田母沢御用邸は日光にあります。
明治時代に大正天皇のご静養のために造営されたそうですが、明治・大正・昭和のそれぞれの時代を盛り込んだ建築物となります。
私が感激したのは、あれだけ西洋かぶれの時代にあって、西洋を非常に意識しながらも江戸時代から続く建築技法を受け継いだ建築物の凄さです。
この建築物は、全国に存在する様々なお城、鰊御殿や庄屋の豪華な屋敷、江戸時代の武家屋敷、明治時代の洋館のどれにも属さないという感じをうけました。
この館に入り、まずは茶をいただきました。
建物に入って、目に付いたのが釘隠です。
菊の御紋の誇示が江戸時代からの流れを受け継いでいる気がしました。
じつは釘隠には種類があるのですが、それはこの畳の縁も同じです。
畳の縁に「格」があるということを始めて知りました。
これは続編で実物を見ながら解説します。
そして、漆塗りの技術。
日本を象徴する「Japan」の最高の仕上げ。
その漆塗りは、この部屋にあるのですが、床の間の造形に感嘆。
ああ、これって日本人のこころだなあ。
郷ひろみは、ここに来て漆塗りの説明を聞き、Japan・Japanを連発したそうな。
で、これはきれい。
王水で金を溶かして発色させたそうです。
シャンデリアごとに個性あるガラスです。
田母沢御用邸を訪ねて・その2につづく
明治時代に大正天皇のご静養のために造営されたそうですが、明治・大正・昭和のそれぞれの時代を盛り込んだ建築物となります。
私が感激したのは、あれだけ西洋かぶれの時代にあって、西洋を非常に意識しながらも江戸時代から続く建築技法を受け継いだ建築物の凄さです。
この建築物は、全国に存在する様々なお城、鰊御殿や庄屋の豪華な屋敷、江戸時代の武家屋敷、明治時代の洋館のどれにも属さないという感じをうけました。
この館に入り、まずは茶をいただきました。
建物に入って、目に付いたのが釘隠です。
菊の御紋の誇示が江戸時代からの流れを受け継いでいる気がしました。
じつは釘隠には種類があるのですが、それはこの畳の縁も同じです。
畳の縁に「格」があるということを始めて知りました。
これは続編で実物を見ながら解説します。
そして、漆塗りの技術。
日本を象徴する「Japan」の最高の仕上げ。
その漆塗りは、この部屋にあるのですが、床の間の造形に感嘆。
ああ、これって日本人のこころだなあ。
郷ひろみは、ここに来て漆塗りの説明を聞き、Japan・Japanを連発したそうな。
で、これはきれい。
王水で金を溶かして発色させたそうです。
シャンデリアごとに個性あるガラスです。
田母沢御用邸を訪ねて・その2につづく