つぶやき、遊び・仕事・日常

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往年の美女優のビキニ

2021-01-18 06:26:33 | 日記
往年の美女優が、何十年ぶりかにビキニ水着姿を披露しているという。
世の中にはそういう際物を求めるニーズもあるということで、別にここで批判する気はない。
まあ多少は見られる姿形なのかも知れないが、おいらにはとんと興味がない。
そこで思い起こされるのが、スペインの哲学者バルタザール・グラシアンのこんな言葉だ。

◆斜陽の姿をさらさない
 この言葉はビジネスパーソンこそが味わってみるべきかもしれない。
 特に長年経営を担ってきた創業者が考えるものかもしれないな。
 「忘れ去られてしまうより、自ら去るほうがいい。
  華のあるうちに身を引くことが重要だ。
  太陽でさえも雲の陰に隠れると、沈んだのかどうかわからなくなる。
  引き際を見誤ることは、雲の陰にある太陽と同じ。
  生きているうちに人々に葬り去られてはいけない。
  調教師はレースに勝っているうちに、馬を引退させる。
  美女は、美貌が衰える前に人前から姿を消す。」

 創業経営者の引き際は難しいのだろう。
 ご本人が起業し育てた企業だ、誰よりもわかっている。
 他の人に任せれば、会社がどうなるかわかったものではない。
 だがその思いは、よくよく考えてみるべきかもしれない。
 単なる自己評価にとどまっていないか、実は創業者がいることで、かえって成長への目が摘み取られていないのか・・
 コロナで先行きの見えにくい今だからこそ、団塊の世代の経営者は決断の時かもしれませんね。