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幸せになるためのモノ

2020-11-17 06:15:53 | 日記
人間がまだまだ出来てはいないおいらとしては、単純に幸せになりたいものだと願う。
では、幸せになるとはどういうことなのか、どういう状態になったら幸せなのか、そう問われれるとはたと立ち止まってしまう。
あれができれば・・・ これを得られれば・・・ 候補はいくつも上がるが、その決定打はないものか。
そんな答えの一つは、紀元前の古代ローマの哲学者セネカがすでに語っていた。
昔から同じような思いを抱いている方々が多かったのだろうと少しだけ安堵する。

◆「本当に貧しいのは少ししか持っていない者ではなく、もっと沢山欲しがる者である」
 幸せになるためにはどれだけ多くのモノが必要なのだろうか、思っているよりもずいぶん少ないはずだ。
 実際のところ、モノを沢山持てば持つほど幸せを感じなくなるものらしい。
 沢山持てばそれを管理しなければならない、周囲が散らかるし不用品も増える、他人に奪われないように守る必要もある。
 欲しいモノをすべて手に入れることは出来ないが、すでに持っているモノに幸せを見出すように考えることは出来るはずだ。

 たしかに。
 欲しがることを突き詰めれば世界中のモノをすべて求めることになってしまう。
 そんなことはあり得ない。
よくよく考えてみれば、おいらも随分といろいろなモノをもっているものだ。
 今、手元にあるモノに感謝し満足することこそ、幸せを感ずるということなのかも知れませんね。