ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

キイロサナエ 2017<6月>

2017-06-13 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.9>

間歇打水産卵 

キイロサナエの産卵、昨年は行った2ヵ所とも空振りでした。簡単ではありませんが、今年こそ撮りたいもの。
埼玉の生息地に行くと、水路に♂が数頭出ていて順調の様子。到着後に晴れ、最高気温はやや高めの28℃。

何時来るか分からない♀を待ちます。♂が一瞬姿を消した11時過ぎ、遂に♀が明るい水路に飛来しました。
♂を察知したのか数秒でいなくなりましたが、幸い1分もしないうちに戻ってきてホバリングが始まりました。
結局、産卵はこの1♀のみ。待機した場所が正解でした。当所の産卵環境は、打水産卵です。

♀ 産卵
















ホバリングしながら卵塊を造って打水産卵を約1分40秒間続けると、水路脇に止まりました



静止は約10秒間、卵塊が大きくなる前に再び飛び始めました。



静止後の産卵飛翔は約1分20秒間。産卵開始から終了まで約3分10秒でした。

卵塊を付けて飛立つ


後半は、打水の頻度が高まりましたが、なかなかヒットしません。









縄張りの♂の様子です。

♂ 静止









2017.6.9 埼玉県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする