![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/fb/fee5563f10b905eeda806cf1bec0b6dd.jpg)
小学校理科において3年より各学年ごとに「問題解決の能力」として、「比較」「関係付け」「条件制御」「推論」の4つが上げられている。この「問題解決の能力」は理科に学習における「考え方の技能」とも捉えることができ、該当学年で身に付けさせる能力の重点を占めている。
加えて、学年や学習内容に応じて必要になる「細かい考える技能」を図に表している。「予想する」「仮説を立てる」「見通しを持つ」「計画する」「制御する」「比較する」「変化を捉える」「関係付ける」「順序付ける」「記録・要約する」「関連付ける」「統合する」「帰納する」「疑問を持つ」などが問題解決に応じた観点として着眼しておきたい。これらの内容説明を黄色背景の囲みに載せている。教材研究時や指導案作成時にこれらの観点からも授業構想を作成したい。さらには、授業展開時には常に頭に入れておきたい観点の一つでもある。
「細かい考える技能」は理科学習特有のものと、「予想する」「制御する」「比較する」「関係付ける」「帰納する」等は、国語や算数、社会科など各教科共通な観点でもある。
授業でこれらの視点を存分に働き掛け(発問・質問・指示など)、子ども達の考える力を磨きたいものである
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます