2週間前に刈った稲。好天に恵まれ、しっかりとお日様を浴びて乾燥したようです。
乾燥前 乾燥後
この日の前日、親父から1本の電話。「明日は稲をこぐけー、早く帰れよ」と。
帰ったのは何やかんやで11時前だったけど、既に結構進んでました。
今の時代、農作業には結構機械がいるようです。
うちの場合、
①耕耘機・トラクター(田を耕す)
②田植機(苗を植える)
③バインダー(実った稲を刈って縛る)
→ハゼ掛け
④ハーベスタ(乾燥した稲の穂と米粒を分ける) ※稲こぎはこの作業。
⑤乾燥機(米粒を更に乾燥させる。含水率は15%くらいが理想とか)
⑥脱穀機(米粒の周りの籾を摺る)
⑦袋詰め機※名前不明(袋に30kgずつ詰める)
+必須機器(草刈り機、トップカー、軽トラなどなど)
の機械が必要だけど、家にあるのは①~③のみ。他は、お隣の家に毎年お借りしてます。
大規模農家(ほ場)になると、稲を刈り取ると同時に稲こぎをする「コンバイン」で一気に刈り取る。ハゼを掛ける手間も苦労も、その後の稲こぎの手間もないため、うらやましいくらいの近代的農業だけど、僕にとっては大きな手間を食う、昔ながらの作業の方が農作業っぽくて好きですね。
お借りしているのに加え、借りる関係上、稲こぎのお手伝いもしてもらっている気がする。本当に感謝しても感謝しきれません・・・。
でも、そんな共同作業がつき合いの幅を広げ、農作業を更に面白くさせている。
6人がかりくらいで、お隣さんと合わせて2軒分の稲こぎを行う。聞くと、朝7時30分から始まったとのことで、終わったのは18時くらいでした。
あちこちに点在する田を渡り歩き、終わった頃はクタクタだったけど、その後の神楽練習にはしっかりと(頑張って)出席、厳かに鍛錬を行った。忙しい一日だった。