山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

H28年岩国民芸まつり(12-7向峠子ども神楽)

2016年10月05日 12時42分57秒 | 岩国民俗芸能まつり
11月12日(土) 13時40分~14時05分
7.向峠子ども神楽(岩国市錦町向峠)
大蛇



⬛団体紹介
向峠子ども神楽は向峠小学校の地域学習として江戸時代から地区に伝わる向峠神楽を学ぶため、向峠神楽保存会の指導のもと、昭和57年に成立しました。平成14年、向峠小学校の休校に伴い、子ども神楽は、向峠子ども会に引き継がれ、地元の中学生までを対象とし、子ども会活動の一環として現在取り組んでいます。また、向峠子ども神楽創設以来、毎年地区の秋祭りに奉納しています。

⬛演目紹介
大蛇(おろち)は「ヤマタノオロチ」の神話を神楽で演じるものです。タカマガハラを追われたスサノオノミコトは諸国を訪ね歩いた末、たどり着いた出雲国で嘆き悲しむ老夫婦とその娘に出会います。親子の嘆きを聞いたスサノオノミコトは老夫婦に強い酒を作らせ、その酒で良いつぶれた隙を突いて、見オロチを討ち果たします。

←6.笠塚神楽保存会
 7.向峠子ども神楽
→8.長野神楽舞保存会

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11月12日
11月13日

H28年岩国民芸まつり(12-8長野神楽舞保存会)

2016年10月05日 12時42分44秒 | 岩国民俗芸能まつり
11月12日(土) 14時15分~14時35分
8.長野神楽舞保存会(岩国市周東町西長野)
二刀



⬛団体紹介
長野神楽舞保存会は350年以上前から長野の三地区(奥長野・下長野・鳴川)に伝わる伝統芸能です。神事として始まりましたが、地区の娯楽的要素が段々と強まり、神堂外への飛び出しや観客の舞への飛び入り参加、開催場所や時節によるセリフのアドリブ変更など、独特の形態が見られる部分もあります。9才から94才までの約30名が現在楽師・舞子として所属しています。

⬛演目紹介
二刀は、2本の刀を持った舞子が1人で舞う形式の舞です。奉納色が強く、セリフの無い舞です。鞘に納めた状態と抜身の状態と2つの形態があり、40分を越す長い演目を1人で舞う為、若手の太夫の花形となっています。後半の抜身を両手に持ったままでの前転後転は、最大の難関ですので上手に回転出来るかご注目ください。

←7.向峠子ども神楽
 8.長野神楽舞保存会
→9.向峠神楽保存会

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11月12日
11月13日

H28年岩国民芸まつり(12-2平田囃田保存会)

2016年10月05日 12時37分39秒 | 岩国民俗芸能まつり
11月12日(土) 10時40分~10時55分
2.平田囃田保存会(岩国市平田)
田楽花田植



⬛団体紹介
平田囃田は稲の豊作を願う農民の儀式であり、約400年前から当地区に伝承されているものです。その昔、藩主吉川広家公は安芸国に在住のころから豊作を願い囃田植えをしていましたが、出雲・岩国と移住した後も続けられていたものと伝えられています。城主広家公は天下に事あらばと、政策の中で財をなし食料を蓄えることを目的に干拓事業をすすめ、特に米作りに力を注ぎ、囃田植えを平田の農民に課せられたものが、現在まで伝承されている平田囃田です。 

⬛演目紹介
平田囃田は30年ごとに、豊作を祈願して村人達が歌や太鼓で囃しながら苗を植えた行事でした。大正15年5月の皇太子巡行の際には、男142人、女29人、牛39頭で盛大に行われたと記録されております。本日はステージを春の田圃に見立てて「道中囃子」「本田囃子式三部」を披露いたします。地元の平田小学校児童、中学校生徒の皆さんの頼もしい姿を、どうか温かく御覧ください。

←1.美川観音太鼓保存会
 2.平田囃田保存会
→3.岩国行波の獅子舞保存会

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11月12日
11月13日

H28年岩国民芸まつり(12-1美川観音太鼓保存会)

2016年10月05日 12時27分22秒 | 岩国民俗芸能まつり
11月12日(土) 10時20分~10時30分
1.美川観音太鼓保存会(岩国市美川町)
風挙



⬛団体紹介
平成3年、和太鼓に興味のある女性が集まり、女性和太鼓グループ「美川観音太鼓」を結成。現在メンバー10名で、地元や近隣のまつり等に出演。過疎化、高齢化の進む地元の皆さんに元気をプレゼントできたらとメンバーみんなで頑張っています。女性ばかりのメンバーで、男性のような力強さは不足がちですが、女性の中に秘められた力強さで山代の自然を表現できるよう毎回、心をこめて演奏しています。団員募集中!老若男女を問いません!! 

⬛演目紹介
美川観音太鼓オリジナル演目7曲の中の1曲「風挙(ふうきょ)」をお届けします。私たちの曲は、どれも山代の自然をイメージしています。時に優しく、時に厳しい山代の美しい山々に響き渡る自然の音と吹きぬける風を感じていただけるよう、心をこめて演奏します。

 1.美川観音太鼓保存会
→2.平田囃田保存会

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