<9.4>
最後の最後に
ルリボシヤンマの生殖行動を期待して、好天予報の関東北端の沼まで行きました。予てから行きたかった所です。
ところが、予報が外れ一日中曇天、21℃前後で推移する肌寒い天候でした。これでは活動が鈍いのは当然です。
広範囲を執拗に探雌する2♂を目撃したのみで、当地の生息状況を把握することもできませんでした。
徒労に終わって帰り道、午前中オオルリボシヤンマが飛んでいた一角に立寄ると、♀が産卵場所を探しています。
♂を全く見ていない所で、最後の最後にチャンスが到来です。しかし、見失しなってしまい約10分間の暗転。
14時30分頃、ふと木道の足元を見ると、ひっそり産卵中でした。数ヵ所を移動して約6分間の産卵。
♀ 産卵
1分程で草の間から出てきた
2017.9.4 栃木県