ツキノウエ on the moon

なんとなく日記

Leopardへの移行~ユーザID問題解決編

2007-11-06 00:24:36 | Mac
さて、ユーザIDがG5と異なってしまったMacBookちゃんですが、なんとか回復したみたいです。
以下に事の顛末を。

まず試したのが、システム環境設定のアカウントの詳細オプション(アカウントを右クリック。Leopardからの機能)を開いて、ユーザID、グループIDを修正してみました。
これ、『警告 アカウントがログイン出来なくなることがあります』という警告があるだけにかなりドキドキもの。
修正後、再起動したら復活、、、とはいかなかった。
ログインは出来たけど、画面はアカウント追加時のもの(例の派手なオーロラ画面)だし、ユーザ直下の書類フォルダなどがアクセス出来ない状態。
さすが警告してるだけの事はある。
あわてて再度アカウントの詳細オプションで元に戻す。
これもやはりドキドキものです。
今度は無事元の502状態に復帰。(無事って状態じゃないけどね)

こうなると後はUNIXコマンドでなんとかするしかないかぁ、と調査。
"nicl . -create /users/xxxx uid 501"
ってのでユーザIDを変更出来るらしい。
んが、しかし、"nicl"はNetInfoがらみのコマンドらしく、NetInfo無くなったLeopardでは使えない事が発覚。
えぇ~、とまた調査。
お、なんか"dscl"コマンドで出来そう。
久しぶりに"man"とか使ってコマンドのオプションやら眺める。
結論としては

"dscl . -change /users/xxxx UniqueID 502 501"
"dscl . -change /users/xxxx PrimaryGroupID 502 20"

これでユーザIDとグループID(ありゃ?ユニークIDだったのか、、、)を変更完了。
あ、当然ルートで入ります。
(Leopardから、ルートユーザを有効にする方法がディレクトリユーティリティの編集メニューに変更になってます。)
ちなみにPrimaryGroupIDを20(staff)にしているのは、Leopardに合わせるため。
TigerだとグループIDはユーザIDと同じものになるんだけど、なぜかLeopardで新規アカウント追加した場合は20(staff)になるので、何となくそれに合わせてみた。

あとは502だったファイルのオーナーを変更。

"find / -xdev -user 502 -exec chown xxxx:staff {} \;"

これでG5とファイル共有してもちゃんとコピー出来るようになりました。
いま、ふと気付いたけど、最初のアカウントの詳細オプションでの変更時にTerminalでオーナー変更すればよかったのかも、思った。すでに確かめるすべはないけど。

ふぅ~、疲れた。
けどいい経験になりましたよ、ハイ。
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Leopardへの移行~ユーザID問題

2007-11-03 01:15:43 | Mac
さて、Leopardを意気揚々とインストールしたわけですが、件のユーザ移行方法では問題があることが発覚。

うちのMacには私のアカウントが管理者権限で作成されています。
そこで新規にLeopardをインストールしたMacBookとTigerのままのG5とをそのアカウントでファイル共有しました。
そしてファイルをコピーしようとすると、
『いくつかの項目に対して十分なアクセス権がないので、操作は完了できません。』
そのファイル自体はインターネット経由で友人のマシンからファイル共有で落としたファイルだったので、『パーミッションの問題かな~』とチェックしたところ、特に問題なく自分のアカウントで読み書き出来る設定でした。
???と思いつつ友人O君からのアドバイスで発覚したのは、
同じユーザ名だけど、ユーザIDが違うという状態だと云う事。

前回、TigerからLeopardへユーザ移行するのに、外付けHDDへtempというアカウントでOSをインストール後、”ユーザ移行アシスタント"を使用して自分のアカウントを移行しました。
そこで自分のアカウントのユーザIDだった"501"がtempアカウントに使われたため、"ユーザ移行アシスタント"で移行した際にはユーザIDが"502"となってしまったんです。
そのため、上記のようにMacBookとG5とでユーザ名は同じだけどユーザIDは別、と言う現象になってしまい、ファイルコピーが出来なくなってしまうと云う非常に不便な状態に。。。
紛らわしいので断っておきますがこれは新OS Leopardの不具合と云うものではありません。
UNIXベース故の問題なんでしょうかね。
それにしてもMac OS X自体がUNIXのそういった内面をところどころに覗かせたまま、と云うのは前からなんとかしてもらえないかなぁ、と思ってた部分です。

で、"ユーザ移行アシスタント"はOSインストール時に使わんとダメなんだな~、と諦めてMacBookのHDDを丸々バックアップして(以前のバックアップ元は既に消しちゃった、、、)、OS再インストールして今度はちゃんと"ようこそ"の段階でユーザ移行を実施。
無事完了、、、と思いきや、なんとユーザIDは"502"のまま!!
そりゃそうだ!もともとのユーザIDがtempに使われていたから新規ユーザIDにしてくれただけで、
使われてない"502"ユーザIDならそのまま移行されちゃう訳だ。
ありがとう!"移行アシスタント"さん!(涙)

次回、解決編につづく、、、いや、まだ解決してないんだけどね、、、
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