父が自衛隊の幹部だったので 小さいころから転勤は日常。空自の情報将校だったし航空英語の教官だったのでほぼ３年間隔で西日本のベースを転々としてた。おかげで子供時代の友人はいない。大体ベースの中の官舎やベースの外のまあ質素な官舎だったのだが それなりに楽しい生活ではあった。官舎って古いけど庭は広いし結構優雅ではあったが まあ広くても２Ｋだから普通に日本家屋というか 畳の生活をしてたんだが。故郷の家って叔母の家しか記憶に無いのだが 昔の家なんだが叔母があちこち手を入れて 古いけれども至極快適な家だった。２０までの記憶の大半はここにある。叔母は母の姉だが 看護師で独身で自立意識の強い人だったので 家もそんな空気に満ちていて若いあたしでも快適だった。玄関のドアを開けて一段高くなったところに家を貫く廊下がある。今思い出しても素敵な家だった。都市計画の拡張工事で取り壊されちゃったが・・ちなみにあたしの本籍は叔母の家にした。思い出の家はもう無いのだが。戻るが家が転勤族で 退官するまで根無し草だったわけ。 退官してスイス大使館の武官付になって防衛庁との折衝なんかしてたのだが その当時茨城に戸建てを買った。 大使館も辞めて 叔母が岐阜に家を買って引っ越したので 同居しに行って その後名古屋の近くにマンションを買った。ここがあたしには何の縁も無い土地なので あたしは全く興味が無い。叔母を引き取って最後まで看取って 今は整理ダンスの中に遺骨があるのだが 両親が亡くなったらあたしがどうするか決めなくちゃならんが 家はどうでもいい。弟が欲しければ持ってけばいいと思うし まあ彼も松本にマンション買ってるから どうでもいいか・・とは思うがｗ 結局根無し草で学校卒業して就職したが いろいろあって東京に出てきたわけだが まさかこんなに長い間いるとは思わなかった。 結局東京でマンション買うことになる。中古だけど便利はいいは 環境はいいわで 結構気に入ってたのだだが やっぱり戸建てというか地面が欲しくて それも田舎に欲しかったので 更なるローンを組んで田舎に家を買った。建築の基礎をこの家で学んだ。この辺のことは前に書いたけど・・で それで満足したっぽい。足場ができた。でも東京には馴染めなくて 京都を往復してて ある日帰ってきたら上層階の売りが２００万下がってたんで買った。まあ阿呆だわｗ 中古だの田舎だの買って なんか家に対する飢餓みたいなものは無くなったらしいが 今は京都に部屋が欲しいｗ 全然治ってないじゃんｗ
まあ いろんな意味で耐性が低かったのだろうと・・親はいじめが原因で・・とかＳＮＳが原因とか言うけどあたしの時代でもいじめはあったし まあその経験者でもあるので 今だから・・という事は無いかと。ただネットを使った心理的ないじめは昨今のものだが まあプラットフォームとしてネットがある以上起こるべくして起こったとしか言えない。まああたしも２ちゃんねるで叩かれたこともあるので いいとか悪いとかじゃなくて 親も含めて教育って面からもう少し考えないといけないんじゃない？とは思う。まあ強く生きろとか言うのは簡単だが 思想的裏づけが無ければそう生きるのは難しいし時代がそういう突出した能力を必要としないので どんどん小さくまとまって行ったことが原因かと。あたしなんか 勉強しなくてもかなりできたし 体育はツベルクリンでひっかかって ３年まで見学だったから苛めるネタには事欠かなかったようだがｗ まあそれでもなんとかここまで生きてこれたのは 親や兄弟 友人、先生、同僚なんかの助けがあったからだと思う。まあ突然政治に首突っ込んで学業おろそかにしたり友達と夜遊びしたり まあ親には散々迷惑かけたのだが 今思えばある程度信頼されてたから生暖かく見守ってくれてたのか・・と思う。社会に出てからも上司やいい同僚 親友に恵まれたしね。私事で何回も未遂しちゃーＥＲ送りになってたが・・結局いろんな人の助けがあって あたしはここにいるわけで 若い人が逝っちゃうのを見ると 死後にこういうことを繰り返してはいけない・・とか親や現場が言うのを見て なんか違うだろ？と思ってしまう。実際学校なんか行きたくなければ行かなきゃいいんだし 親も子供に対して保護ばかりじゃなくて 信頼して強く生きる道を示すべきだと思うが・・あたしの大事な友人はあたしがダメな時にそばにいてくれたよ。何にも言わなかったけどね。結局 こういうことから守る・・ではなくて それでも生きる力をつけるのが 教育であり親の義務だと思うのだがどうだろうか？そういう意味ではあたしは恵まれたな。一度転落ｗしたが 大検から専門行って今はＩＴ技術者。仕事は楽しいし いい友人に囲まれて幸せである。まあ病気はオプションだけどねｗ
こないだ週刊現代で特集してたので切り抜きが手元にあるのだが まあ魅力的な写真がいっぱい。あたしも 元南口の住人だったので よく知ってるのだが まあ極狭い裏通りの商店街って感じか・・昨今小さな店が進出してきて多少おしゃれになったのは事実だが まあごく普通の光景である。あー懐かしいな・・と思って切り抜いておいたのは あたしが若いころ吉祥寺に住んでいたのと かなりの時間を近鉄裏のＪａｚｚ喫茶で過ごしていたからだろう。で 今週号の現代の読者のお便り欄が目に留まって読んだら 三重県在住の７０近い女性が ハモニカ横丁すごい 行って見たい 小ざさの最中食べたい・・とか言ってるのだが まあ小ざさは有名だが あそこで有名なのは 最中じゃなくて羊羹。始発で行っても整理券貰えないと買えないというややこしい手作り羊羹である。まあ美味しいちゃー美味しいけど 始発で並んでも・・というほどのものでは無い。最中も美味しいけど 絶品とは思わないし・・なんか情報に踊らされてるようなーと思う。店自体も まあ狭い これがあの小ざさ？というくらいの小さな店だしね。こう全国誌でプロカメラマンが美味しく撮ると 情報ってこんなに嵩上げされるのか・・とちょっと気分が悪い。小池百合子東京都知事を見てるような感覚と言えばいいのだろうか？まあ三重県人に言いたいのだが 三重には赤福もあるし 津にははちまんもある。ハモニカ横丁なんかつまんねーぞ・・と言うのが 三重県人で関西人で今東京のあたしの意見だｗ地方のほうが何倍も美味しいよ。せっかく三重なんだから 京都の出町ふたばの豆餅の方が 小ざさより何倍も美味しくて感動するのになーと思う京都好きのあたしであるｗ
