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断ち切れ!!

2021-07-07 06:37:04 | 日記
もう世界中で、持続可能な社会とかCN(カーボンニュートラル)とかが、語られている。
そのための方策の一つが再生可能エネルギーの活用なのだが、どうも日本はその面が遅れているようだ。
そして、その主たる要因が「規制」だという。
むろん規制の中には、国民生活の保護のために真に必要なものもあるのだろう。
だが、そうではないものまであることが、新技術や新産業の妨げになっていると聞けば、それはなんとかしなくちゃと思うものだ。

◆規制は一刀両断にせよ
 日本産業の成長は、公害との戦いでもあった。
 カネミ油脂・イタイイタイ病・光化学スモッグ・PCB・アスベストなど、枚挙にいとまがない。
 なので、国民生活と健康を守るためにも、規制は必要なことなのだろう。
 だがそれだけではなく、既得権益の保護のために新規参入を制限する規制があると聞けば、それはなんとかするべきだろう。

 電力会社・ガス会社・ネクスコ・通信・鉄道・郵便等、規制に守られた業界は多い。
 その中で、比較的市場規模の大きい電力に関して言えば、こんなにもあった。
 ・たとえ耕作放棄地であっても、農地を転用して太陽光発電施設は設置できない(農地法)。
 ・管理されていない森林であっても、やはり太陽光発電は設置できない(森林法)。
 ・国立・国定公園地内では、地熱発電は設置できない(開発制限)。
 ・地熱発電は、既得権者の温泉源使用者との10年間程度の協議が必要(民法)。
 ・風力発電には、環境アセスメントが必要で5年~無期限の調査が必要(環境アセス法)。
 ・再生可能電源には蓄電設備の併設が必要(指導)。
 ・洋上風力発電には、漁業者との協議・補償が必要(民法・指導)。

 たしかに何かをやろうとした場合に、そのためのクリアすべき障害が多数あり、かつその結末が見通せなければ意欲は減退するものだ。
 なので、不要な規制はすべて撤廃すると同時に、必要な規制も期限を含めて合理的な着地を示していただきたいものだ。
 それがまた、新しい産業を興すことに繋がっていくのではないでしょうか。