ツキノウエ on the moon

なんとなく日記

iTunes 9.0、ホームシェアリングのその後

2010-03-30 00:03:06 | Mac
以前書いたiTunesのホームシェアリングですが、発表時に狂喜し、直後に号泣しておりました。

その後iMacパープルが引退、リビングのiTunes用マシンはMacBookとなりホームシェアリングで楽に楽曲の共有が出来ている、、はずでした。
ところが、「ライブラリに見つからない項目」で差分を取込むときに全部選択してほいやっと取込むと、、、やっぱりスレッドで取込むらしく、曲順がトラック順(最初に取込んだ順番)ではなくファイルがコピーされた(共有先のiTunesに取込んだ)順番になってしまいます。

残念。。。

結局、いまは「ライブラリに見つからない項目」の一覧から一つずつ順番に取込んでいます。
まぁ、それでも以前やっていた作業よりはラクチンなんですが、たまにごそっとリッピングした時はなかなか骨が折れます。

んー、惜しいですね。

(なんでいまさらそんな話かというと、意外とホームシェアリングでここを訪れる人がいるようで、事の顛末を書いていないってのはなんだか申し訳ない気分になったからでした。。)
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春っぽい。

2010-03-28 20:53:08 | デジカメ
先週の三連休最期の日はCR-Z試乗した後、そのまま千葉市花の美術館まで足を伸ばしました。
GF1でちゃんと撮影のために出掛けるのは初の事です。

花の美術館は稲毛海浜公園に隣接しているので、これまでにも何回か訪問してはいますが、この時期ははじめてかな?
バラにはまだ早いし、屋外はぱっとしないかなぁと思ったらそんな事も無く、いろいろと咲いておりました。(花に詳しい母がいれば良かったけど)花を撮るのは好きなのですが、名前はさっぱりなのでどんな花が?と言われると、、、
   

ちなみに花の美術館の屋外展示は無料で見る事が出来ます。この日はなにやらキヤノンのデジタル一眼を下げた人たちがわらわらといて、「なにごと?」と思ったんですが、皆さん同じキヤノンのカメラだったし、名札着けてらしたので、どうやらカメラ雑誌のキャンペーンかなにかの様でした。

さて、屋内は大人200円の入園料で閲覧出来ます。
さすがに無料の屋外とはたった200円とはいえやる気度が違います。俄然、鼻息が荒くなります。
   

しかし今までのコンデジ リコーGX100とはやはり勝手が違います。
リコーと云えば1cmマクロですが、GF1ではそんな事出来ません。主に20mmをメインで撮っていたのですが、つい近付きすぎちゃいます。
   

今回、マニュアルフォーカスも使ってみましたが、フォーカスリング回すと中央部分が拡大表示されるので、意外とピント合わせがしやすくて、『おー、マニュアルも楽しいねぇ』という気分になります。これまであまり使う機会の無かった機能ですが、今回の花の撮影では小さく細い被写体の場合にオートフォーカスがうまく合わず、多用する事になりました。
   

小さいボディはやはりいいです。
草むらにカメラを突っ込んで適当に当たりを付けてってのをGX100でもよくやっていたんですが、GF1のサイズならまだなんとかやれます。これが通常のデジタル一眼だと厳しいところ。
ローアングルからの撮影にEVFを使いたいところなんですが、GF1のEVFはGX100と同じ20万画素らしいのですが、どうにもGX100よりも表示が小さい気がして購入してません。なまじE-P2の144万画素EVFがあるので余計に1万円以上の価値が見いだせません。EVF好きなだけに残念なところ。
  

こうやって実際に花など撮影してみると、俄然マクロレンズが欲しくなってきます。。
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8、、、パンケーキセット購入価格以上の価格。
なんとも悩ましい限りです。



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CR-Zに乗って来た。

2010-03-24 00:42:30 | クルマ
遅ればせながら、ホンダ CR-Zに試乗してきました。
同じくホンダのシビハイちゃんに乗る身としては、インサイトに次ぐ弟分なわけですが、今回の弟は随分とやんちゃです。

次男インサイトは『ハイブリッドカーの普及』という指名のため、フィットベースで安価にというキャラクターですが、三男CR-Zは『ハイブリッドでスポーツ』という今までは相反するものとして語られて来たものへの挑戦と云う、実にホンダらしい位置づけの車です。

