<10.20>
朝冷え込む
綺麗に赤化したコノシメトンボ♂。躍動感ある連結打水産卵が撮りたくなる頃、今年も都下の公園に行きました。
産卵開始は12時15分頃、約30分間断続的に連結態が飛来しましたが、思いのほか少ないままで終了。
光線状態が難で狙いどおりには撮れません。朝の冷え込みが厳しく5℃近くまで気温が低下、最高気温は20℃。
連結産卵 池の中央ばかりで産卵する
2022.10.20 東京都
<10.19>
秋晴れの日
約1週間後のカトリヤンマ、産卵撮影に出直しました。相変わらず探雌行動が活発の一方、♀が少ない状況です。
♀が殆ど飛来せず、満足に産卵が撮れません。安定したホバリングは3回目撃。今回も撮影機会がありました。
前回は夏日でしたが、この時期らしい天候で明方は11℃、最高気温20℃。過ごしやすい秋晴れの一日でした。
13時40分頃から約13分間の長いホバリング 途中バトルがあるも多分同じ♂が戻る
14時15分頃、暗い湿地のホバリング 約40分前に一瞬姿を見せた♂の再来
14時20分頃 隣接する湿地でもホバリングが始まる ここでも約40分前と同じ♂が飛来
13時10分頃の♀ ♂が飛び始める前、明るい湿地に約7分間留まって産卵
14時50分頃、やっと暗い湿地に現われた♀
15時半頃の産卵 同じ♀のようで以後16時過ぎまで待機して他に目撃なし 産卵管が捉えられないまま終了
2022.10.19 埼玉県
<10.14>
最終盤の産卵
最終盤のオオルリボシヤンマの産卵です。前回から10日経ち、見られるか五分五分の時期ですが、4♀を目撃。
翅ボロの老熟でも撮れるのは有難いこと。前回は午後の目撃がなく、キトンボの産卵終了を待たずに撮影を開始。
逆光になりがちで撮りずらいものの、今回は比較的岸辺から近い。この時期、♂は全く飛びませんでした。
11時50分頃 蓮畑に2♀を確認したうちの1♀ しばらくして見失う
蓮の枯葉を好んで産卵
12時20分頃の♀ 薄ら青みがかった体色の個体
移動して岸に近い場所で落着いて約6分間産卵 最後はぐったりして12時40分頃に林に帰る
最後に目撃した♀ 何時からいたのか不明 13時半頃に林に帰る
2022.10.14 長野県
<10.14>
再び長野へ
再び長野のキトンボ、10日前は中途半端な出方で出直しです。南関東は雨で道中心配でしたが、現地は快晴。
時期も気温もよく、10時半から11時をピークに連結態が多数活躍して13時過ぎまで産卵。最高気温22℃。
連結産卵
左の連結態は打泥産卵
連結態と干渉する♂
連結態の♀に飛び付く♂
打水
放卵の直前 手前は単独産卵の♀
連結解除の直後
♂は単独産卵する♀を警護
縄張り♂が多いので単独産卵に移行する♀は少なく時間も短い この♀は長く約1分半産卵
産卵後の♀を捕捉した交尾態 敏感で追うのも大変
交尾拒否 産卵後の♀は簡単には交尾に応じない
産卵を終えて上空に飛ばずに池に留まった♀
13時15分頃に産卵終了 池端でぐったりする♀ 接近しても飛ばない
2022.10.14 長野県
<10.11>
殺気立つ
シーズン最後のヤンマ、カトリヤンマです。秋本番とはいえ日々気温の変化が大きく、前日午後から晴れて夏日。
ホバリング日和で例年の湿地に行くと、何度も♂が現われましたが、♀が少なく探雌行動が殺気立った様相です。
とくに午後は樹上から地面すれすれまで♀を探し回り、一瞬のホバリングで即移動。最高気温は25℃。
♀のいない時間帯、正午を挟み約4分間安定してホバリングした♂ 周辺は日向でも日陰ばかり飛ぶ
隣接する暗い湿地に2♂が現われて時々バトル。♀の捕捉を2回目撃しましたがいずれも失敗。撮影も失敗です。
探雌行動の一環の静止で長くは止まらない
15時10分頃、正午にホバリングした湿地に再び♂が現われましたが、♀が近くにいたようで不規則に飛びます。
今度は日光直撃 約7分間姿を見せ飛んでは止まる繰り返し 1ヵ所のホバリングは極短く安定せず
13時半頃に♀を目撃しましたが、産卵まで追えず。♂が活発のためか数頭が産卵を始めたのは15時15分頃。
産卵場所を探して暗闇を飛ぶ♀
産卵は個体数が少ないうえ超敏感 日が悪いようで次回に持ち越して終了
2022.10.11 埼玉県