あんまり長くなっちゃったので別記事にしました。
続きいきますね
~ティボルトは幸せである~
で、マキューシオを殺してしまったティボルト。
ロミオ・ベンヴォーリオ達が泣き悲しむのを、キャピュレットの仲間達と笑って見ています。
ここの場面でも加藤さんの演技良かったですね。
ナイフを舐めたり(?)女の子達にキスしたりするんだけど、目が空しそうというか。
で、そんな様にに怒ったロミオに報復されてティボルトは殺されてしまうと。
これがティボルトというキャラクターのラストシーンです
結局ジュリエットに告白できず、愛するジュリエットを奪ったロミオを殺すこともできず、彼はあっさり殺されてしまう。
これね、なんの救いもないように思えるけど、ティボルトにとって一番幸せな最後だったんじゃないかと。
キリスト教だと自殺って大罪でしょ?
ロミオとジュリエットは愛のために死ぬわけだから、そんな戒律知ったこっちゃないというか、気にもしないはず。
でもティボルトが自殺するとしたらなんの支えも希望もなく死ぬわけで…あまりに辛い。
生き延びていたとしても、ティボルトの残りの人生絶望しかない。
ジュリエットはロミオと街を出て二度と会えないか、やっぱりロミオと死んでしまうかだもの。
パリスと結婚してヴェローナに残ったとしても…ねえ?
ジュリエットがいてくれるからギリギリ生きてる人だから。
ですからね、ここで死ねたのは幸せだと思う。
これ以上憎しみを重ねても、悲しんでも、辛いだけ。
命を粗末にしてはいけない、と現代なら言える。
でも時代を考えたら、そこしか救いがなかった人っていっぱいいるよね。
人間は誰でも時代と国と家と、あらゆる環境に影響されて生かされてるのだし。
彼の人生に最後の救いをもたしたのが、ジュリエットの最愛の人・ロミオとは…人生ってとても不思議だな。
これはもちろんフィクションですけど。
ティボルトが死んだ時は正直、
「死ねて良かったね、もう終わりだよ」
と思った私なのでした
お疲れ様って感じ
~救いある、ジュリエットの言葉~
ロミオがティボルトを殺した、と聞かされジュリエットが
「ティボルトが…強くて優しい、私のいとこが…
」
と言ってくれるんですね、この脚本では。
その言葉がすご~く救いになって、心がポカポカしました。
「ティボルトのことを恋愛対象には見ていなかったけど、とても好きでいてくれたんだな」
って。
宝塚版ではロミオの追放に泣くばかりで、
「ちょっとでいいからティボルトに泣いてあげてほしかった…
」
と思ったので。
そうそう。
私はティボルトばかり見ていて気が付かなかったのですが、他のお客さんが
「仮面舞踏会のシーンで、パリスと踊る時は困った顔してたジュリエットが、
ティボルトと踊る時は安心したように嬉しそうな顔してて良かった
」
と言ってました。
す…素敵すぎます
フランク莉奈さん、グッジョブ
加藤和樹さんばかり見ててすいませんでした(笑)
ちなみにフランス版のジュリエットも、ティボルトと踊るシーンでは心許した無邪気な幼い笑顔で、本当に楽しそうに踊ってくれます。
素敵
カーテンコールではジュリエットの隣で笑っていて、すごく嬉しかったです。
そうでしょそうでしょ、ティボルトは主役の一人なのよ~
っても、最後の最後でジュリエットとロミオが手を取った時、当然ティボルトは手をつながないので、
「あ……」
と思ったけど。
でも嬉しい
私が『ロミジュリ』の映画作るなら(聞いてねーよ)
ティボルトとジュリエットの会話シーン色々作っちゃいますね
ジュリエットにはぜひティボルトを「おにいさま」と呼んでほしい~
そんでもって
「ジュリエット…もう子どもじゃないんだから、ティボルトと呼んでくれ」
と微笑むシーン作りますわ
仮面舞踏会では
「お前のことは必ず俺が守るから、安心しろ」
というセリフを作る。
作るったら作る
直後、ロミオと出会っちゃうんだけどね(笑)
おっと、妄想が過ぎました。
失礼いたしました~

大人の力=貴族社会=権力社会=時代。
に振り回され、苦しい人生を生き切ったティボルト。
彼の苦悩も魅力も、しっかり演じてくれた加藤さんは素晴らしいなと思いました。
凰稀かなめさんの健気なティボルトも、フランス版の超絶セクシーなティボルトも大好きなんですけど、加藤和樹さんのティボルトも最高でした
理想のティボルト像を見事にひとつ作り上げてくれましたね。
10月5日までこの舞台は渋谷のシアターオーブで、その後は10月27日まで大阪公演があるらしいので
(今調べた)
加藤和樹ティボルトが気になった方はぜひ観てほしいです。
くどいですが、最高だから
長~いティボルト語りを読んでくださってありがとうございます
続きいきますね

