じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

「火打山(ひうちやま)」に、登ったよっ!

2019年09月16日 | 登山・トレッキング
登山前日の9月14日(土)、登山口の「笹ヶ峰」に到着しました。
登山口駐車場は満杯で、隣のキャンプ場駐車場に車を止め、車中泊をしました・・・。

三連休ともあってか、こちらの駐車場もほぼ満杯状態です。

子供連れで、キャンプを楽しんでいる家族が沢山いましたよっ。
今時、こんなにキャンパーが訪れるなんて、人気のスポットなんでしょうねっ。

9月15日(日)、「火打山」に向けて登山開始です。
5時30分頃、登山口に来ました・・・。


そして、こちらが登山口の門です。

登山届を出す場所になっています。
朝早くから、何か受け付けしている方がおりましたが・・・、何も言われないので素通りです。

門を抜けて進むと、やがて木道階段が現れました・・・。


そして、橋です。


その先も、木道が続きます。


ここの登山道は、整備されていて、大きな岩や石がある場所を除いて、殆んど木道になっています...
私は「へそ曲がり」なので、どうも木道が好きではありません。
歩くペースが合わなくなりますし、木の硬さで、足や膝が痛くなります・・・。

さてさて、出だしの体調は・・・、少し気だるさを感じますが、何とかなりそうです。

5時55分頃、「笹ヶ峰歩道分岐」に到着です。


木道がと切れた場所にやって来ました・・・。


そして、変な道標が現れました・・・。

「100mくらいしか、歩いていないんかいっ!?」
よくよく考えると、「山頂まで9kmあって、1km登って来たよ。」って事なんですよねっ。
どうしても計算してしまう、私がお馬鹿の様です。

さて、広葉樹林帯の木道を進みます。

気持ち良いですねっ。

今度は、「黒沢」へ向けて下って行きます・・・。


6時40分頃、「黒沢」に到着です。

一休みします。

橋を渡って進みます・・・。


少し進むと、急登が始まります。


やがて、「十二曲り」の標識が現れました。

どう言う基準で、曲りの数を数えているのか、良く分かりませんでした・・・。

こんな感じで、

木道の所もあれば、石ゴロの道もあります。
ゆっくり登ります・・・。
当然、「お先にどうぞ」の回数が増えて行きます・・・。

7時30分、「十二曲り」終了です。

一休みです。

少し登った所で、展望が開けました・・・。

「後立山連峰」の様です。

8時55分、「富士見平分岐」に到着しました・・・。

ここまで、急登続きでした・・・。
一休みです。

少し登り始めると、朝の陽射しを浴びて、ご機嫌が良かったのでしょうか・・・?

「リンドウ」の花が開いていましたよっ。

さて、「黒沢岳」の左を巻く様に進んで行きます。


9時45分、「高谷池ヒュッテ」が見えて来ました・・・。

立替工事中で、こちら(後ろ側)が建設中です。
ここで、大休憩です。

小屋から見える、「高谷池湿原」です。


10時頃、小屋を後にします。


「黒沢池」への分岐にやって来ました・・・。

「火打山」登山後、「黒沢池ヒュッテ」に、ここから向かう予定です。

「高谷池湿原」を巻く様に、木道が続きます。


木道からの「高谷池ヒュッテ」方面です。


開けた場所を登って行きます。


10時20分、「天狗の庭」に到着です。


「天狗の庭」からの風景です。


「火打山」は、ガスって見えません・・・。

この池に写る「火打山」を撮影したかったのですが・・・。(残念!)

と思っていると、少しガスが切れました・・・。

まだ早い「草紅葉」と、「火打山」です。

さて、尾根登りが始まります。

大分疲れて来ました・・・。

まだまだ登りが続きます。


11時頃、「ライチョウ平」に到着しました・・・。

休憩です・・・。

少し登り始めると、「アザミ」が群生していました・・・。


そして、「トリカブト」の花も咲いていました・・・。


行く手に、「火打山」が霞んで見えて来ました・・・。


後ろを振り返ると・・・、

「天狗の庭」や「高谷池」の湿原が霞んで見えます。
結構、登って来ました・・・。

「ハイマツ」の尾根を進みます・・・。


「火打山」直下の道が見えて来ました・・・。


道端に白い花です。

アップです。

「ヤマハハコ」が沢山咲いていました・・・。

長い木道階段を登り詰めると、頂上広場が見えて来ました・・・。


11時55分、やっと、頂上到着です。

大休憩です。
周囲は真っ白で、展望はありませんでした・・・。

さて、12時20分頃、下山開始です。

頂上から下山途中での光景です。

小さな台地に、「天狗の庭」や「高谷池」の湿原がある様です。
その後ろに、「妙高山(みょうこうさん)」が薄っすらと見えました・・・。

12時45分、「ライチョウ平」に下りて来ました・・・。

小休憩です。

ここからの下山途中、雲の切れ間から「妙高山」が見えました・・・。

明日、登る予定にしているのですが・・・。

「天狗の庭」近くまで下りて来ました・・・。
雲に一部隠れていますが・・・、

真ん中に「火打山」、左手側が「影火打」の様です。
水面に、スッキリと映る写真が撮りたかったのですが・・・。

13時20分頃、「天狗の庭」に到着です。

ここで、小休憩です。(大分疲れました・・・。)

