ポジャギアートYangja-pang

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KBF報告7(作品展6)

2014-09-06 11:36:00 | KBF2014
ようやくたどり着いた最後の会場は、Papa Space Gallery.
ここで、刺繍の名匠、ユ・ヒスン氏の作品に出合うことができました。
そしてさらに、ユ・ヒスン氏ご自身にも!



一緒に何度か写真も撮らせていただいたのに、画像が1枚もないということは
たぶん、他の人のカメラに収まっているのでしょう。
もうこのあたりでは悩乱状態で、何が何だかわからなくなっています。
ユ・ヒスン氏は、ご存じ「Kの庭」のななさんの師匠でもいらっしゃいます。
6月に赤坂の「張家」で、ななさんが行われたデモンストレーションのお話をしたら
とても喜んでくださいましたよ~(*^_^*)

このギャラリーにはなぜか伝統と超モダンが混在していて
韓紙やJoomchi※を素材とした作品などが展示されていました。





こちらは壁ではなく、背の低い台の上に置く形で展示されていたもの。
すでにOverviewでも紹介されていましたが、これは、その一部なのかな?



紙を素材とした分野は、今後さらに発展していくことと思います。
でも、前回も展示されていた(らしい)韓紙のトゥルマギもあったりしましたから
展示となると、まだちょっと数が揃わないのかも……
個人的にはとても興味のある素材ですが、なにしろそこまで手が回らないっ!

……というわけで、おっそろしく駆け足ではありましたが
2014年度KBF“Bojagi & Beyond”作品展のご報告とさせていただきます。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

しか~し! KBF報告はまだ終わりません。
時々「小休止」を挟むかもしれませんが、
さらに「WS(柿渋染め)」「レクチャー」「番外」と、話は続きます。
気長にお付き合いのほど、お願いいたします(~_~;)


※“Joomchi”は「韓紙を使った伝統的な繊維およびその染色法」で、
韓紙を水に浸し、フェルトのように縮絨させることによって強化し、
布と同様の素材として使用するものです。
KBF主催者の1人であるJiyong Chung氏は、この分野のエキスパートであり
今回はレクチャーおよびワークショップも担当されました。
非常に興味深かったレクチャーの内容については、
後日また改めてご紹介しようと思います。




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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yangja)
2014-09-06 22:34:42
ななさま
ギャラリー全体の空気をぎゅっと引き締めるような、
小さくても、ものすごい引力をもつスポでしたね。
お目にかかれて本当によかった!
先生が、ジョージア オキーフをお好きと伺って
私もすっかり嬉しくなってしまいました。
今度お会いになった時には、是非是非よろしくお伝えくださいませ*\(^o^)/*
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Unknown (yangja)
2014-09-06 22:22:45
Junさま
KBFはポジャギのいかなる方向性も否定しませんが、
それだけに、伝統をしっかと踏まえておくことは大事だと思います。Chungie Lee氏のすごいところは、まさにその点なんですね。本当にいい経験でした。まあ、いろんな意味でハードルの高いイベントではありますが、ついていけるよう、努力していきたいです(*^_^*)
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Unknown (yangja)
2014-09-06 22:03:17
shivaさま、そうなんです。お目にかかれて光栄でした。
写真が見当たらないなが悔しいわ~_~;
Joomchiについては、今回なぜか漢字もハングル表記も記載されてないんです。昔はこの手法で紙を強化して、簡単な鎧まで作ったというから、名称はあったはずなんですけどね。もうちょっと調べて見ないと…。
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Unknown (なな)
2014-09-06 19:56:45
実はこの師匠のスボ、アメリカへ行って帰ってきて、張家のデモの時に貸そうかどうか迷われたものなんです
でもここで多くの方々に見ていただけてよかったと思います
張家ではyangjaさんにお手伝いいただいたこと師匠に伝わってますよー 師匠も感謝してらっしゃいます!!
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Unknown (shiva)
2014-09-06 18:10:07
あ、ユ・ヒスンさんって、ななさんの先生だったんですか。前回も見事なスーポと、アンティークのコレクションを出品してらっしゃいました。
“Joomchi”もyangjaさんの説明を読んで、少しわかりました。フォーラムのHPの説明じゃ意味不明だったから(笑)。

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