 06:14:45 | 日記
秋の褒章者が発表された。
ご高齢の方々ばかりで安心しました。それはこんな理由から。
休日はマンガ喫茶で過ごすことが多いおいらだ。
そんな日常の中で、こんな言葉を拾った。
たしかにありそうな話だと思われた。

◆若き日の小さな勲章は時として大きな呪いと化す
 高校野球でもてはやされた少年、新人向けの文学賞やら写真展に入賞、小さなライブハウスや小劇場の人気者、
 そんなものは、どれもこれもプロを目指すスタートラインに立ったのに過ぎない。
 しかし、未熟な若者はもう自分がいっぱしの存在になったかのように錯覚する。
 加えて、自分よりレベルの低い周囲に持ち上げられて、いよいよ錯覚は強化されていく。
 もっとも錯覚に酔っていられる時間は短い。
 
 ほどなくして、自分は一流のアマにしか過ぎず、二流のプロですらないという現実にぶち当たる。
 その現実を直視し、立ち向かうのならば良い。それが若者から大人になっていくということだから。
 しかし目を背けてしまったが最後、勘違いをしたプライドを抱いたまま奈落へと転がり落ちていってしまう。
 若き日の小さな勲章は、時として大いなる呪いと化すのだ。
 その者を増長させ、自己評価を歪めさせ進む道を誤らせる呪いともなり得るのだ。

 なるほどねぇ まぁおいらはさほどの勲章は得ていないのでよかったのかもしれないな。
 そしてこれは若者だけではなく、ビジネスパーソンでも過去のヘンな成功体験に固執している方もいらっしゃいますよね。
 謙虚に現実を直視することが大事なんですね。