趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyの山便り:三上山登山道ってどんなん?

2015-03-15 19:19:56 | 三上山

          三上山
                          (
滋賀県野洲市)
    登山道ってどんなん? と友から
里山と日本アルプスが凝縮、両方を短時間で楽しめる山かな
             (この日記のTOP掲載期間:4月24日~4月30日)


私と三上山

この山に毎週何度も登り始めて丸6年。トレ山、散歩、三上山山仲間と
和気藹々
、そして歩くことでの健康維持 等々と山登りには人それぞれ
の目的があります。 私、Kennyはこれら全部が目的で本当に有難い
感謝の山、三上山です。この6年で500回程登っています。



友からよく、どんな山なの、
つまりきついの? です
そんなら一遍登山道を写真に撮ってブログに載せるは、と。こればかり
は個人差があり、見てもらうのが一番と、こんな日記を認めた次第です。

さて、では 「表登山道」 健脚向きの案内です



                       登山口の駐車場 6,7台のスペースです


                               4、5分で 妙見堂跡広場に着きます

江戸末期に旧三上村の三上藩、藩主遠藤氏が三上山に勧請したもの
ですが、三上藩は明治4年に廃藩となりました。その後地元住民による
維持保存もありましたがなんと云っても一世紀以上の年月、ついに朽ち
てしまいました。

 
                表登山道の 3/2 はさほど急こう配ではありません

 
             途中20mほど登山道をそれて割岩を体験

カニの横這いで岩の中を通り向こう側に出ますと登山道に合流します。
三上山生い立ちの一つの証でもあり、太郎坊宮(近江八幡市)にも同
様の理由で出来た割岩があります。


私の今
おおよそ片道35分、登って下って1時間強。でも 山頂で仲間との歓談
で1時間半ほど山にいますね。 この山に登り始めた頃は息切れ、筋肉
痛もしばしばでしたが継続が大事なことを痛感しています。

なんと云っても一人で山に入っても仲間がいる。 登山仲間何人かと山
登りをしているのと全く同じで、ありがたいことです。

さてぼちぼち  残りの1/
: 結構急な登り、岩場登りの始まりです


  大丈夫ですよ、この岩場は両手を使い、四つん這い(三点確保)で登っていきます

三上山を見上げると山頂部になるほど尖がった三角錐ですよね。 なの
で表登山道の山頂部は殆どこんな所を登っていきます。 でも
岩の間を
しっかりと掴まって登れば大丈夫です、と思います(笑)。



      
           
     岩と云っても岩登りではなくて、岩の間を登ります


                        道中、ミツバツツジが6分咲き(4月20日現)です


         この岩場を登ると眼下に近江平野が広がります。 眺望が素晴らしい


          ではここで私撮影のビデオ映像で眺望をご覧ください      
                               (上をクリックしてください)
         

                                                                                     

             三上山 表登山道 7合目相当付近から琵琶湖、比良山系方向
                                 眼下の街は滋賀県野洲市





                          さて、もう一息 九合目相当です

やりました、山頂に到着


                                  磐座


                              ここは御上神社 奥宮です


                                             山頂

            山頂は祠(上の写真)から更に20mほど先に進んだところです

是非挑戦してください、
どうでしたか? 日頃体を動かしておられる方でしたら、ゆっくり登れば、
また何日かに分けて少しづつ山頂まで標高を伸ばして行けばその内に
山頂に辿れると思います。 登山用具、少なくとも登山の準備をして、是
非素晴らし
い三上山を楽しんでください。

県外から、

名神や新幹線からその素晴らしい山容が見えますので、一度は訪ねて
みたかったと県外からも多くの登山者が見えます。

三上山仲間、山を往復される方がほとんど、
20人位が自然と敬語のいらない仲間になりました。ほぼ毎日来られる
方、向こう側に下山して再度登り返す、つまり一日に二回の登山をされ
る方がほとんどです。

これまでの登山回数が3000回以上の仲間もたくさんおられます。私の
500回なんてヒヨコです 🐤
 中には80歳を超えた方も見えます。 そりゃ
もう元気なことったら!! 私も見習って行きたいと思っています。 


      今日もご覧くださいましてありがとうございました









 

