趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyの山歩き:湖南アルプス

2016-09-27 10:36:41 | 登山・ハイキング

                  湖南アルプス
    
 金勝山(こんぜやま)コース
   奇岩、滝、磨崖仏、絶景の登山コースを縦走
                Kennyの滋賀から情報発信
              (この日記の掲載期間:9月30日から10月6日)


                                     三上山山頂から湖南アルプス



                                三上山山頂の展望図  湖南アルプスの部分
                  
                                                 
湖南アルプス
栗東市の南部にそびえる金勝山阿星山、龍王山、鶏冠山)などを
はじめ、大津市に位置する堂山、太神山、矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳の山
々を
湖南アルプスと呼ぶようです。 と、私は今までそう思っていたの
ですが・・ 後述)。


金勝山ハイキングコース
その中の金勝山に整備されているコースを金勝山ハイキングコース
といい、耳岩や天狗岩など自然にできた珍しい形の岩や奈良時代
作といわれる狛坂磨崖仏などを見ることができます。 

ところが・・・
この日記を書くにあたりネットで検索すると、金勝山を金勝アルプス
と呼び、堂山、太神山、矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳などの山々を湖南アル
プス
として分類している記事もあって、ちょっとややこしいですね。

今日はその金勝山コースを歩いてきました。まだ歩いていないコース
で感動の登山でした。


                               湖南アルプスは
          奇岩、かなりの部分樹木がなく地肌が見える花崗岩質の山

持統天皇の藤原京、さらに続く元明天皇による平城京の南都7大寺
などの建築の伐採で禿げ山になってしまったといわれています。(
さ観音
の解説板から引用。 及び末尾に関連資料)
 


                                           
                                 今日の縦走ルート  道順は赤い矢印 

            
   拡大図:図をクリックしてください

スタート、ゴールは、地図左上の、上桐生バス停です。 落ヶ滝、
耳岩、天狗岩、白石峰、狛坂磨崖仏、出合、逆さ観音、オランダ
堰堤
と回って、
ゴール地点の上桐生バス停に戻ってきました。 
コースタイム、約5時間の縦走を社友仲間と楽しんできました。


 
              上桐生バス停                社友のウォーキング会仲間と
                                     (後述)

出発です 8時45分




                    ところどころ沢を渡ります


先ずは落ヶ滝到着  9時15分 (出発からここまで30分、以下同じ)

  
                  落ヶ滝 (落差18m)                    道中、標識は完璧です


                               いよいよ急坂、UP・DOWNの始まりです


                                  標高を上げるに従い、下界が開けてきました

毎日を過ごす滋賀県南部を見下ろす景色もいいですね。 琵琶湖も
見えます、今日は少し靄がかかっていますが。


                                         こんな岩場をすりぬけ、乗り越えて


 
         どこにでもあるんだな~                 これも・・・、重ね岩


耳岩到着  10時25分  (ここまで2時間40分)


                                        耳岩   (好日山荘HPより拝借)
                             当日、見逃して、撮れませんでして・・・

あっ、本当だ!!  
(10月2日追記)
いつも私のブログに訪問下さるCさんから、こんな情報が!

耳岩の右中段にモンキーのボスが、腕組みをしてしゃがんだポー
ズで、下界を眺めているのが見えるんです


皆さまも、上の写真をどうぞご覧ください。写真右端1/3、中段部分
です。お猿さんがいますよ。 Cさんありがとうございます。


                     天狗岩が目前に  それにしてもこの奇岩                                    


                                          またまたこの岩場、奇岩


天狗岩到着  10時45分  (ここまで2時間)


                                             天狗のお鼻ですか

 
      こんな隙間をすりぬけてよじ登り           お鼻のてっぺんに、恐る恐る立つ


白石峰到着  11時20分  (ここまで2時間35分)


                                                白石峰

 

ここで昼食タイム、スズメバチが!!!
ロッククライミングもなさる登山家の社友、Kさんが  ”払ったり
脅すようなことをしないで、じっとして。まず刺したりはしないか
ら” と。  私の顔の周りにも・・・。  我慢、が・ま・ん、すること何
秒か(長く感じたな・・・ぁ)。その後蜂は地面に落ちた葉っぱと
戯れて何処へか。そうか、よく言われている追い払うな、か。

白石峰から先は下りのみ


                           ふるさと創生一億円事業 で 石段を

1988年ー1989年にかけて交付された1億円で栗東市はこの石段
と日向山の石段を設置。 湖南アルプスも花崗岩の地質で、登山道
はざらざらでとっても滑りやすく、また土が流れて道にしっかりした足
場がない登山道が沢山あります。 これは助かりました!!


