ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オニヤンマの回想<前編>

2013-12-11 | オニヤンマ科

2012年までの回想です。

その昔、小学生の夏休みの宿題といえば昆虫採集が定番で、オニヤンマを捕まえると自慢できたものです。
ある日、憧れのオニヤンマを捕えて勇んで帰ると、父親からオオヤマトンボと指摘されてがっかりした記憶があります。
今思えば、オオヤマトンボの方が断然価値がありますが。ギンヤンマが撮り始めで次のターゲットはオニヤンマでした。

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<2007>

7月下旬、オニヤンマの羽化が見られるとのことで市川の自然公園に出かけました。
遅い到着でしたが、明け方の雨で10時になっても飛立てない個体が何頭も見られました。半数は羽化不全でした。

♂ 羽化直後







2007.7.22 市川市

8月中旬、横浜市の里山公園にアゲハを撮りに出かけ、偶然オニヤンマに出会いました。
都区内や横浜近郊で見るのは所詮無理と思っていたので驚きました。整備された自然公園の存在を知りませんでした。 

♂ 静止(・・・ヤブラン咲く湿地)

2007.8.11 横浜市

当時はオニヤンマが珍しくて、しばらく同所に通っているうち、8月中旬、交尾態を撮影しました。 
交尾態が目の前を低空飛行して通過、角を回って消えました。追いかけて辺りを探すと低木に止まっていました。
トンボ撮影を始めた年に、いきなり低位置で撮影でき幸運でした。以来、満足に交尾態を撮影したことがありません。

交尾態

2007.8.19 横浜市

産卵には、初年から数回遭遇しています。

♀ 産卵

2007.9.8 横浜市


<2008>

08年7月下旬、市川の自然公園にオニヤンマの羽化の様子を見に行くと、すでに縄張り行動、産卵が始まっていました。
この年は、個体数がとくに多かったように思います。

♂ 羽化直後




♂ 静止

2008.7.21 市川市

♂ 静止

2008.7.26 横浜市


<2009>

09年7月、市川の自然公園のオニヤンマも3年目、恒例行事になりました。いつもどおりの光景です。

♀ 羽化直後


♂ 静止




♂ 静止 捕食

2009.7.25 市川市

8月上旬、埼玉の自然公園で、羽化して間もない個体に出会いました。

♂ 静止

2009.8.1 北本市

コメント
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