エリア別インデックスやシーズン別インデックスをつくってみて、高尾山の投稿がないことに気がついた。あまりにも有名なところなので書いていなかったのだけど、やはり穴が開いたようで気になる。
そこで2015年末から2016年にかけてなんども歩いていたので、その中から雪をねらって出かけた時のことを紹介してみる。
この時は、朝早めに家を出て、バスで小仏に向かい、城山から高尾山を周回した。
早朝に出かけて、高尾駅7時20分のバスを利用。小仏行きのバスは、シーズンの土日には長蛇の列ができる。2台での運行になるがそれでも満員。でもこの日は大丈夫。
小仏で降りると道端には雪がかなりある。予想通りだけどうれしい。
山道になっても雪は道にはほとんど残っていない。
旧甲州街道を歩いて小仏峠へとむかう。落葉樹林の地面はまだ真っ白。
途中、展望が開けて東京の方が見えてきた。
ちょうど東の方向なのでスカイツリーや高層ビル群がシルエットになって見えていた。
小仏峠。ここの峠はかなり広い。昔は峠の茶屋などが建っていたのだろう。ここは白く積雪している。
反対側を見下ろすと相模湖が見えた。相模ダムと国道の橋が並んでいる。
城山に向かう道も人の歩いたあとは黒く土が見えていた。
それでも木段道にはしっかり雪がついていて、油断するとすべる。
バスをおりて1時間10分ほどで城山山頂。たくさんある茶店のテーブルも大部分は雪がのったまま。まだ9時前だし、平日でもあるので閑散としている。
でもこの数日間で踏み跡だらけ。やはり人気の山だ。
これは横浜方面。
望遠でアップにしたらかすんだ中にスカイツリーが確認できた。
まだ早いので特に休憩らしいこともせずに高尾山へとむかう。
道の雪は踏み固められているのであわてるとすべる。
一丁平園地へ。
残念ながら雲が広がっていて丹沢の山も富士山も見えない。丹沢のはずれの大山だけが見えていた。
高尾山の山頂の少し手前のもみじ台。日差しがない寒い中で黒猫がじっとうずくまっていた。
日当たりがいい場所はすっかり雪が消えて道がぬかるんでいる。
ゴザを敷いてあるのは靴がよごれなくてありがたい。
さあ、高尾山山頂へ向かって階段登りだ。
9時30分すぎに高尾山山頂に到着。
まだ早い時間だけどそれでも人の姿があちこちに。さすが高尾山だ。
東を望むと東京湾が光っていた。
薬王院の天狗さん。
ここでももうかなりの人が来ている。
下りはもちろん歩いて下るが、高尾山口駅の方ではなく、JR高尾駅方向の尾根を下る。
埼玉と東京、つまり武蔵の国の山には金比羅神社が多い。高尾山にも高尾山口と落合(南浅川と案内川の落合)へとくだる尾根道との分岐点にも金毘羅社があった。
尾根道を歩いて落合に出て、JR高尾駅には11時ころについたと思う。午前中だけの山歩きだった。
高尾山だと早めに家を出れば、半日で山歩きが楽しめる。近くて本当に便利だと思う。
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