ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

シオヤトンボ 2018<4月>

2018-04-11 | トンボ科

<4.8>

産卵始まる

ダビドサナエの羽化を諦めて湿地に行くと、白粉が完全に生じる前のシオヤトンボ2♂が縄張りしていました。
例年より2週間は早く羽化が始まった様子ですが、先発組はそう多くはないようです。
11時前から約30分間に2♀が飛来して、早くも産卵が見られました。最高気温17℃で平年並みの気温です。

♂ 静止 縄張り行動 




♀ 産卵










羽化中の個体が必ずいるものと思っていましたが、朝方の気温が低く目撃しませんでした。羽化殻はちらほら。
11時半、気温が上って数頭のヤゴが動き始めましたが、羽化はせず、定位しそうなヤゴが水中に戻りました。
翌日以降、天候次第で次々に羽化が見られそうです。

上陸するヤゴ


2018.4.8 神奈川県


<4.10>

羽化のピーク

2日後、やはり羽化を見届けたく、同じ湿地に行きました。最高、最低気温とも2℃程高く、羽化が盛んでした。
狭い湿地で10頭以上が羽化。一方、縄張り♂も急に増えて10頭近くが見られ、産卵に来る♀も増えています。
ただし、♂に追われてすぐ逃げる状況。生殖活動の本格化はこれからのようです。

10時過ぎ、遠くに並んで羽化を始めた個体を発見。しばらくして、やや近くでも羽化が始まりました。

2頭の羽化 ほぼ同時進行


約40分後


比較的近くで羽化した♂です。10時20分、複眼が抜ける段階で発見、開翅は12時9分でした。

♂ 羽化











2018.4.10 神奈川県


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