上沼田神楽の、「神楽の秋」がスタートした。
16日(日)は、佐伯神楽50周年記念イベント。昨年から依頼を受けていたもので、このブログでも再々ご紹介してきました。
その名のとおり、佐伯神楽保存会さん(連合組織)の結成50周年を記念しての神楽大会で、各地から神楽を集め、幅広い共演大会といった感じの大会。
宮崎は高千穂や備中神楽、広島神楽、石見神楽、神舞などなどの様々な神楽が集い、それだけに、太鼓だけの奏楽の団体もあれば、太鼓と笛が立って奏じる団体など、舞を支える楽士の構成も様々でした。
やはりどの団体もよく練習されていて、普段からの鍛錬が伺えます。
上沼田神楽保存会は「薙刀舞」で出演し、何とか薙刀を落とさずに舞い終えました。
動作ごとに観客からは大きな拍手をいただき、こちらとしてもいいテンションで舞うことができた公演でした。
けど、先輩からは毎回同様「腰が高い!」などのご指摘もいただいており、今後も引き続き鍛錬が必要と思われる。。。。
残念ながら、観客はちょっと少なめ。17日の大会も含め、雨や台風の影響もあったと思うので運営者の方々は多くのご心配をされたと思いますが、上沼田神楽としては、「薙刀舞」という普段は演じることが少ない演目を集中的に練習してきたことは大きな収穫だったので、お招きいただいたことに感謝感謝です。
近しい神楽でもあるので、今後も一緒に協力していきたいですね。
続いて、17日(月)は周防大島町は久賀で、「神楽と日本舞踊のつどい」。
2年前、3年前と八俣大蛇を上演して好評をいただいていることから、今回はそれ以外の演目として「黄泉醜女」のリクエスト。
いつもと構成を変えた配役で挑んだ公演でしたが、何とか無事に(?)終えることができました。が、やはり課題は多いもの。これを次に活かし、もっともっと成長していく必要があると感じた公演でした。
でも、地域の方々には喜んでいただき、公演後の鬼着試着会も好評でした。
また次回のご縁を期待しています。
更に、今週末の22日(土)は福岡県の大宰府天満宮にて、神幸式大祭に出演する予定。
上沼田神楽久しぶりの遠方公演とあって、しかもあの大宰府天満宮とあって、気合も入りまくりです。
ほぼフルメンバーで、頑張ります!