さて、ディーラーへ11時くらいに到着。
店内にCR-Zを発見。いつもの営業マンが早速現れ、『乗ります?』との事なので、わざわざ店内から出してもらって試乗させてもらいました。(まぁ、そのつもりで行ってますからね。)
ボディカラーは新色のダークピューター・メタリック。微妙に緑が入ったダークグレーです。カタログや雑誌で見るよりいい色。個人的には同じく新色のホライゾンターコイズ・パールが気になっていたけど、これも渋くていい。(いつかはオレンジのスポーツカーという夢があるんですが、CR-Zのオレンジは既存色のブリリアントオレンジ・メタリック。もうちょっと濃いオレンジだとツボなんですが。)


まずはエクステリアから。
あー、雑誌で見るよりカッコいいですねぇ。雑誌なんかの写真は割とローアングルなので、水平横長のヘッドライトがちょっとつまらないなぁと思ってたんですが、人の目線から眺めると独特のフロントグリルと相まってなかなか精悍です。
フロントウィンドウの丸さもなかなかすごいものがあります。
サイドビューも5ナンバーサイズに収めるのにかつかつで大胆なデザインの出来なかったインサイトと違いウェッジの効いた綺麗なラインがボディの引き締まった感じをうまく表わしてます。またお尻周りが実にそそられます。リアフェンダー周りから三角テールランプへのボリューム感、凸状になったリアガラスとリアエンドあたりも実に色っぽいです。フロントよりリアがいい。
   

ユーロCIVIC TypeRの時と同じく、バターになるくらい周りをぐるぐる回った後、シートに身体を収めると、やはり着座位置が低い。まぁ、それでも昔のCR-Xやシルビアやらに比べると高いですけどね。キーシリンダーのノブをひとつ回して火を灯すとメータパネル中心部のタコメータの刻み部分だけがぼぅっと青く光り、もう一つ回すと警告灯含め全ランプが光り、タコメータの針が一度MAX8000回転のところまで上がった後、0回転まで戻る、というイカす演出。速度計はど真ん中に浮いた感じでデジタル表示される。インサイト同様エコドライブ状況を表示するアンビエントメーターがあって、なかなか近未来感のあるメータパネルでカッコいいです。
空調ダイヤルがハンドルの左側、ドライバー寄りに配置されているあたりもスポーツカーらしいデザイン。また、この空調ダイヤルのクルクルがオーディオ機器のジョグダイヤルっぽくていいですね。反面ところどころに使われている光沢プラスチックがすぐ傷つきそうで×。
後ろは、、、もう席じゃないですね。試しに座ってみましたが、体育座りみたいに膝を抱えて、かつ頭が天井に当たっちゃうので首を常に傾げてないとダメ。数kmどころか、まず大人が座れるもんじゃありません。そういう車じゃないんで諦めましょう。
内装はやはりシビハイちゃん以下、インサイト以上って感じです。手が触れるところは大抵プラスチックの硬いパーツだし、ドアパネル部にファブリックがあしらってありますが障り心地がいいと云うものでもなく、そこらへんはやはりシビハイちゃんのアルカンターラには負けてしまいます。一年後のマイナーチェンジとかでまたアルカンターラ仕様とか出して販売のてこ入れするんじゃないかな。
あと、インサイトもそうでしたが、ナビの収まりが非常に悪いです。逆台形のパネル部分にバランス悪くはめられた2DINサイズのナビはまったくイケてません。もし買うなら絶対ラジオ付きCDプレーヤーにしますね。そんでナビはハンディサイズのをインパネ上部の蓋付きポケットにうまくはめます。つーか、それくらいの事して欲しかったよ。まぁ、グローバル展開するCR-Zでは日本以外ではカーナビよりもラジオ付きCDプレーヤーの方がメインですからね。ここらへん、マツダのデミオも然りだったっけ。

インテリアも一通り眺めた後、いざ試乗へ。
CR-ZはドライブモードがECON、ノーマル、スポーツと3つあります。
まずはECONで走りましたが、シビハイよりも低速トルクがあるので走り出しも十分な感じ。ちょっと渋滞気味な国道を走っていて気づいたのは、シビハイだったら40km程度のスピードの場合に全気筒休止でモーターのみで走る様な状態でも、CR-Zはそうなっている感じがしなかった事。後でカタログ良く見たら全気筒休止モードが無いんですね。これあると燃費向上するけどCR-Zの場合はよりスポーティな味付けとするためらしい。まぁ、正解ですね。
  
(写真は左からCR-Z、シビハイ、インサイト。)
シビハイではハンドル奥にタコメータ+その他、その上にちょっと離れて速度計+瞬間燃費計があるんですが、CR-Zは真ん中に速度計とタコメータ、左にバッテリーチャージ+パワーアシスト計、右に瞬間燃費計となっているので、走行中にバッテリーチャージやパワーアシスト、瞬間燃費を気にする余裕はありません。アンビエントメーターも青から緑(緑がエコ)なのでもうちょっとわかりやすい色(黄から緑とか)にしてもらわないと気づけません。これもやはりそういうことあまり気にせずに楽しむ車という考えでしょうか。
まぁ、瞬間燃費が伸びる走り方ってのは乗ってるうちに身体と云うか、足がおぼえるのでそんなに気にするほどじゃないでしょう。

