じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

梵珠山トレッキング、木漏れ日の森を歩く。

2022年05月30日 | 登山・トレッキング
5月30日(月)、約2年振りに「梵珠山」に向います。
途中、藤崎町の田園からの山容です。

右側の緩やかなピークが「梵珠山」(468m)で、中央付近の、アンテナが数本立っているピークが「馬ノ神山」(549m)です。
西に目を向けると・・・、

家を出る際には、雲の中だった「お岩木山」が、顔を出してくれました。
大分残雪が消えて来ましたね。

さて、今回のトレッキングルートは、こんな感じで、

「サワグルミの道」から上り、「マンガンの道」を下って来るルートで歩きます。
(国土地理院地図を加工しました。)

駐車場を、7時55分頃出発です。
8時丁度、「マンガンの道」登山道入口にやって来ました。

右側の建物は、「指導所」になっており、中にはトイレもある様です。
流石、「県民の森」ですね。
そうそう、そう言えば何故ここに鳥居があるんでしょうね?
「梵珠山」は、観音様が祀られているのですが・・・。(?)

さてさて、鳥居をくぐり抜け、登山道を進みます。
こんな感じで・・・、

「緑の森の道」と言った雰囲気です。
木漏れ日が綺麗ですね。
そして、木々が和らげてくれた、風が通り抜けて行きます。
何とも心地良い、癒しの空間を歩いています。
あぁ・・・、これだから「山歩き」がやめられないんですね・・・。

少し、道が急になって来ました。

先程から気になっているのですが、目に入るのは緑の葉っぱだらけで、お花が見当たりませんよ。
時期を逸した様ですね。
もう、2・3週間早く来ていれば良かったかなぁ・・・。(残念。)

おやっ!
突然、「迂回路」の看板が現れました。

土砂崩れがあった様で、右側の急斜面を上って、少し先で下ります。

やがて、少し開けた場所にやって来ました。

何か、このベンチに座って、一日のんびりと過ごしたい気分になりました・・・。
おやっ、木々の奥に建物が見えますね。
先へ進みましょう・・・。

道端に、こんな花が・・・。

「マムシグサ」ですね。
独特な形と模様があるので、何とも可哀そうな名前の植物ですね。

上の建物が見えて来ました。

「六角堂休憩所」だそうです。
そして、ここが三合目になっている様です。

さて、少し先に進むと、分岐に到着です。

「サワグルミの道」と「ミズバショウの道」の分岐になっていました。

更に先に進むと・・・、

「岩木山展望所」に到着です。
ここで、小休憩しましょう。
先ずは、「岩木山」を見ましょう。

何時もの見慣れている姿とは違いますが、チョット横顔って感じでしょうか・・・。
これもまた、良いですね。

汗を拭き、水分補給をしながら、ふと見上げると・・・、「シーラカンスっ!?」

「魚(ギョ)、魚(ギョ)!」ですよ。
「魚」に見えるのは、私だけでしょうか・・・?
ブナの木の枝が変形して、こんな形になった様ですよ。
自然の造形って、不思議ですよね。

さて、そろそろ歩き出しましょう・・・。

ここで、やっと白い花を見付けました・・・。

「ガマズミ」の花の様ですね。

さて、道が少し急になって来ました・・・。

相変わらず、緑の葉っぱだらけです。

やがて、木陰の道を通り抜け、陽当たりの良い場所に出ました・・・。

「タニウツギ」が、満面の笑みで迎えてくれました。
何か、元気を貰った様な気分になりました・・・。

少し上ると、広い場所に出ました。
分岐になっています。

「釈迦堂山」経由で「梵珠山」に向かうルートと、「寺屋敷広場」経由で「梵珠山」に向かうルートの分岐になっています。
ここは、左側の「釈迦堂山」経由で上ります。

途中で、こんなお花が目に留まりました。

「トチ」の木の花です。
この木は未だ満開状態ですが、他の木は先日の雨風で既に散ってしまった様で、登山道や野草の葉っぱを、まるで「雪」でも降ったかの様に白くしていました。

さて、今度も陽当たりの良い場所でお花発見です。

「オドリコソウ」の様ですね。
こちらも、独特な形のお花ですね。

やがて、建物が見えて来ました。

「県民の森避難小屋」と「釈迦堂」の様ですね。
「避難小屋」の扉が開いたままですね。
先程擦れ違った、軽装の方が開けたままにしたのでしょうか・・・??

