他人への期待は

当たり前のことなのだが、人は自分で考えて行動している。
なので自分自身の行動は予測できる。
だが、時として他人は意外な行動に出ることがある。
そこで腹を立てたり、がっかりするのは間違っているらしい。
米国の著述家ジェリー・ミンチントンのアドバイスだ。

◆他人が自分と違う行動をとるのには、それなりの理由がある
　我々は他人が自分とほとんど同じ行動をとるものだと思いがちである。
　だから、他人が意外な行動をとると腹を立てたり、がっかりしたり、心配になったりする。
　しかし、かなりよく知っている人でない限り、他人の行動を正確に予測できる確率はせいぜい五分五分程度でしかないものだ。
　あなたの行動が、周囲の環境や人生経験の独特の組み合わせによって形成されるように、
　他人の行動もその人なりの背景によって形成される。
　こんなふうに一人ひとり個性があるからこそ、他人の行動は時として理解しづらいことがある。
　裏を返せば、あなたの行動だって他人にとっては理解しづらいことがあるのだ。

　なるほど落ち着いて考えてみれば、そういうことなのでしょうね。
　自分は自分、他人（ひと）は他人（ひと）ということだ。
　他人が自分の期待に反する行動をとったからといって、腹を立てるのは間違っているわけなんですね。
　気を付けたいものです。