続いてちょっと空いている道に入り、ノーマルでアクセル踏む。シビハイに乗り始めてから基本エコラン、たまにやんちゃって走り方しかして無いんでノーマルでも随分とパワフルですね。
調子に乗ってスポーツモードへ。スポートモードだとアンビエントメーターも赤に。いっそ今まで青表示だったものすべてが赤表示になればいいのに。
アクセル踏むと一気に加速。あー、この感じはシビハイでは無理。正直すごく楽しい。
それと足回りが実に安定してていいです。以前試乗したフィットは足回りのふにゃふにゃ感が好きになれなかったし(結果、シビハイに辿り着いたんですが)、インサイトもやはりひょこひょこした印象だったけど、CR-Zはなんかタイヤ4本が常に道に張り付いている様な安心感のある感じです。ちょっとした轍を越えた時もフィットやインサイトはその反動がちょっと残る感じですが、CR-Zはすっと消える感じ。ハンドリングもスポーツだと実にクィッキー。(後でカタログ見て知ったんですが、スポーツモードの場合電子制御でそういったハンドリングになるらしい。)
サーキット走行とかランエボ、インプレッサとガチンコってのは到底厳しい話だし、そういう車に乗られてる方からすると物足りないかもしれないけど、そこまでバリバリのスポーツ走行じゃなく、ちょっと遠出した時にワインディングで楽しむ、といった事は十分可能な車だと思う。(あくまでも素人の感想なのであまり突っ込まないように。)

最後はシビハイちゃんと記念撮影。
 
乗っちゃったら、正直すごく欲しくなっちゃった車です。
後部座席の居住性が十分だったら、シビハイを下取りに、、、なんて外道な考えもあったんですが、子供らがいるうちは無理かなぁ。子供が家を出て、嫁さんとちぃだけって事になったら欲しいなぁ、なんてね。
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実はデジタル一眼を買っていた。

2010-03-20 23:49:56 | デジカメ
さて、デジタル一眼が欲しい病は年を越しても直らず、どんどん重くなりました。
むー、ペンタックス K-xにするか、はたまたオリンパス E-P1の後継機E-P2にするか、いやいっそ一眼はやめてとことんリコーマニアとしてGXRにするか。
ほんと悩んでおりました。

ペンタックスK-xは一眼としては小柄なボディ、軽快な操作感や連写性能と、基本性能のしっかりしたカメラで、エントリーモデルとしては十分な性能です。
ただ、小柄とはいえ普段使いのカバン(今は普通のビジネス用革カバン使ってます。内側底部の幅は十数センチってところか?)に入れて持ち歩くにはでかいです。常にカバンに潜ませる。それも条件の一つだったので。
それと、ボディカラーをいろいろとチョイス出来るのは非常にそそられるものがあったんですが、如何せんどうもペンタックスの色のチョイスが微妙で個人的に『この色が欲しい!』というのが無かったのも敗因の一つ。強いて選ぶとネイビーのボディに赤いグリップかな?(ネイビーが艶消し、赤がもっと原色に近いビビッドな赤だったらもっとベター)
ペンタの単焦点レンズや*レンズを買い漁る、と云う夢はあったんですが。。。

リコーGXRは一応GX100の系列。
そうなると当然気になるし、実際APS-Cサイズ素子のA12 50mmレンズの写りは素直にいいものだと思います。これも外付けビューファインダあるし、デザインも個人的には大好きです、男の子心をくすぐります。
値段に関して高すぎという意見もあるし、発売当初はオレも同様に思っていたんですが、実際のところボディ+S10 24-72mmレンズという構成であれば、当時GX100を買ったのと同じ値段なわけで、実はそんな高い訳ではないのです。A12だってデジタル一眼のそれなりのレンズであれば同じくらいの値段な訳ですし。
じゃ、なにが問題?となると、やはり将来性でしょうか。
つい最近ようやくCX3同等の望遠とAPS-Cの広角レンズの発売予定を発表しましたが、ボディ発売時から広角やら望遠を半年以内とかにリリースする、という事であればもうちょっと話は変わったかと思います。
いや、ほんと広角がもっと早く出るとわかっていれば、もうちょっと待ったかも、、、
(しかもキャッシュバック今頃始めやがって、、、)

