かって作家の吉川英治氏が「われ以外皆わが師」と語っていた。
そういう謙虚な気持ちでいることで、より多くのことを学べるのだろう。
自分が一番だと思った段階で、その人の成長は止まるのだろうな。
イスラエルのことわざで、こんなのがあった。
先生からは多くを、仲間からはもっと多くを、弟子からはさらに多くを学ぶものだ。
◆師友をよく選べとも言う
先生や友人・仲間でその人の人生がどのように成長するか決まるものだという。
前述のことわざでは、先生よりも仲間からの方が多く学べるという。
驚くことにさらに弟子からは、もっと多くのものを学ぶという。
まあここでいう弟子とは、教え子という意味だけではなく、
後輩やあるいは自分の息女も含まれるのかもしれないが。
要するに誰からでも学ぶことはあるということなのだろう。
自説に凝り固まった頑固爺にだけは、なりたくないものだ。