狛坂磨崖仏到着  12時15分 (ここまで3時間30分)


                               ついにお目にかかれました。 聞いてはいましたが


                                       奈良時代後期の製作とか




逆さ観音到着  13時10分  (ここまで4時間25分)


                                  山のこの斜面までずり落ちて逆さで止まりました


              この後行くオランダ堰堤の石材採取でバランスを失い               

オランダ堰堤 (えんてい) 到着        13時25分

         
                     堰堤を指導したオランダ人技術者、デレーケ

                             オランダ堰堤とは
               この上をクリックしてください


バス停帰着 13時35分
約5時間のコースタイムでした。 この後バスでJR草津駅に戻りました。
結構歩き甲斐があり、珍しいものが多く、歴史も学びの充実の登山で
終えました。

          
                                      Mさんにお礼と歓送会

今日もまた充実の登山、それは・・・、
常任の世話役さん(現役さん)が計画、下見の労をとってくださるお陰
です。そのお一人が関東に職場が変わります。 Mさん、長くお世話
になりました。 またどこかで関西のみんなと一緒に歩けますね、楽し
みにしています。 

そこで、登山終了後、お礼、歓送会となりました。 またGさん、新しく
役目を引き受けてくださったTさん、これからもよろしくお願いします。

                          ・・・・・・・・・・・・・・

(参考・ブログ管理者 Kennyの備忘録


その原因: 古代から乱伐され、禿山となった田上山

田上山系は、飛鳥奈良時代以前は檜・杉・樫・椎などが鬱蒼と茂る美林であったと
いわれる。
しかし古来より持統天皇の藤原宮(694)元明天皇による平城京(710)
や聖武天皇による紫香楽宮(742)東大寺建立(743)といった都の建設、比叡山
延暦寺や三井寺等の巨大寺院の造営のための木材供給、さらに人々は、製鉄用
薪炭材の伐採や農地の肥料として木を伐り落葉落枝や下草を奪う。石材の産出等
が行われ、森林の伐採が絶えず、そこへ戦火で山火事も発生した。
緑を失うと雨で
土砂が流失する。花崗岩という再生力の弱い地質も手伝って、草の生える余裕もな
くなって、田上山一帯は江戸時代の後期にはすでに禿山と化していた。

      (上述の解説: ウオーターステーション琵琶のHPより)   



             今日もご覧下さいましてありがとうございました



 


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Kennyの神社参拝: 第五回目ー後半

2016-09-18 09:18:44 | 5爺:野洲市の神社参拝

 4人の爺さん、自転車を漕いで  
         神社参り:第五回目 その後半         
               野洲市(滋賀県)のお宮さん参り  
        後半も祭神に触れます

                  Kennyの滋賀から情報発信   
                 (この日記の掲載期間:9月23日~9月29日

祭 神
三上山の
山頂で他府県からの登山客に御上神社の祭神を訊ね
られました。 
しかし私、とっさにはお答え
出来なかったんです。

一時期、御上神社の神様くらいは覚えておこうと、暗記に努めてき
たのですが・・。 

以来それぞれの神社の祭神に少し興味を抱きまして、この神社参
りを機会に前回に続き今回もネット検索、以下に掲載した次第です。


(祭神の詳細は、ウィキペディア、その他のところをクリックしてください)

生和(いくわ)神社
  主祭神 
生和兵庫介藤原忠重公  
(藤原鎌足の末孫)
                       
 滋賀県神社庁のHP
 
土安(てやす)神社
              童子命、瀬尾兼康命  (祇王井川開拓の神)

      
                                 現地案内板  (赤い線は私の追記)
      
 「祇王井川」 は当ブログの前半(先週)、屋棟神社で触れました

野上神社  譽田別尊 (ホンダワケノミコト)
                            
滋賀県神社庁のHPでは八幡神社となっています。
               住所、写真で見る本殿や境内
野上神社と全く同
              じです。合祀  されたのかな? 
         野上神社 譽田別尊については 
滋賀県神社庁

                  

さて、いつもの出発前の風景です、ちょっと一服!