オリンパスE-P2はE-P1を借りた際も好印象だったし、外付けビューファインダーがかなりいいものだったので、実は本命でした。
では?、、、オリンパスがE-P1ユーザを蔑ろにしたから、というところでしょうか。
物理的に無理な外付けビューファインダを着けろ、とはいいませんが、E-P2で追加になったアートフィルタ(ジオラマ、クロスプロセス)をファームウェア更新で対応してくれたっていいじゃないですか。リコーがファームウェア更新で機能追加をして購入後のユーザへのサービスも忘れない企業だったので、オリンパスにもその点を期待したのですが結局未だに対応せず、、、がっかりです。(リコーの場合、不具合修正での頻繁なファームウェア更新もあり、どうなの?って話もありますが、、)
廉価版のE-PL1に関しても機能的にE-P1,2に劣る部分があるのはしょうがないにしても、レンズキットにパンケーキが無いのはどうして?という気がします。この手のコンパクトなカメラが欲しい人なら確実にパンケーキが欲しいのに、別に買わなくちゃいけないなんて。それでいて宮崎あおいのCMはパンケーキレンズ着けたE-PL1だし。。。
それとダブルズームキットの望遠レンズはフォーサーズレンズ。オリンパス未だにマイクロフォーサーズレンズ二つしか出してないというやる気の無さが頂けない。


そんなこんなで、デジタル一眼欲しいけどどれがいいかわかんなくなっちゃった病のまま、近場のヨドバシカメラをうろちょろする日々を過ごしていたある日、カメラ売り場でふと目に入ったのがパナソニック LUMIX DMC-GF1です。
実はその時点でいつまで悩んでいてもしょうがないので、前述のような不満はあるもののオリンパスのE-P2にしちゃうか~という気分だったんです。E-P2を買うんだったら当然パンケーキと決めてはいましたが、同じマイクロフォーサーズのパナソニックの20mm/F1.7の方が明るくていいなと思ってました。ただこのレンズは単品で買うとヨドバシでは4.5万円もします。それが、本体+20mm/F1.7で6.7万円+ポイント20%、、、
『オリンパスがE-P2の後継機を出すまで、もしくはE-P2が値下がりするまでの場繋ぎに、、、』
というなんか間違った計算がオレの脳内に沸き立ったのは、ポイント換算後の値段を10秒くらいかけて暗算した直後でした。


で、購入から一ヶ月半。
パナソニックさん、見くびっててごめんなさい。
当初予定ではパンケーキレンズ残して本体を買取に出しちゃおうかとも思ってたんですが、想像以上にいいカメラですっかりE-P2買う気無くなっちゃいました。14-45mmの標準レンズもいつの間にか買っちゃってるし。つーか、パナソニックのマイクロフォーサーズレンズ全部欲しくなっちゃった、、、
   
   
購入直後は当然の如く、リコーとの操作感の違いに戸惑いました。
あと、ダイヤルが妙に硬くてまわしずらいのもちょっと閉口。最近は馴染んで来たのか、若干柔らかくなりましたが、それでもGX100のダイヤルがくるっくるっと設定を変えられるのに対して、GF1はごりっごりって感じ。(ダイヤルの刻みが少ないんですよね)

    
   
2月、3月もなかなか撮影のために出掛ける事も出来ずに勤務先の幕張をちょこちょこ撮るか、家でちぃちゃんを撮るくらい。
ようやく春っぽくあったかくなって来たので、とりあえず桜咲いたら撮りに行きたいですね。
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一角獣、来た。

2010-03-13 01:35:57 | アニメ
ガンダムユニコーンの第一巻『ユニコーンの日』、アマゾンさんから来てました。
最近、ずいぶん前にぽちっとした上、発売日をすっかり忘れてたものがひょっこり来て、家族への弁解に困ります。
『またアマゾンさんから何か来てますが、、、』
あ、はい、すいません。(何か忘れてるけど)オレです。

で、ユニコーンですね。
最近だと00あたりも大分楽しませてくれましたが(まだこれから映画もあるしね)、『やはりガンダムは宇宙世紀でしょ』という御仁は多いらしい。個人的には特にこだわりない(はず)んですが、確かに宇宙世紀は燃えますね。

