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運命とは

2020-11-06 06:39:10 | 日記
東海エリアでは著名な経済人が新型コロナに感染して亡くなった。
まだ74歳だったそうだ、まったく人の運命とはわからないものだ。
幸いと言っていいのかどうかわからないが、どうやら業務外の感染で顧客・従業員等には影響は小さいそうだ。
そんな人の運命については、16世紀フランスの哲学者ミシェル・ド・モンテーニュが著書「エセー」の中でこう語っている。

◆自分自身が運命の支配者である
 「運命は我々に幸福も不幸も与えない。ただその素材と種子を提供するだけだ。
  それを、それよりも強い我々の心が好きなように変えたり用いたりする。
  我々の心がそれを幸福にも不幸にもする唯一の原因であり、支配者なのである。」

 なるほど(他人から見て)たとえ過酷な運命でも、それを乗り越えたり活用したりするのは結局は自分自身ということなのか。
 そうは言っても死んでしまっては、乗り越えることもできないなぁ。人生は生きている時だけだ。

 もう一人、スイスの精神科医・心理学者カール・グスタフ・ユングはこうだ。
 「ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。あらゆるケースに対応できる人生の秘訣などない。」
 こちらは既製品の人生などなく、人生はすべてオーダーメイドで行けということなのかな。
 悟ったわけではないが、まあ多少の困難は乗り越えていけという意味に捉えておきましょう。