<6.1>
大盛況
都区内の公園、ウチワヤンマを撮影してイトトンボの様子を見に行くと、どの池もクロイトトンボばかり。
至るところで交尾態や連結産卵が見られ大盛況した。
交尾態
交尾態 ♀は♂型
連結産卵
連結産卵 ♀は♂型
2014.6.1 東京都
6月中旬、埼玉の河川中流域のキイロサナエトを待っていると、緩い流れをクロイトトンボが飛んでいました。
捕食される光景はよく見ますが、捕食する場面はあまり気が付きません。
♂ 飛翔 捕食
2014.6.14 埼玉県
団子が飛ぶ
中学校の夏休み、近所の池に行くとウチワヤンマが決まって同じ杭に止まっていて、見に行くのが楽しみでした。
今でも思い出す光景です。以来、ウチワヤンマは最も親しみのあるトンボになりました。
11年7月上旬、埼玉のアオヤンマの撮影で、隣接する池を偵察すると交尾態が猛スピードで旋回していました。
まるで団子が飛んでいるようで迫力満点。飛ぶ位置が広く見渡せる池で周回を重ねる交尾態を追い続けました。
産卵基質は限られ、狙いどおりの場所でスピードを緩めました。初めての交尾飛翔の撮影です。
交尾態
目の前で交尾を解いて産卵を始めました。コシアキトンボが執拗に干渉するなか、約1分間の産卵でした。
交尾を解く瞬間
♀ 産卵
2011.7.3 埼玉県
<6.1>
早くも真夏日
東京は月を跨いで2日連続の真夏日。暑くても、都区内の公園に行けば必ず見られるウチワヤンマの撮影です。
多数の♂が縄張りしていて被写体に困ることはありませんが、日射しが強烈で撮り難いことこの上なし。
♂ 静止
捕食
♂ 飛翔
捕食
交尾態の飛来をひたすら待ちましたが、目撃は一度のみで、縄張りの♂が多いのでそのまま通過しました。
帰り際、岸から離れた♂のいない空間で♀を発見。水面近くをふらふら飛び、産卵場所を探しているようです。
運よく岸に近付いてきてホバリングを始めました。ここでは7年ぶりの産卵撮影です。産卵時間は1分強でした。
交尾態で現われ産卵場所で交尾を解くのが通常のパターンですが、この♀は単独で現われました。
♀ 産卵
2014.6.1 東京都
<2011.6> 求愛行動
11年6月上旬、3年目の埼玉の河川中流域での求愛行動です。見飽きないので、つい時間を取られてしまいます。
♀ 産卵
産卵中の♀に、♂が求愛行動を始めました。
求愛する♂と産卵中の♀
♀は産卵を中断して交尾拒否
結局、交尾は成立しませんでした。♂は無視されても諦めず、水面を流れるなどのパフォーマンスを見せます。
求愛行動する♂
♂の求愛行動に♀が反応を示した場面です。
♂の周りを飛ぶ♀
次は交尾が成立したケース。
♂ 飛翔
♀の周りを♂が旋回
連結態 ♂は周回を重ねて連結
移精
交尾態
♂ 未成熟 静止 林内にいた個体
2011.6.4 埼玉県
<2009.6> 初めての出会い
09年6月中旬、以前から撮りたかったアオハダトンボの生息地、環境を調べて埼玉の河川中流域に行きました。
葦原に囲まれ、いかにも怪しいわんどの中を窺って静止する♂を発見。初めてのアオハダトンボとの出会いでした。
♂ 静止
♀ 静止
狭いわんどには1♂、2♀がいました。正午の時報を待っていたかのように♂が一方の♀の回りを飛び始めました。
♀が♂の求愛を受け入れたようで連結に成功
素早く移精して次の瞬間には交尾態になりました。初めて見た日に交尾に遭遇するとは出来過ぎでした。
交尾態
2009.6.13 埼玉県
<2010.6> 初めての産卵撮影
10年6月上旬、前年より数百m上流の地点にあるわんどを探すと、落着いて産卵する個体に出会いました。
♀ 産卵
産卵中の♀に交尾を試みる♂です。産卵中に交尾が成立したケースを見た例はありません。
♂ 飛翔 ♀は産卵中
2010.6.6 埼玉県