ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

カトリヤンマ 2024<11月>

2024-11-08 | カトリヤンマ

<11.4>

唯一の産卵

例年のカトリヤンマの湿地、今季はタイミングが悪いのかホバリングどころか10月中旬から産卵が撮れません。
前週に至ってはノーシャッターで、このままでは終われず出直しました。天候はまずまずで日中は23℃で推移。
探雌の♂も飛ばない嫌なムードの13時10分頃、日当たりのよい所に産卵意欲が旺盛な老熟♀が飛来しました。
飛び回る体力がないのか、同じ一角に約1時間留まって産卵。実際の産卵時間は20分、休止が40分でした。
運よく目撃した唯一の産卵です。終盤は当たり外れが大きいものの、個体数が少なく信じられない状態でした。

落着いて3分間留まった老熟♀ この♀以外に見られず、張り付いて撮影








湿地の一角から飛び去ることはなく、休止を繰り返しては産卵








日照を受けて産卵


林縁で休止 所々翅が欠けている 1時間のうち休止は4回 長いと15分、短いと3分で産卵を再開



2024.11.4 埼玉県

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