<7.28>
労せずして交尾態
毎年通っているヤブヤンマの池、減少傾向で昨年は♂の飛来を見ていません。不安ながら様子を見に行きました。
現地では偶然出会った知人がまさかの交尾態を撮影中。10時半頃に交尾後移動しよい位置に止まったとのこと。
当地は9年目で、6年前に樹上に飛んだ交尾態を撮影しましたが、低位置での撮影は相当困難で諦めていました。
その後の移動でさらに低い場所に止まり、次も有難いことに労せずして撮影。お陰様で嬉しい誤算になりました。
正午に35℃まで気温上昇して、産卵は低調。老熟♂の探雌行動が活況でした。
交尾態
11時40分頃、♂が翅を震わせて交尾態のまま飛びました。交尾解除せず、さらに低い位置に止まります。
移動後の交尾態
12時15分頃 移動して35分後に交尾、連結解除 ♀は一瞬で飛び、♂は8秒止まる
13時50分頃 若い♀が約5分間産卵して♂に追われて姿を消す 14時頃再び現われるも2分で逃げた
池を占有していた縄張りの♂。執拗に探雌を繰り返しては池上の梢に静止し、他の♂が侵入すると追い出します。
産卵に飛来する♀を捕捉しようと追い回すので、若い♀は逃げてしまいます。かなりの老熟個体でした。
複眼に黒い染みが目立つ老熟♂
2024.7.28 東京都
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