掲題の職に従事している方々は、多くのビジネスパーソンのあこがれだろう。
自らの才覚のみで大金を稼ぐだけではなく、
世の中そのものを大きく動かすような活動をしているからだ。
だがそんな漠然としたあこがれは、こんな説明を聞くと簡単に打ち砕かれ、
自らの考えの浅さに恥じてしまった。
◆知識より知性、理解が先
まずコンサルタントだが、彼らは他人にアドバイスをする仕事だと勝手に決めつけていた。
そうではなく、簡単にはアドバイスをしない、自分の意見は言わない、
とにかくクライアントである相手に話をしてもらうのが仕事だそうだ。
人間は自分の話をしたい生き物だそう。
知識があればそれを披露したいものだ。
だがそこで考えるべきは、知識は披露するのではなく、
誰かのために使って初めて知性となるということだ。
だからアドバイスは、最後の一行・一瞬だけでいいのだ。
次いでコピーライターだ。
コピーライターはと、言葉を魔法のように巧みに操って、
人の心に突き刺さる言葉を紡ぎだす仕事だと思っていた。
そうではなく、対象の商品やそれを使うユーザーのことまで徹底的に理解するのが仕事だそう。
その理解があってこそ、分り易く説明出来たり、人の心を動かすことができるのだ。
→これはおいらには無理そうです。