長距離移動をこなした大宰府公演から一夜明け、休む間もなく今度は沼田の稲刈り。
まだ全部は刈れないらしく、とりあえず一町(ひとまち。一枚の田んぼ)だけを刈る。
バインダーで一条(一列)ずつ刈り、それをはぜに掛ける。2週間くらい天日干しした後、ハーベスタという機械で稲と米粒を分け、乾燥機にかけた後に脱穀してだいたいの出来上がりという工程。
この「はぜ」。稲をずらーっとかけるので、大変な荷重がかかる。台風が来ても倒れないように、しっかりと据える必要があり、そのために設置者は力いっぱい農杭を地面に打ち込む。
今年は好天が続いた効果もあり、収穫量も多い様子。
1反(1,000㎡)を超える大町(おおまち)を残しており、来週に刈る予定らしい。
途中で雨が降るとコメが濡れるし、田がぬかるんで機械とかが入らないので、稲刈りができない。だでさえ週末しか作業できない兼業農家としては、多忙な秋のスケジュールが狂ってしまう。
と、いうわけで引き続き好天を祈る。