沖釣りに誘われて
=釣りをやっていると言ったばかりに=
(この日記の掲載期間:7月1日ー7月7日)
仲間は20分の格闘の後友が差し出すタモで大物を釣り揚げる
結果よしの沖釣り: そんな大それたことに誘われて・・・
孫にせがまれて年に何回か敦賀港の釣り公園に行く程度のど素人なのに
釣りが趣味と思われたらしく、お声がかかりました。今更断れる状況には
ないので、えいやー、で先ずは声を掛けてくれた親戚のある徳島市まで
車を走らせます。釣り具ですらまともな物を持っていないのはともかくとして
も、一番の心配事は船酔いです。 ところが運よく好天、波穏やかで釣り
を満喫することになりました。
沖に浮かぶ大きな筏から糸をたれる
グレ、釣ったよー 孫との釣り(福井・敦賀湾)
海に浮かぶ筏の上
普段は釣り公園として整備された岸壁から糸を垂れる、さびきと言う誰でも
簡単に小あじなどがかかる釣りを孫と楽しんでいます。ところが今回は沖に
浮かぶ筏に連れて行かれて始めて本格的な海釣りを体験してきました。
連れていかれて・・・、と言うのは、これはもう本格的な沖に出ての釣りなん
です。早朝(5時前)送迎船で筏に運ばれて午後3時まで約10時間、筏の上
でもっぱら釣りをする。 問題はゆらゆら揺れるだけでも、ましてや海が荒れ
ていたら・・・、結果もうはっきりしています。 まさに戦々恐々の初体験です。
朝5時前送迎船で港を出る 筏に到着して乗り移る
幸い海は穏やかで
送迎船に乗る30分前に船酔い止め薬を飲んで、昨夕のお酒も控えめに
して態勢を整えました。やがて仲間5人は予約した沖にある大きな筏に
乗り移ります。しかし幸いにも当日は多少筏は揺れましたが海穏やかで、
心配事は起こりませんでした。 仕掛け(使うハリ、ウキなどを結ぶ)は全て
ベテランにやってもらい糸を垂れます。いざ釣りの開始です。
そこは高知県室戸市の室戸岬に近い傍士という小さな漁港です。
大物を釣り揚げたKさん 釣りを終え、港に向かう
やはりそこでは大物が
なるほど、いるんですね大きな魚が幾らでも。 ただしいるのと釣れるのとは
別物らしく朝5時から3,4時間は誰も一匹も釣れません。そのまま一匹も
釣れない日もあるのが釣りと仲間は平然と糸の先を目で追っています。
ところが突然動きが出てきました。 この私でさえ大きなグレをゲットしました。
他の超達人は写真の通りで「道具が違うんでは・・・」と思うくらいの成果です。
でもやはり忍耐を要す魚との戦いです。大物を揚げるのにも15分から
20分はかかり、また最後はたもで引き揚げます。大きい魚は70cmほど
ありました。
テント泊 黄色が私の登山用 早朝の太平洋
早速料理です
釣りを終えて徳島県の宍喰温泉まで移動しました。翌日の釣りと周辺観光
のために岸壁でテント泊です。これがまた面白い。料理用具ならばKenny
にお任せです。登山用具がそのまま間に合います。料理は親戚のおじさん
に任せて(お魚さばきは見事)、夕餉の後はあくる朝まで自由時間となります。
翌日は日の出と共に海の景色に触れ、昼前まではさびきを楽しみしました。
海さえ静かであれば、こりゃーまたひとつ趣味となる分野が増えそうな感じ
です。 そんな本格的な釣り体験でした。
室戸岬 宍喰温泉付近
今日もご覧くださいましてありがとうございました
すごい!
沖釣りは、船上からではなくて、沖に係留する筏で行うのですか。なるほど。
送迎船が港に戻り、海が少し荒れてきたら、筏の上ではちょっと不安・・・・
海が穏やかで、よかったですね。
さびき、たも、そしてグレ・・・初めて目にするコトバです。
登山用のテントまでお持ちでしたか。
私はツェルトどまりです。
以前琵琶湖や近所の池で釣ってましたが、あまり当りが無くやめちゃいました。大きいの釣れると続けたくなりますね。釣れれば・・・
又忙しくなって、時間との追いかけっこのKennyさん、毎日生き生きと過ごされていいですね。
主人が昔から多趣味で少しもじっとしていませんが、その趣味の一つが海釣りです。
暑かろうが寒かろうが、シーズン中は海に向かって深夜から古いランクルで出かけていきます。
大物も釣ってきては料理屋さんになれる位巧みな包丁捌きで、隣の孫達に活き作りを振るまっています。孫達の口は肥えています(笑)