何やら、また大臣の「失言」が取りざたされているようです。
過去に、色々な「失言」がマスコミに叩かれ、その発言の真意や経緯、また、その人のそれまでの成果や能力を紹介されることなく、辞職に追い込まれていることが多いように感じます。
大臣ともなると公共性のある人たち。ある一場面だけ切り取られたら、また、発言を切り張りされたら、また、プライベートの一幕をピックアップされたら、そりゃボロもでるでしょう。
完璧な人はいない。
一方で、税金の制度が変わっても、道路交通法が変わっても、新しい法律が出来ても(毎年山ほど新規・改正が出ているはず)、それを決めた国からは、我々一個人に対して何ら通知がありません。
私たちは、新聞、テレビ、インターネットを通じてしか知ることができない。
そこにも以前から疑問はありました。
疑問を感じたのは、道路交通法の改正のとき。テレビを見ることができない人は、どうやってそれを知るのか。飲酒運転禁止などは常識だけど、チャイルドシート、後部座席シートベルトなど、規則は毎年変わっている。
新聞、テレビを見て、それを熟知するのが「当然」のごとく、次々と法律が変わり、そして施行されていく。
おもしろおかしく報道するだけでなく、真実を伝えたり、読者自身の判断の材料を与えるマスコミであって欲しいものです。