                側壁に銅鐸の絵 背後に三上山の山容を 団地の道路から

私達の町、野洲市は日本一大きな銅鐸134.7センチ)が発掘された
所です。 そして銅鐸が出てきた数(発掘数24個)でも日本有数です。
             (ご参考:一番は島根県加茂岩倉遺跡の39個だったか?)

弥生時代のお話です。  お米が伝来し、米は今の貨幣と同じ存在、
その結果豪族が生まれ祭祀に権力の象徴として銅鐸を使いました。

上の写真は側壁に彫られたその銅鐸と農耕、その当時の様子を表
わしています。

ここは団地の中で三上山を眺める好きなポイントの一つなんです。
その一角に東屋があります。 そこが4爺の集合場所です。



                    その東屋で打ち合わせ  全員ママチャリです 
                     今日はYASさんがお休みで3爺です

では出発です

          野洲市はまだまだこうした長閑な田園地帯が大部分で嬉しいですね


生和(いくわ)神社 (冨波乙)


平安時代中期に冨波一の沢の大蛇を退治し住民の窮地を救った
と言われている生和兵庫介藤原忠重を徳として祭っています。 


              
   檜皮葺本殿は 重要文化財 に指定

 
                  
さすがに時代を感じる手水舎、狛犬


土安(てやす)神社 (永原)
土安の名前の由来は、野洲の土地と住民が 安泰して暮らせるように
とこのような名前に名づけられたそうです。



このお宮さん、もうひとつ分かりにくいのです、私には。 で下に案内
版を掲げました。



今から800年ほど前、平清盛に仕えていた祇王と妓女の姉妹に由
来し、祭神は上に掲げる案内板の通り祇王井川の工事が蹉跌(挫折)
しかけた時に夢に現れた童子だとか。 確かに近くに祇王井川と童子
川も流れています。




                     TAMさん(右)、KAKさん    お賽銭を納めてお祈りを



 
野上神社  (上屋)
ちょっと迷い、惑いました。確かに神社ですが、社名を示すものが見当た
りません。でも地図と、住所から「野上神社」としか考えられません。ネット
ではなかなか出て来なくて、滋賀県神社庁のHPで検索すると「八幡神社」
、となっています。
上屋自治会館の向いも間違いなく、ここを野上神社とし
ます。 二社が合祀されたのでしょうか。



               社名(神社の名称)がみつかりません
                                         みんなで探しましたが


                            このかまどみたいなのはなんだ?

私のふるさとの神社では毎年春先か、神事があり大きな鉄鍋
に湯を沸かし、神主さんが笹の葉っぱ(確か)でそのお湯を参拝
者に降りかけるように祝詞をあげていました。 ここも黒い煤が
付いていたので、同じような 神事のかまどではないでしょうか。

      
                  滋賀県神社庁のHPに八幡神社として掲載の境内の写真
                               

                           

          今日もご覧下さいましてありがとうございました

                                  *********

                   番外
                三上山から下山して

 
                     
 彼岸花が咲きはじめました
 早速アゲハが朝ごはんの最中でした。私に多少は警戒の様子
 ですが、直ぐ傍まで、それもガサゴソと音を立てない限り食事に
 集中でした。


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Kennyの神社参拝: 第5回目ー前半

2016-09-12 09:08:06 | 5爺:野洲市の神社参拝

  4人の爺さん自転車を漕いで  
       神社参り:第五回目 その前半         
                 野洲市(滋賀県)
のお宮さん参り  
          ところで、祭神は ?

                     Kennyの滋賀から情報発信   
                    (この日記の掲載期間:9月16日~9月22日

ある日、三上山の
山頂で、麓近くに見える ”あの杜はなんですか?”と他府県から
の登山者から聞かれました。 御上神社で、官幣中社(旧社格)云々、
と言ったもんですから、祭神は? と話が続きます。私、何度も暗
記を心がけてきましたが、
どうしても覚えられず、です。 官幣・・・
なんて言わなきゃいいもんをね(笑)。

因みに主祭神は天之御影命(あめのみかげのみこと)です。 ウィキペデア

そこで今回ちょっと ”祭神” に触れてみました
(祭神の詳細は、ウィキペディア のところをクリックしてください)

屋棟神社
  高皇産霊神 (タミミスビノカミ)    
ウィキペディア

貴布禰神社
 高龗神タカオカミノカミ)        ウィキペディア

妻之神社
 仲哀天皇(チュウアイテンノウ)  ウィキペディア
 息長帯毘売命・神功皇后(オキナガタラシヒメノミコト・
                    ジングウコウゴウ  ウィキペディア       
菅原神社
 菅原道真       
ウィキペディア
 菅原淳茂卿  ウィキペディア

