常に疑う

「常に疑う」とは、直感的にあまり良い印象はない。　
そうではなく、どうやらそんな嫌な考え方ではなく、何事をも鵜呑みにするな、というような意味のようだ。
千田琢哉氏が著作の中でこんなことを。
留意しておきたい考え方だ。

◆世界に何が起こっても自分を生ききる
　人生を生きていく上で大切なことは、これまで当たり前だとか常識だとか思っていたことを常に疑ってみる
　心のゆとりを持つことだ。　
　正誤も善悪も好悪も、すべてを絶対とは思わないことだ。
　真のエリートは「実は今までのことは全部嘘でした」となっても、パニックにならない人間である。

　ふうむ　たしかに時代の変化で、今までの常識が非常識になるなんてことは良くあることだ。
　技術革新でのそういったことは受け入れやすいが、今日まではトランプ流で明日からはバイデン流が正しいとなると、
　たしかに頭は混乱しそうで、そういったことにも動じない心の準備は必要なのでしょうね。

　今日は短かったので、小噺をひとつ。
　ある高級ホテルに大金持ちがやってきてこう言ったそうだ。
　「一番安い部屋に泊まりたいんだが。」
　対してフロントは、「あなたの息子さんは、いつも一番高い部屋にご宿泊されていますが。」
　くだんの主は、「ああ、あの男には大金持ちの父親がいてね、だが、あいにく私にはそんな父親はいないんだ。」
　子育てとは難しいものですね。