「高谷池」の湿原近くまで下りて来ました・・・。


13時45分頃、「黒沢池」の分岐にやって来ました・・・。

ここから、今夜の宿泊先である「黒沢池ヒュッテ」を目指します。

こちらの登山道も、途切れ途切れではありますが、木道が設置されています。

大分、劣化が進んでいる様です。

途中、道端で「キヌガサソウ」を目にしました・・・。

「実」を付けていますねっ。

14時5分頃、「茶臼山」に到着です。

休む場所も無いので、歩き続けます。

間も無く、遠くに「黒沢池」の湿原と、「黒沢池ヒュッテ」が見えて来ました・・・。

ヒュッテを、ズームアップです。

もう少しですねっ。

ヒュッテ近くまでやって来ました・・・。


すると、上空にヘリコプターが飛んで来ました・・・。


何だろうと思いつつ、歩きます・・・。

14時40分頃、ヒュッテ到着です。

皆さん、私を出迎えてくれている訳では無く、ヘリコプターを見ています。

「妙高山」での登山中、女性の方が腕を骨折した様です。
女性は、自力でヒュッテまで下りて来ましたので、救助のヘリコプターがヒュッテ上空に飛んで来たそうです。



ロープで吊るされて、ヘリコプターに乗るのは、チョット怖そうですねっ。

さて、夕ご飯です。

チョット寂しい内容ですねっ。

そうそう、寝床は、青色ドームの最上階(3階)でした・・・。
ぐっすり眠れました・・・。

そして、9月16日(月)の朝食です。

これは、「何ん?(ナン)」なんでしょうねっ。
これに、ジャムを付けて食べます。

このヒュッテのオーナーが、以前、外国人だった時の名残の様です。
今は、「頑固親父」がオーナーの様です。

昨夜の天気予報では、午前中晴れでいて、午後から曇り、夜には雨の予報でした・・・。
今日は、朝から小雨がぱらついています。

昨日見れた天気予報が、今朝は電波の調子が悪くて見れません・・・。

周りの7割近くの方々が、下山を決めた様で、6時前に殆んどの人達が出て行きました・・・。

6時10分頃、ヒュッテ前の分岐です。

5分程登り始めましたが、体調が思わしくなく、戻って来ました・・・。

「妙高山」直下には、1時間30分程の急登が待ち構えています。
帰りの事も考え合わせ、雨の中の登山を断念しました・・・。(昨日の救助ヘリコプターの件もありますし・・・。)

6時20分頃、「黒沢池湿原」です。

「高谷池湿原」よりも、細長く広いと思います。
ここが、「黒沢」の水源だそうです。

途中、道端で白花の「リンドウ」が目に入りました・・・。

天然物ですよっ。初めて見ました・・・。

7時頃、「富士見平分岐」に到着しました・・・。

休憩です。

7時55分、「十二曲り」に到着です。

休憩していると、小学生連れの親子グループが上がって来ました・・・。
座る場所が無い様でしたが・・・、「ゴメンねっ。年寄だから・・・。」と言って、そのまま休ませて貰いました・・・。

8時40分頃、黒沢の橋まで下りて来ました・・・。

ここでも休憩です。(身体がだるいのです。)

9時20分、「笹ヶ峰遊歩道」の分岐に到着です。


9時40分頃、登山口門に到着です・・・。

到着後、車の中で一眠りしました・・・。
小雨が、少し強くなって来ました・・・。
「妙高山」登山を断念したのは、正解だったと思いました・・・。

さて、今日の温泉は「杉野沢温泉センター 苗名の湯」です。

浴室は2階で、建物は結構、凝った造りになっていましたよっ・・・。

さてさて、「妙高山」を残してしまいました・・・。

今回の経験で、「十二曲り」を過ぎても、「富士見平分岐」までは急登が続きますので、
そのまま「妙高山」へ直行で登山できるのは、かなりの健脚者だと思いました。

「年寄」なので、自分に合った、無理のない登山計画に考え直さないといけないですねっ。

でも、申し訳無いけど、チェックインは午後3時からだとか、食事内容等を考えると、あまり「黒沢池ヒュッテ」を利用したくないし・・・。
難しいですねっ。

そうそう、歳のせいでしょうか・・・?
最近、体調がシャキッとしません。
体力が無い上に、体調不良で登っています。
こちらも、何か対策を考えなくては・・・。