YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

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将来食いっぱぐれのない仕事をめざすには

2014年03月25日 | 教育雑感

医者になれば、安泰です。たしかにそうですが、

だれもが医者に向いているわけではありません。

医者であっても医者に向かない人も多いです。

これは私の父母がこの2年間ほど手術や入退院を繰り返す中で

経験しました。多くの医者が能力が高いのは間違いないですが、

だからといって人間的に優れているかどうか、あるいは患者にとって良い医者かどうかは

わかりません。

さて、話がそれましたが、これからの世の中は劇的に変わることは間違いありません。

特に最近はコンピューターの能力が高く、あらゆるサービスがネットを介して

データを処理しています。あの有名なアマゾンですが、日本の大手の企業と

契約をして会社や店舗のビッグデータ活用するサービスを販売しています。

アマゾンと契約する会社がすさまじい勢いで増えています。

会社にはいる何億という件数のデータの分析により、どのように人材を配置して最適な商品供給を

すればよいか知恵を授けてくれます。

いまや、このようなビッグデータ活用をしない企業は生き残れないといった様相です。

私の塾でも結局生徒さんのデータをあずかってそれを見ながら日々の指導に活かしています。

もちろん、それはデータに落としこむことなく私の頭のなかで処理されています。

個別指導なので、ひとりひとりのテキスト選定の時はエクセルで管理しています。

そのほうが発注ももれなくし易いですし。まとめるのに楽です。

子供たちを指導して志望校に合格すれば、それでいいといえばいいのですが、

やはり最近は日々の勉強がこの生徒たちの将来につながってくると考えれば、

テキスト選定でさえ、あだやおろそかなことはできません。

子供たちは自分の適性や個性に応じて将来の目標をもっているとは思いますが、

日々の学習スタイルが大人になっても影響することは間違いありません。

最近も、面談であまり読書の好きでない生徒さんに、いかに読書が大切か

力説しました。

学校でも本を読む読書タイムなどを設けているようですが、

そのような時間でも、読書の嫌いなお子様はかるいものだけを読んでしまうきらいがあります。

それでは、目先の受験や将来就職のエントリーシートを書く上でも

障害になります。

    文は人なり

とはよく言ったもので、文章がうまい、字がうまいというのは

その人の才能として大変重要な部分です。

教育というのは機械化できない最たるサービス産業です。

しかし、知恵を必要とする技でもコンピューターが勝ってしまうということが

起こり始めています。プロ技師やチェスの名人を破るコンピューターだけでなく、

多くの分野でコンピューターが人を凌駕するようになってきました。

計算能力や集積能力は品源は足元にも及びません。

ただ、どんなにコンピューターが進化しても

次の業種は安泰だそうです。


1.リクレーション療法士

2.最先端技術を扱う技術者

3.危機管理者

4.精神を扱う仕事

5.聴覚医療関連

6.作業療法士

7.義肢に関する技術者

8.ソーシャルワーカー

9.研究者

10.作家など新たなものを作るクリエイター

などなど


医療分野も手術も自動化はできません。人間の生体が

あまりにも個体差があるからです。

塾の指導も一人ひとりちがいますので、

これは総合的にものをしっかり見ることの出来る先生にみてもらえば

大丈夫だろうと思います。

うちの塾生で、神戸大の医学部に進み作業療法士として

キャリアを持った生徒さんがいましたが、

彼女はそういう意味では大変素晴らしい仕事についたなと思います。

専門性がありながら日々患者さんが違うのでとてもやりがいがあると

思います。

また感性の素晴らしい人はデザインやアートやパティシエもいいとおもいます。

これから自分の適性をしっかり見ながら、基礎学力をしっかり磨いていくことを

たいせつにしてください。

基礎学力はどんな状況でも役に立ちますからね。


 

 

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