 度會春彦公  ウィキペディア
 島田忠臣公  ウィキペディア

祭神の詳細を、ウィキペディア でとお預けしましたのは、日本神話、
古事記、日本書紀と私の手に負えません。 悪しからず・・、です。
m(_ _)m

さて、いつもの出発前の風景です

                          団地の中を走るアンダーパス

団地内にあるこの橋の上も、私の三上山を眺める好きなポイント
の一つなんです。その傍に東屋があります。そこが集合場所です。



          その東屋で、今日のコース設定です。 今日はYASさんがお休みで3爺です

では出発です



屋棟神社(やむね)
 (永原  集落の名称 以下同じ





                                     手水舎  龍
も亀もいませんね


                                           神社内を流れる 祇王井川

この神社には、祇王井川が流れています。今の野洲市で生まれた
白拍子、祇王、妓女が平清盛に嘆願して引いて貰った川と地元で
は言い伝えられています。 この直線、直角に折れる川、少なくとも
人工の川に間違いないですね。




 

 
貴布禰神社 (きぶね 中北)




 
 ここの手水舎もシンプルです

 
         口を結んだ狛犬                     狛犬の口 紅が

      
妻之神社 (五之里)



                                   手水舎 この神社亀とか龍がいないです

 
              この神社の狛犬も先の貴布禰神社と同じ表情、紅も着けています


菅原神社 (永原)




 
          御神木の切り株

この切り株、徳川家康より建材の役を免除された御神木。  老齢で
枯渇、永年に亘る神社への寄与に感謝して展示。



                           菅原道真、牛とくれば・・・、KAKさん照れながら・・・

牛の頭に触れ、そして自身の頭に触れると、頭が良くなる。 時既
に遅し、と笑いながら3爺はやってしまいました。
 
火渡り神事(ひわたりしんじ)が有名ですね
この神事は毎年2月25日だったと思います。年によっては小雪が
舞う寒い日でも、この神社の火渡りは先ず宮司さんの行水で始ま
り、だれでも消し炭状態(といってもまだ赤く火の残った部分も見え
ています)の上を歩く業です。 


      
            公益社団法人びわこビジターズビューローHPのより拝借


        今日もご覧下さいましてありがとうございました
              
    次週、その後半をUPします。スペースの関係で二回の日記としました

 


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Kennyの山歩き:あやかりたい人生の大先輩

2016-09-06 11:44:14 | 三上山

       祝 三上山登山 3000回
          御歳 83歳の好々爺、Mさん
      この度、三上山登山3000回を達成されました

Mさんの今
御歳、83歳
、更に登山回数を積みあげておられます。最近は、
月に10の三上山という目標を立て確実に実行されています。 

登山コース、休憩ポイントを決め、コースタイムもきちっと記録
され、本人の弁では無理のない登山。とはいっても10歳以上も
若い私からみても、それって立派なアベレージ登山者の登山や
ないですか、といいたくなります。


                  83歳のMさん  絶妙のバランスでこの岩場をさっそうと!!

写真ではうまく表現できませんが、ここもかなりの急勾配なん
です、しかも岩場。


                           収穫の時期を迎えました  それを見守る三上山                             
                         
 標高432m 滋賀県野洲市 近江富士 とも称されます

Mさんの日記、前半の部分の引用です
今日は5月9日、平成23年から毎年120回の登山を続けている。
朝7時58分、
車を娘が使うので自転車で登山口駐車場まで行く。
家から大体30分。 Kさん(実際は本名で。以下同じ)の自転車の横に
駐輪。Nさんのバイクがあり他に車は4~5台、見覚えのある車
はない。

いつもの女山の方から登る。 Kさんが降りてくるのに出会う。何
もの挨拶と労いの言葉を交わす。 登山をしながら色んなこと
を考える。コシアブラの木は、クチナシの花は、鳴いている鳥は
何、などと。 200mも登ると休みたくなり足が動かなくなる。癖に
なっているというか、いつも小休止する場所だ。 因みに70歳位
までは休憩したことはなかった。

休憩後、60~70歳位の女の人が降りてくるのに出会う。”

さん?”
 と。 昔は一緒によく登っていた人だった。 一ヶ月10回
登っているというと、私も頑張りますと言って別れた。 (後半に続く)