コメント (6)
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Kennyの歴史探訪:小堤城山城と東山道

2015-03-15 19:15:34 | 城址

         小堤城山城と東山道
   滋賀県と野洲市の研究員さんの案内で
                Kennyの滋賀から情報発信

         この日記のTOP掲載期間:4月17日~4月24日


小堤城山城とは?
滋賀県野洲市の通称、城山、一帯にあります。近江守護六角氏の家
永原氏が築いた城です。標高286mの山頂部を中心に北側に
数の郭が配置されています。郭の間や先端部など堀切が随所に見ら
れ、中でも石垣が多用されているところが大きな特徴です。また、
山麓の北側を東山道が通り、さらに北へ進むと、永原氏の居館跡と
される上永原城跡があります。その北側を朝鮮人街道が通り街道を
西へ進むと東山道と合流します。

      地図の上を  クリックで拡大します

                  小堤城山城探索コースと所在地

今回の講座では、小堤城山城跡と東山道・朝鮮人街道沿いの史跡を、
文化財専門職員さんの案内で見学してきました。

  朝鮮人街道


                                   集合場所のJR野洲駅前

この何年かの改修工事で駅前はずいぶんすっきりしました。ほぼ40年
前にここに越してきて以来野洲市にお世話になっていますが、アウトド
ア活動、農産物、多くの工場(工業製品)、郷土史などなど、本当にな
んでもござれのいい町です。



                左 松下 浩先生(滋賀県)  右 福永清治先生(野洲市)


               「六角氏と永原氏」と題して講演される仲川 靖先生(滋賀県)


                        東山道(中山道)を進む歴史愛好家


                 大手道  崩れた石垣がこのようにして残っています


       大手道の両側には多くの曲輪跡が(上の案内図で並んだ四角の部分)

これらの曲輪は山岳寺院の坊院群の配置とよく似た構造です。総じて
当城の築城には総石垣構造の観音寺城を造った六角氏の意向を強く
感じます。



                                           主郭跡

 
           矢穴(やあな)の残る石            参考:彦根城の石垣にも

矢穴(大きな石から石垣サイズに割る切込みの楔・くさびの跡)の入った
石(石垣)をこの城跡には多く見かけます。


                    山頂部にある曲輪跡  見張り櫓でもあったのかな?

標高286mの山頂とは云えども360度を十分見渡せます。眼下に東山道
は勿論、東海道が。更に観音寺城、夕日ヶ丘城、水茎岡山城、三雲城(何
れも跡)などが一望できます。


                             水茎岡山城のあった山が見えます


                             比良山系と琵琶湖


城跡内を歩いてみると


                                        深い堀切

城の南側は急斜面
大手道の反対側は自然の切岸のような急斜面になっています。 敵兵の
侵攻をを妨げるに十な地形です。 なお今回は城跡のこの南側部分は歩
いてません。 (写真は過去に撮ったものです。 以下同じ) 


              急斜面にあるこれらの石垣は櫓台だったのだろうか?

上永原城跡
小堤城山城からかなり離れて祇王小学校のグランドに永原城址と刻
まれた石碑が見えます。この辺が上永原城跡です。小堤城山城は有
の砦で平時の居館はこの上永原城との説。もう一つの説は小堤城
山城
に居館も移したとも考えられるそうです。それはあまりにも両城は
離れていることです。




遠いところからも滋賀県に、歴女さんも
今回の連続講座にも多くの参加者(90名以上)が集まりました。 歩きな
がらお話しした3名の歴女さんは、岐阜県、大阪府そして岡山県からお
越しでした。 ところで歴女に対して男性はどう言うのかな?


              たぶん城内で一番規模の大きな石垣です

ちょとっこ恩返しも
今回のお城は私の住む野洲市です。  過去に何度も講座、現地案内に
参加しており門前の小僧よろしく、口伝ならばと一緒に歩いていた他府
県からお越し方を
城内の見どころにご案内しました。その一つが一番
規模の大きなこの石垣(上の写真)です。 この城跡に行かれた時は是非
見て頂きたいですね。 でもその場所はちょっと分かりにくいかも・・・。


       今日もご覧くださいましてありがとうございました

コメント (8)
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