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猫のように

2020-12-27 06:55:29 | 日記
毎日毎日、コロナに関するニュースとか情報とかばかりで嫌になる。
そんな日々の生活について、東大名誉教授の養老孟氏はこう言う。
今こそ、人生を生活を根源的に考える時なのだそうだ。
それは決して青臭いことではなく、自らを省みることにつながるようだ。

◆嫌いなことはしなくても良い
 死ぬということは、二人称での考えなのだ。
 一人称つまり自分は、死を自覚することはできない。
 逆に三人称、コロナで世界で何十万人死のうが、それは単なる知識に過ぎない。
 自分が死んで困るのは、自分ではなく残された家族や周囲だ。
 病気も同様だ、働き手が病気になったら家族や周囲が困るということだ。
 
 つまり、死や病気と言うものは、自分のものじゃないんです。
 そう考えれば、社会的な関係がいかに大切かわかるものです。
 「今だけ、金だけ、自分だけ」ということはダメだということがわかるはずなんだがな。
 若い人だけでなく、大人も少し考えを深めたほうがいいよね。
 参考になるのは、ウチの猫だね。
 嫌いなことはしない、気が向けばやって来て撫でろと言う、
 腹がすいたら食い物をよこせと鳴くし、あとはどこかで昼寝している。

 コロナで外国との通商や往来ができなくなるということも経験できた。
 エネルギーと食料の自給自足は重要だ。
 エネルギーは、太陽光でもバイオマスでも小水力でも地熱でもいいが自給がもっと必要だろう。
 食料はほぼ自給できている、終戦直後でも農村や漁村には食料はあり、流通が止まっていただけだから。
 いざとなれば、それだけで猫のように気ままに生きればいいだけなのだ。