実はユニコーンに関しては先月くらいまでに全10巻読破しました。
せっかくならアニメが出る前にと、息子に学校の図書館から借りて来てもらった。いやー、最近の学校の図書館は随分と充実してるのね。(実はスカイクロラなんかも同様に借りて来てもらった。)
ガンダムの小説ってーと富野御大の読みづらーい、なんかこう奥歯に氷挟んで話してるような何とも言えない文章がトラウマになっているので、心配だったんですが、もう断然読みやすかったです。
福井さんは今回初めてなんですがね。
で、思ってたのはユニコーンって恐らく作り手も見た人も誰もが消化不良おこしちゃう『F91』を福井さん的に焼き直しした作品なんじゃないのかなぁ、と。『F91』は当時『ガンダムの終焉』を真面目に考えるくらいオレを苦しめた作品で、実は福井さんもそうだったじゃないのかな、と。主人公二人が妙に『F91』と似てるのも単に安彦キャラだからと言うだけではないのでは、とか。
まぁそこらへんの話はガンダムなだけにいくらでもダラダラとし続けちゃうので止めるとして、実のところはマリーダとジンネマンにゾッコんでした。バナージやオードリーそっちのけで二人の行く末を追っかけてました。
もう後半、7、8、9巻は号泣しまくりでしたからね。ガンダムで泣かされたのは正直、初代最終回以来かもしれん。
その反面、生理的にどうよ?って描写があったのも確か。『公衆便所』とか普通に出て来ていいもんなのかって正直思った。つか、エロ漫画以外で初めて見たかもしれない。
あそこらへんはアニメ版はどうするつもりなのやら。。。

そんなこんなで、アニメも原作視点から見てどうよ?ってとこについつい目がいっちゃいます。

【さすがに尺が、、】
小説1巻と2巻3/4くらい分を60分ってのはかなり辛いですね。
当初、OVAじゃなくてTVでやった方がいいんじゃないの?と思ったくらい。
実際のところ、小説を読んでないうちの家族はかなりチンプンカンプンの様です。
まぁ、そもそもユニコーン自体がせめて初代、逆襲のシャアは押さえておかないと辛い話ですからね。
MSの系譜まで気にしたらそれこそ初代、Z、ZZ、逆シャアと全部見ないといかん。

【MSの描写が良好】
小説だと、宇宙空間でのMS戦が基本的に数km、近くても数十mレベルの今までのアニメのMS戦を知っているものからすると相当離れた距離での戦闘になっているんですが、アニメはさすがにそこまで離れてはいないものの、真っ正面からの接近戦でのスピード感など、うまく描写されていて素直に『カッコいいなぁ』と言えるものでした。
作画も実にしっかりしてて、やられ役の素のジェガンですらカッコいい。(いや、ジェガンは好きな機体です、あのストイックさが。)
ここは尺とは別に『やっぱりTVアニメとはクオリティ違うねぇ』と喜べる部分ですね。

【なんで喋らん?】
この第一話では後に重要な役どころとなるアルベルト、リディ、ダグザあたりも出て来てます。
ところがどっこい、一言も喋らない。せめてオードリー達との接触があったリディだけでも喋らせてもいいものなのに。
そういう演出なのかもしれんのですが、ちょっと見てて違和感が。

【音楽がいい!】
冒頭のクシャトリヤのファンネルで串刺しにされるジェガンのあたりや、クライマックスなんかのサントラはたまらんものがあります。話がよくわかってない家人もサントラのかっこよさに吊られて『なんだかよくわからないけど、カッコいい』というトランス状態に。
後々調べたら、澤野弘之さんというテレビドラマ『医龍』なんかの音楽もやってた人なんですね。あー、カッコいい訳だ。
ただ、wikiで見てたら楽曲提供に鈴村健一ってあったりして、『一体どんな時のどんな曲なんだらふ』という新たな疑問が生まれてしまった、、(エロイ人、教えて)

【マリーダが!】
たぶんね、そこにマリーダと云う存在があるだけで、なんでもオッケー状態が既に出来上がってたとは思うんですよ。
当初、クイン・マンサの進化系としてはイイ感じ(クイン・マンサ嫌いだったんだよね、頭がジオンぽく無くて)だけど、ちょっとぼってりしてて好きじゃないなぁと思ってたクシャトリヤも、マリーダの乗機と知るや『かっこいい!プラモ買うか?!』という人ですから。
だけど、まさか、マリーダの声がオレの大好きな月詠の甲斐田裕子さんだとは!(銀魂ですね。)
ゾッコンの上にマリーダがあの声で喋った時のオレの早鐘の如きハートビートときたら!
もういっそファンネルで撃ち殺して!そう!嬲るようにジワジワと!!


失礼しました。
第一話の雑感はそんな感じ。
今後に期待大な作品です。
確か全6話予定だと思ったけど、どう考えても足りないよなぁ。
ダカールあたりの話はいっそのことごっそり無くしてしまうくらいの覚悟がいる気がする。
で、第二話っていつなの?

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