                         ある日、ご一緒させていただいたとき  

3000回の達成と今回のブログ
7月23日(2016年)に3000回になりましたと。 ある日、ところ
でもう3000回はとっくに超えましたか?とお聞きした時のこと
です。

ならば ”
再度” 特集させて下さい とお願いした次第です。 前回
の特集は2012年でした。 その時、2010年には2000回を超
えたとお聞きしています。 従い、この6年間で1000回近く登っ
ておられる事になり
ますね。

因みに、私Kennyはこの10年で、600回を超えたばかりで、三
上山仲間ではひよこ、ハナタレ小僧ですよ(笑)


                       第一回目の休憩ポイント  ほんの小休止、お座りにはならず

                         
                                        姥の懐の超急登コースを難なく


                               決まった休憩ポイントで汗をぬぐいます

 
           常連の三上山仲間と挨拶を、流石にお顔が広いです  


                         この急な坂をどんどん下っていかれます    


                                 継続は力、の模範ではないですか!


                      下山後、平坦な道を歩く早さといったら! 
                 私も平坦なら・・、でもこれ以上はごめんです


三上山仲間&ご家族と



                             下山してきた三上山仲間と言葉を交わされます

好々爺
と書けばもう説明はいりませんが、広辞苑で一応確認し
ました(笑) 「人のよい老人、にこにこしたやさしそうな老人」  
”今日、
Mさん来てはったよ” と、時に三上山仲間の話題に。


                              3000回を祝って、娘さんご夫妻が一緒に記念登山を

声は聞こえていませんが、”無理するなよ” なんて若者夫婦を案
じておられるのではないでしょうか。 お二の歩き方ではとても・・・
(失礼)


Mさんの日記の後半、部分引用
女山からの頂上へは2ルートあり急登を登る。5分の時間短縮が
出来る。
今日は1時間以上かかる。70歳までは45分前後だった。
登頂して先ず祠 (注釈:御上神社の奥宮) に手を合わし
誰かいないか
探す。

Tさんが上がってきた。20何年来の山友で御嶽、白山など多くの
山を一緒してもらった仲
である。丁度その時Nさんが下ってきて、
もう一度登ろうと。(注釈:Mさんが登山口近くまで下山したところで二人に出
会い、彼らからもう一度登ろうと促され、の意味)んとか行けそうで登る
ことになった。下山の男山でK女史
も一緒になり4人で下山と、良
い思いでの1日となる。

現在常連が20人程いる。 私が登り始めて40年。 当時の常連
は一人も見かけない。 現在登っている常連の人は今までの人と
は根性が違うように見える。
駐車場で次回を誓い家路につく。何
となく心地よい疲れと達成感を覚える一日であった。  今日で
2,976回の
頂。 83歳3ヶ月   平成26年5月9日
(スペースの関係で日記の一部を省略、文章の一部を短くさせて頂きました)


          54歳頃のMさん、運動の為歩いて出勤  背後に三上山

Mさんについて
昭和46年に転勤で鹿児島県から滋賀県に。 昭和47年1月、会
社の友に誘われて三上山に初登山をしたそうです。以来、清掃登
山、運動を兼ねてこの山に登るようになったとお話になります。
 

家庭菜園、グランドゴルフ、カラオケなどなど、ご趣味も多彩な優し
いおじーちゃんです。

Mさんと私
約10年前、三上山に登りだして、初めて言葉を交わしたのがM
さんでした。 それまでにお会いした方とも会釈程度はありまし
たが、それをきっかけに現在の三上山登山の仲間に入れて頂き
ました。

今回のブログ
今回で二回目です。Mさんにお祝いと敬意を表し、そして自分の
ためにもこの記録を残しておきたい。幾つになっても目標を持っ
て、特に運動、身体を鍛えておればこんなに元気で活躍ができ
るのだという、私もあやかりたいとの一心で取り上げました。 

併せて、Mさんのこんな山歩きもあるよ、と私のブログを訪問
下さる皆様にお伝えしたかったからです。

お礼と共に
最後に、Mさんにとって三上山の登山回数が主の目的ではなく、
今は月に10回は三上山に登ることを続ける、このことが三上
山登山の目的ではないかと思います。今回達成の3000回は
その継続の結果ではないでしょうか。 

Mさんから日記や30年ほど年前の写真をお借りするなど、私の
お願いを快くお聞き頂き、厚くお礼申しあげます。

                 ご参考
                             

      Mさんについて前回(2012年)取り上げたブログ
                         この上をクリックしてください

 

