山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

マスコミ

2011年10月20日 23時19分47秒 | 雑談

何やら、また大臣の「失言」が取りざたされているようです。

過去に、色々な「失言」がマスコミに叩かれ、その発言の真意や経緯、また、その人のそれまでの成果や能力を紹介されることなく、辞職に追い込まれていることが多いように感じます。

大臣ともなると公共性のある人たち。ある一場面だけ切り取られたら、また、発言を切り張りされたら、また、プライベートの一幕をピックアップされたら、そりゃボロもでるでしょう。
完璧な人はいない。

一方で、税金の制度が変わっても、道路交通法が変わっても、新しい法律が出来ても(毎年山ほど新規・改正が出ているはず)、それを決めた国からは、我々一個人に対して何ら通知がありません。
私たちは、新聞、テレビ、インターネットを通じてしか知ることができない。
そこにも以前から疑問はありました。

疑問を感じたのは、道路交通法の改正のとき。テレビを見ることができない人は、どうやってそれを知るのか。飲酒運転禁止などは常識だけど、チャイルドシート、後部座席シートベルトなど、規則は毎年変わっている。
新聞、テレビを見て、それを熟知するのが「当然」のごとく、次々と法律が変わり、そして施行されていく。

おもしろおかしく報道するだけでなく、真実を伝えたり、読者自身の判断の材料を与えるマスコミであって欲しいものです。


第23回沼田ふれあいまつり

2011年10月20日 00時36分08秒 | 深須のできごと

10月30日(日)、第23回沼田ふれあいまつりが開催されます。

今年は平成23年。ふれあいまつりは第23回。つまり、平成元年から毎年続いているイベントです。

地域興しを目的に始めた(たぶん)このイベント。行政ではなく、沼田地区住民の手づくりのイベントです。

沼田地区の住民は、上沼田・下沼田あわせて50人に満たない。そのほとんどが60歳以上、むしろ70歳以上で、いわゆる限界集落といわれてもおかしくない。
恥ずかしながら私も地区を離れている一人で、そんな人の増加が限界集落を、中山間地域の衰退を生んでいるのは事実でしょう。

けど、この集落の諸先輩方は素晴らしい。

沼田ふれあいまつりを通じて、出身者を呼び戻す。
そして、出身者同士、世代を超えた繋がりの輪を生み出す。
親子や50以上も歳の離れた間柄でも「ちゃん付け」で呼べる親しみのある環境を生み出す。
その結果は、集落の人口だけでない、目に見えない、数に数えられない効果として確かにみんなが実感しているものだと思います。

イベントの目的は、集客だけではなく、それによる地区の団結だったり、人の繋がりだったりするいい見本のような気がします。
多分、来場者の皆さんも、そんな空気、手作り感、田舎のおばあちゃんの手料理を楽しみに来てくれるんだろう。多分。

でも、運営会議は結構グダグダで、よくこれで20年超も・・・・・・と思ってしまう。
不思議な地区である。

http://www.uenuda.net/02nishiki-shoukai/nishiki-uenuda-fureaimatsuri.htm

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