ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

平成の蒸気機関車・只見線(1)

2017-01-04 | 平成の蒸気機関車・只見線

平成の蒸気機関車・只見線

最後に蒸気機関車を撮影した昭和46年から、36年の歳月が経過した平成19年のこと。
山口線や磐越西線での復活蒸機の運転は知っていたが、あまり関心がなく再び撮影するつもりはなかった。
ところが、真岡鐡道のC11-325がJR東日本に貸し出され、只見線で季節運転されていることを知るに至り、
かって鉄道雑誌で見た、会津坂下からの勾配を行くC11の記憶が甦った。その昔、行ってみたかった場所であった。

ピカピカに磨きあげられ、大きなヘッドマーク付きの蒸気機関車にはかなり抵抗があったが、思い切って出かけてみた。
デジタル一眼レフが普及した頃で、物珍しさと利便性を実感して、結局19年春から8回、只見線の撮影に行っている。

春のSL会津只見新緑号、秋のSL会津只見紅葉号として会津若松・只見間で運転されていた時期で、最後は23年春。
同年7月の新潟・福島豪雨で会津川口・只見間が不通になってからは撮影していない。

蒸気機関車は煙が命との信条は変わらず、煙の出る勾配区間を最優先に行くので、只見線の美しい風景は二の次。
往年のファンが、大勢の撮り鉄に紛れて撮った5年間の写真である。

2007.5.19 復路

沿線の知見はなく、ブログで調べて取り敢えず人気スポットの滝谷川橋梁に行った。その後、会津柳津駅で撮影。
初日は観光気分で、様子を見に行ったようなもの。それにしても、人出が多いのに驚いた。

桐の花咲く谷、滝谷川橋梁を行く

会津桧原・滝谷

会津柳津駅の発車 SL運転のイベントが催されていた 猛烈なドレインが他の撮影者を消してくれた
 


会津柳津駅

2007.5.20 往路

翌朝、事前に調べていた七折峠の林道跨線橋に向った。その後、会津柳津駅で撮影して、初回は終了。

七折峠の朝は、上り会津若松行の気動車から始まる 会津坂下でSLと交換するキハ40の2連

突然降り始めた雨が勢いを増して本番は土砂降り 雨水が入りビデオカメラが壊れてしまった


ずぶ濡れになったが、その分凄まじい煙 36年ぶりの感動



塔寺・会津坂本

会津柳津でも雨は止まず、激しく降る中を発車 しばらくすると、嘘のように晴れた この地域特有の天候のようだ

会津柳津駅


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