~ティボルトは幸せである~
で、マキューシオを殺してしまったティボルト。
ロミオ・ベンヴォーリオ達が泣き悲しむのを、キャピュレットの仲間達と笑って見ています。
ここの場面でも加藤さんの演技良かったですね。
ナイフを舐めたり(?)女の子達にキスしたりするんだけど、目が空しそうというか。
で、そんな様にに怒ったロミオに報復されてティボルトは殺されてしまうと。
これがティボルトというキャラクターのラストシーンです

結局ジュリエットに告白できず、愛するジュリエットを奪ったロミオを殺すこともできず、彼はあっさり殺されてしまう。
これね、なんの救いもないように思えるけど、ティボルトにとって一番幸せな最後だったんじゃないかと。
キリスト教だと自殺って大罪でしょ?
ロミオとジュリエットは愛のために死ぬわけだから、そんな戒律知ったこっちゃないというか、気にもしないはず。
でもティボルトが自殺するとしたらなんの支えも希望もなく死ぬわけで…あまりに辛い。
生き延びていたとしても、ティボルトの残りの人生絶望しかない。
ジュリエットはロミオと街を出て二度と会えないか、やっぱりロミオと死んでしまうかだもの。
パリスと結婚してヴェローナに残ったとしても…ねえ?

ジュリエットがいてくれるからギリギリ生きてる人だから。
ですからね、ここで死ねたのは幸せだと思う。
これ以上憎しみを重ねても、悲しんでも、辛いだけ。
命を粗末にしてはいけない、と現代なら言える。
でも時代を考えたら、そこしか救いがなかった人っていっぱいいるよね。
人間は誰でも時代と国と家と、あらゆる環境に影響されて生かされてるのだし。
彼の人生に最後の救いをもたしたのが、ジュリエットの最愛の人・ロミオとは…人生ってとても不思議だな。
これはもちろんフィクションですけど。
ティボルトが死んだ時は正直、
「死ねて良かったね、もう終わりだよ」
と思った私なのでした

お疲れ様って感じ

~救いある、ジュリエットの言葉~
ロミオがティボルトを殺した、と聞かされジュリエットが
「ティボルトが…強くて優しい、私のいとこが…

と言ってくれるんですね、この脚本では。
その言葉がすご~く救いになって、心がポカポカしました。
「ティボルトのことを恋愛対象には見ていなかったけど、とても好きでいてくれたんだな」
って。
宝塚版ではロミオの追放に泣くばかりで、
「ちょっとでいいからティボルトに泣いてあげてほしかった…

と思ったので。
そうそう。
私はティボルトばかり見ていて気が付かなかったのですが、他のお客さんが
「仮面舞踏会のシーンで、パリスと踊る時は困った顔してたジュリエットが、
ティボルトと踊る時は安心したように嬉しそうな顔してて良かった

と言ってました。
す…素敵すぎます

フランク莉奈さん、グッジョブ

加藤和樹さんばかり見ててすいませんでした(笑)
ちなみにフランス版のジュリエットも、ティボルトと踊るシーンでは心許した無邪気な幼い笑顔で、本当に楽しそうに踊ってくれます。
素敵

カーテンコールではジュリエットの隣で笑っていて、すごく嬉しかったです。
そうでしょそうでしょ、ティボルトは主役の一人なのよ~

っても、最後の最後でジュリエットとロミオが手を取った時、当然ティボルトは手をつながないので、
「あ……」
と思ったけど。
でも嬉しい

私が『ロミジュリ』の映画作るなら(聞いてねーよ)
ティボルトとジュリエットの会話シーン色々作っちゃいますね

ジュリエットにはぜひティボルトを「おにいさま」と呼んでほしい~

そんでもって
「ジュリエット…もう子どもじゃないんだから、ティボルトと呼んでくれ」
と微笑むシーン作りますわ

仮面舞踏会では
「お前のことは必ず俺が守るから、安心しろ」
というセリフを作る。
作るったら作る

直後、ロミオと出会っちゃうんだけどね(笑)
おっと、妄想が過ぎました。
失礼いたしました~


大人の力=貴族社会=権力社会=時代。
に振り回され、苦しい人生を生き切ったティボルト。
彼の苦悩も魅力も、しっかり演じてくれた加藤さんは素晴らしいなと思いました。
凰稀かなめさんの健気なティボルトも、フランス版の超絶セクシーなティボルトも大好きなんですけど、加藤和樹さんのティボルトも最高でした

理想のティボルト像を見事にひとつ作り上げてくれましたね。
10月5日までこの舞台は渋谷のシアターオーブで、その後は10月27日まで大阪公演があるらしいので
(今調べた)
加藤和樹ティボルトが気になった方はぜひ観てほしいです。
くどいですが、最高だから

長~いティボルト語りを読んでくださってありがとうございます
