ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オツネントンボ 2019<4月>

2019-04-21 | アオイトトンボ科

<4.16>

仕切り直し

都下の公園でオツネントンボの産卵を撮影して、1ヵ月近く経過。その後の低気温続きで撮影が進行しません。
そろそろホソミイトトンボの産卵が始まる頃、気温上昇の予報で同じ公園に行きました。最高気温22℃。
結果、産卵の目撃は1対。まだオツネントンボの天下で前回同様多数の産卵が見られ、撮影対象はこればかり。
今季のスタートの仕切り直し。これから春のトンボが一斉に出てくるので、何を優先するか悩まされそうです。

交尾態




連結産卵














到着早々、ホソミイトトンボの交尾態を見つけましたが、撮る前に飛ばれてそれきり。産卵も期待外れでした。
交尾態と同じ個体かどうか連結産卵の目撃は1対のみ。♂が放した後、しばらく単独産卵しました。

<ホソミイトトンボ> 連結産卵


♀ 単独産卵

2019.4.16 東京都

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タベサナエ 2019<4月>

2019-04-17 | サナエトンボ科コサナエ属

<4.13>

池の脇役

オグマサナエの池ではタベサナエも生息しますが、オグマの状況からすると大半は羽化を終えた時期と思われます。
やや開けた一角で、1♂、1♀が羽化していました。発見時はともに翅が伸びた段階で、羽化殻は数個を確認。

一旦やり過ごして戻ると♂が開翅していました。飛立ちを狙って構えましたが、風が吹いてなかなか飛びません。

♂ 羽化 開翅




飛立ち


着地




♀ 羽化






開翅

2019.4.13 愛知県

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オグマサナエ 2019<4月>

2019-04-15 | サナエトンボ科コサナエ属

<4.13>

読めない羽化時期

数年来、3月下旬から4月上旬の気温が高い年と低い年が交互にきています。今年は後者で羽化が遅れがちです。
オグマサナエの羽化時期は短いので、さらに読み難いのが悩みどころです。一か八かで愛知の池に行きました。
昨年の17日はすでにフタスジサナエの時期でした。遅れるのは避けたいので、予測より少し早めて決行です。
結果は3頭の羽化、2桁の羽化殻を確認。逆に2、3日出遅れたようです。最高気温18℃、最低3℃。

9時過ぎに到着。早朝の気温が低く十分間合うつもりでしたが、早々に羽化したオグマサナエが飛立ちます。

♂ 羽化直後 静止


羽化が始まっていたので一安心ですが、到着が遅れた不安の方が大。焦ってヤゴを探しても見つかりません。
9時40分頃、やっとのことで葦原の隙間から休止期のオグマを見つけました。しかし、何とも撮り難い。

♀ 羽化 休止






9時45分 脱出開始 約25秒で完了






脱出直後


脱出して約9分経過 少し向きが変わり逆側から


羽化環境です。かなりごちゃついて見つけ難いばかりか撮り難い場所。羽化殻もこの一角に集中していました。

脱出から約16分経過




脱出から約45分経過


同約56分経過 開翅


上の♀の脱出を待って改めて付近を探しましたが、見つけたのは羽化が進行した1♂と1♀、羽化不全1♀。
新たに羽化を始める個体はいませんでした。休止期が撮れて一応目的達成ですが、思ったより難敵でした。

♂ 羽化






♀ 羽化




帰り道、近くの原っぱに飛んできた♂です。簡単には行けない所なのでオグマサナエの羽化はこれまで。

♂ 未成熟 静止



2019.4.13 愛知県

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