本郷から美川に抜ける県道徳山本郷線。昔は谷沿いを延々と進む道だったけど、最近は改良が進んでいる。
その最たる箇所が、1~2年前に開通した「赤瀬トンネル」と思われる。トンネルを2つも貫通させ、橋もかける。
一見、こんな田舎に、こんな道を今さら作っても・・・・と見る人が見れば思うかも知れない。
でも、道がなければ(悪ければ)人も住み難い。人口規模からいえば無駄な道路かもしれない、通行車両が少ない道路かもしれないけど、それで助かる人も多くいる。救急の面でも、交流の面でも、通勤の面でも。
そんな公共事業や、それを担う建設業者を批判・抑制する声もあるけど、私は反対だ。
本当に無駄かどうかは誰が判断するのか、できるのか。
災害時に、まず必要なのは道路などのインフラ。その復旧を担うのは誰(何)なのか。担ってきたのは誰(何)なのか。
総合的に考える必要があるんじゃないか。
それはさておき、そんな赤瀬トンネルを見上げると、何やら丸いものが。
その更に周りを小さい粒が舞っている。
・・・・クマンバチの巣だった。
このハチ、「真ん中」に巣を作る習性があるのか、家の軒の真ん中、トンネル上部の真ん中など、心なしか真ん中にある気がする。
古民家や蔵などにあると、何か歴史的建造物の匂いがするのは私だけだろうか・・・?