工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

頭蓋骨

2019年12月09日 | ミクスト・ボンサイ(MB)
三度のメシも好きだけれどパロディや小咄も好きでして
好きな小咄は例のメモノートに書き留めておくくらい大好き。

その中でも「ナポレオンの子どもの頃の頭蓋骨」というフランス小咄。
日本には「源頼朝13歳のシャレコウベ」があるとかないとか・・・。

詳しくは書きませんが、何となく話の内容はお分かり頂けると思います。
小咄ではないけれど、ジワジワっと可笑しさがこみ上げてくる好きな話。

       「一匹オオカミの会」

自己チューで孤独な偏屈オヤジ達が旅館の大広間に大勢集まって
一匹オオカミの会を結成する場面を想像するだけで・・・
ど、とこが一匹オオカミなんじゃッ!

         💀

さて、本日の頭蓋骨の話。
正確には頭蓋骨ではなく髑髏ですが。

まず、ドクロその1



お次は、ドクロその2



両方とも市販のテラコッタ製素焼き鉢に半磁器土で作った
ドクロと市販のカラータイルを貼り付けたものです。

そして、お風呂の目地材に色を付けたものを塗って完成。
作ったソウコオヤジは斬新で面白いと思ったものの、評判は最低。

誰も気持ち悪がって欲しがらないまま工房で自家消費して幾星霜。
その1鉢はここには映ってはいないけれどオリヅルラン、



その2鉢にはポトスが植わっています。
どうです、この不自然でアンバランスな感覚。

この発想は正真正銘、世間とは一線を画す
ホンモノの「一匹オオカミ」でないと出てこないのダ。



ドクロは今でもTシャツやアクセサリーなどのデザインとして人気。
だから、植木鉢にドクロがあってもいいじゃないか。

アレッ、どこがで聞いたようなフレーズだったような。