向陽環境学科の塾生が大教大に合格しました。
大教大は大阪教育大学の通称です。
れっきとした国立大学です。
彼がYANO塾に入塾したのがちょうど
今頃でした。
彼の母親が何年も前から
ずっとYANO塾に行くことを
勧めていたのですが、
なかなか息子の腰が重くて
こんな時期になってしまいました。
とおっしゃっていたのを思い出します。
共通テストも数学・英語・国語の
3科目の8割超えの得点を要求されます。
この一年かけて彼には、国語と英語中心に
指導してきました。
国語は最初はかなり良くなかったです。
それでも段階を経て徐々にレベルの高い問題集を
こなしていく中で、徐々に読解力がついていったように
思います。
現代文では、哲学、科学、心理学、倫理学など
背景にある知識が正確でないと文章そのものが
何を言っているのかわからないものが多くあります。
しかし、彼にその説明をしていく中で、
国語の面白さを掴んでいったように思います。
また、漢文・古文は正確な文法力がいりますが、
基本から正確に復習する中で、確実な文法力を
身につけました。そうなると、あとは
現代文の漢文・古文に対してなれていくだけです。
徐々に高いレベルの実践的な問題に取り組む中で、
おのずと古文・漢文に慣れていき、高得点取りはじめます。
当日の共通テストは漢文も古文も満点近かったそうです。
ただ、教育改革のアオリを受けて、特に英語の傾向が
大きく変わったので、対応がむずかしかったです。
英語は長文のオンパレード、そして英語のリスニングは
大量でかつ聞き取りにくいスキットになっていました。
過去問で2教科とも9割以上をとっていたのに、
本番では8割超えはしたものの、9割は超えなかったのは
残念でした。
文系科目において、共通テストで9割以上取ることが
どんなに大変なことかは受験生しかわかりません。
でも受験そのものを楽しむことが最も伸びる秘訣です。
合格した塾生からのメールの一部を掲載しておきます。
こういうメールをもらうと、
教師冥利に尽きます。
これから先の塾生の活躍を
祈って・・・
さぁ、4月から塾の授業がんばろう!!