まずは、「釈迦堂」にお参りです。

そして、振り向くと・・・、

「釈迦堂山山頂」と書かれた、標柱がありました。

それでは、「梵珠山」に向いましょう・・・。

「釈迦堂山」からは、少し下って行きます。


道端で、「マイヅルソウ」が咲いていました。

続いて、「ユキザサ」の花も有りました。

この辺は、雪解けが遅かったのかも知れませんね。

下った先に、分岐が現れました。

右へ下りると、「寺屋敷広場」経由、「マンガンの道」を通って下山ルートになります。
ここは、真っ直ぐ頂上を目指します。

道端で、変わったお花を発見しました・・・。

アップです。

どうも、「アオキ」の花の様ですね。
でも、少し痛んでいますね。
誰かに、少し食べられたのでしょうか・・・??

やがて、急登の階段が現れました。

最後の急登の様です。
もう少しで頂上です・・・。

道端で、小さな「スミレ」の花を見付けました。

「ニョイスミレ」の様ですね。
小さいけど、健気に咲いていました・・・。

9時15分、やっと頂上広場に到着です。

そして、頂上に鎮座する「梵珠七観音」です。

(「観音様」は、以前の山行でご紹介したので、今回は省略します。)

先ずは、頂上の「三角点」を探しましょう。
有りました。

頂上三角点にタッチです。

そうそう、観音様の前の広場では、こんなお花が咲いていましたよ。

「アズマギク」の様ですね。
可愛いお花ですね。
陽当たりが大好きな様です。

そして、頂上からの展望はと言うと・・・、北東側だけです。

陸奥湾が見えます。
遠く、下北半島まで見えていますが・・・、霞んでハッキリと写りませんね。(残念。)
他の方角は、樹木に覆われていて見えません。
以前は、展望台があったのですが、老朽化で撤去されてしまいました・・・。

さて、ここで小休憩です。
「行動食」兼「非常食」の小さな「アンパン」を頬張って、スポーツドリンクでゴクリ・・・。
そよ風に吹かれ、至福の一時です。

さてさて、長居はしません。
9時25分、下山開始です。

「ふれあいセンター」に向けて、下りて行きます。

階段脇の「ササ」です。

花が咲いている様です。
アップです。

「数十年に一度しか咲かない」とか、「花が咲くと枯れてしまう」とか言われる「ササ」の花です。
見たのは、ラッキーだったのでしょうか・・・?

さてさて、「釈迦堂山」の分岐まで下りて来ました・・・。

左側に下りて行きます。

「寺屋敷広場」に到着です。

手前には、立派なトイレが有ります。

こちらも、開けっ放しで良いのでしょうか・・・?
「虫」が入ると思うのですが・・・。(?)

先に進み、「マンガンの道」と「サワグルミの道」の分岐にやって来ました。

ここから、「マンガンの道」を進みます。

道端で、「チゴユリ」の花を見付けました。

可愛いですね。
そして、こちらは・・・、

「タチツボスミレ」の様です。
北向きの斜面なので、遅れて咲いたんでしょうね。

続いて、この赤い実は・・・、

「アオキ」の実ですね。
先程の花が、こんな実になるんですね。

さて、下山途中で「陸奥湾展望所」の標柱が現れました。

「陸奥湾」が、こんな感じで見えました。

これは、頂上から見た展望の方が良かったと思いますね・・・。

さて、大分下りて来ました・・・。

小沢に橋が架かっていますよ。

「せせらぎの音」、「春ゼミの声」、「鳥の声」・・・。
この空気の中に、ずーっと浸って居たいですね。

10時20分、「マンガンの道」登山道入口に下りて来ました。

左に行くと、「自然ふれあいセンター」です。(今日は、残念ながら休館だそうです。)
それでは、右に曲がって駐車場に戻ります。

10時25分頃、駐車場に到着しました。
出発前は、私以外に1台でしたが、トータル20台くらい駐車しています。
意外と人気があるんですね。

さて、それでは温泉に向いましょう・・・。

今回は、「健康の森 花岡プラザ」で汗を流しました・・・。

「花岡プラザ」は、青森市営の施設で、温泉は薄茶色の天然温泉でした。

今日は、沢山のお花には会えなかったものの、緑の森に癒され、至福の温泉に浸かり、満足・満足の一日でした・・・。