紺野美沙子さん
<2024年8月4日に書いた以下の記事を復刻します>
ここ数日 書こうかどうか迷っていたが、やはり書こう。というのは、私は女優の紺野美沙子さんとは個人的な友人関係などは一切ない。まったくの他人である。 しかし、ある“事実”を覚えているので、やはり書いていこうと思う。その前に、大相撲名古屋場所の話から入る。名古屋場所は1週間前に終わったが、その7日目( . . . 本文を読む
参議院本会議場
憲法第67条には「内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する」とある。つまり、総理大臣(以下、首相と呼ぶ)は“衆参両院の国会議員”の中から選ばれるのだ。ところが、戦後79年も経っているのに、すべての首相は衆議院議員から選ばれている。憲法には、参議院議員は首相になってはいけないという条文はない。それなのに、これはどういうことか? 私にも . . . 本文を読む
参議院本会議場
参議院が国政に混乱をもたらすとはよく言われるが、別にこれは「衆参ねじれ」状態を指すとは思わない。二院制であれば「ねじれ状態」が起きても当然であり、むしろ衆議院での政権与党の暴走に歯止めをかける効果もあるのだ。二院制論者はよくそう言うが、私も同感である。そんな「ねじれ」のことではなく、もっと大きな問題がある。参議院には「解散」がないということだ。つまり、議員が6年間 身分を保証 . . . 本文を読む
〈2012年に書いた以下の記事を一部修正して復刻します。〉
参議院本会議場
戦前、日本には衆議院と貴族院があったが、敗戦後、GHQ(連合軍総司令部)が日本国憲法の草案を作った時には、新しい日本は一院制が好ましいという方針が打ち出された。マッカーサー元帥もそういう意向だったという。 これは「史録 日本国憲法」(児島襄著 文春文庫)に出ている話だ。ところが、GHQが日本側と折衝すると、日本側は . . . 本文を読む
1960年のフランス・イタリアの合作映画で、テーマ音楽の作曲はイタリアの巨匠ニーノ・ロータ。 貧乏な青年が大金持ちの友人を殺し、その財産と恋人を奪い取るという物語だが、最後は思わぬ出来事が起きて彼の策略は失敗する。哀愁に満ちた物悲しいメロディーが、貧乏青年の心を表わしているのだろう。主役の彼に扮したアラン・ドロンはこの映画でいちやく有名となり、世界の輝かしい“イケメン”の象 . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します。>
古い話を思い出したが、中国初の原爆実験が東京オリンピックの真っ最中だったことを覚えているだろうか。1964年(昭和39年)の10月10日、東京オリンピックは華やかに開幕した。今でもよく覚えている。ところが、この東京五輪はいろいろな出来事が起きたことでも有名だ。特にソ連のフルシチョフ首相が解任された政変は有名だが、中国が初の原爆実験に成功したことも大きなニュースになっ . . . 本文を読む