      今日もご覧くださいましてありがとうございました

 

 

 


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Kennyの山歩き:御在所岳

2016-09-02 14:14:43 | 登山・ハイキング

      御在所岳
    歩き甲斐のある一ノ谷新道
              &  今日のもう一つの話題

    この山の大木かわいそう
          (この日記の掲載期間:9月2日~9月8日)

大気の状態が不安定・・、なので御在所岳のご厄介に
8月の初のこと。高峰を縦走の計画が、天気予報はさらにあと数日の
悪天候を伝える。梅雨は明けたが2000m、3000mの山では私には
手に負えず、延期に。ならば近場で。御在所岳に結構タフなコース
あると聞く。でー、天気の具合を見て、この日に挑戦です。


                       麓の駐車場から御在所岳を見上げます   山頂にはガスが
                              白く見える鉄塔は、御在所岳ロープウェイの支柱       

滋賀県から鈴鹿スカイラインを三重県側に向います。武平峠のトンネル
をくぐり峠を下ること10分ほど。今回選択の登山道駐車場に到着です。

結構タフな登山道でした


                  登山口から山頂まで2時間強、最後まで悪路、急坂  この通り

たまにはこんな急坂登山もええやないかと、頑張って、でも余裕で登り
きりました。  日頃の登山の山、三上山に感謝です。

大木の根っこの土が流れてしまい、この山の樹木もかいわいそう


                           
いつまでこの ” しがみつき ” を
我慢できるのだろうか?


                                               上の写真は三上山です  
                            御在所
岳と同じ光景が三上山 (滋賀県野洲市)にも

毎週何度か登る我が町の三上山。 御在所岳と共通する部分があり
ます。大丈夫かい?  との思いで普段は使わない別の登山道にある
この大木を時々訪ねています。


                                     御在所岳  もう一枚 やせ尾根にこの根っこ群

なぜ、こんなかわいそうな姿に? 
両方の山は共に巨岩の集まりかと思えるほど大きな岩が露出している
山です。その上、共通するのが花崗岩、風化を受けた花崗岩はもろく
なっているそうです
。 そのため根元の土が流されこんな事になります。

     
                            花崗岩の典型です
                        岩の表面が滑らかになっています


三上山の土は、この御在所よりも少し粘り気があるようですが、
とはいっても流され易さは変わらないのだと思います。

ついでながら、滋賀県南部には天井川が何本もありますが、これは
鈴鹿山系から流れた出た砂の堆積による現象だと聞いたことがあり
ます。

(ご参考)  天井川は流れ来る土が川底に溜まりだんだん川底が持ち上がります。
       そこで底に溜まる土を浚渫(しゅんせつ)、昔は人海戦術で
両岸に積み
       あげるものの、川底と堤が徐々に上昇して出来た川のことだそうです。


御在所登
山、登山道

今回の登山ルート:一ノ谷新道

                         一ノ谷新道を登りました

この一ノ谷新道は、後で得た情報では、御在所岳の登山道では最も急
で、その分、短距離だそうです。

アクセス
 
        鈴鹿スカイライン、武平峠            峠を越えると三重県菰野町(こものちょう)

 
                予定の中登山道は山頂付近で崩落があり、登山道が閉鎖
 
鈴鹿の山々では崩落した跡が沢山あります。武平峠からのコース、
鎌ヶの山頂部の崩落現場は見ているだけで怖さを感じます。
      

では出発です:8時20分

                    一ノ谷新道登山口
             
中登山道 から道路を武平峠へ30m程の事務所、売店の所


                                            いきなりの直登です

 

                        見晴らし台 といっても樹木で展望はありません

       
                                    急な岩場登りです


                                    むき出しの根っこを足場に尾根を直登です

 
                       
     ところどころにロープや梯子が設けられています


                       根っこを伝って登るしかありません
                          根は地面から70,80cmの高さを宙ぶらりんです


                                   鷹見岩           5m? もっと?

 
               ロープウェイと山頂付近の奇岩が見えてきました。 山頂近し


御在所岳山頂到着:10時20分 2時間で登頂


                         山頂部はスキー場、スキーゲレンデです  前方の山はゴンドラ駅


                    観光客に混じってバックパック登山者も


                                  大気の状態が非常に不安定・・・、山頂からの展望

   

             今日もご覧くださいましてありがとうございました


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