鳥まり、参る!

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つれづれ日記・2020.7.22.

2020年07月22日 | 日記
【買ってよかった、ロングワンピース♪】

前のつれづれ日記でも書きましたが、オンラインで買ったロングワンピース2枚!

届いてみると、PCで見ていた以上に素敵で可愛くて

「買ってよかった」(ハートクリックするとなぜか2つも3つも出てくる。他はあんまりならないのに)

と大満足でございます。

お腹がバレないのでいっぱい食べれるなぁと思ったりして(笑)。

この2枚とは別に、ユニクロで気になってたカシュクールワンピースが千円引きになったのでそれも買いました。

これでロングワンピース3枚。

丈が長いだけで一気に大人っぽくなるのは不思議です。

いっぱいいっぱい着ようっと。

ユニクロのカシュクールワンピはほぼ毎年出てると思うんだけど、シンプルで使いやすいよね~。

【『私は親のようにならない』】

この記事(→・「かわいそうな私物語」のヒロインを降りて幸せになった。)に登場してくれている、篠崎愛さん似のレディー・ゆうきさんにたくさん本を譲っていただきました。

新コロで直接会うのはまだ怖いってことで送ってもらって(送料はもちろん私が払いました)。

上の記事の最後の方で出てくる、海外生活していた頃に日本からたくさん買った心理学の本たちです。

特に夢中になって読んでいるのが、クラウディア・ブラックさんの『私は親のようにならない アルコホリックの子供たち』。

1989年に初版がでて、ついてた帯には1997年の講演会について載っている。

とんでもない昔ですが、内容はもちろん2020年でも全く褪せることない…というか変わるわけがない現実が書いてあります。

アルコール中毒・アルコール依存症患者の親をもつ子どもたちが

「自分はぜったいに親のような人間にはならない」

と強く決意し、願っているにも関わらず自分もアルコール依存になってしまったり、

「父(母)のような人とだけは結婚しない」

と決めているのにアルコール依存の配偶者と結婚してしまうのはなぜなのか…そんなことが書いてある。

主にアルコール依存ですが、これはどんな依存(モラハラ、暴力、性暴力、怒鳴り癖など)にも通じる話だよなーと思いながら読んでいます。

当然といえば当然なのですが、菊池真理子さんの漫画『毒親サバイバル』とかぶるところがたくさんたくさんありました。

この記事(→・機能不全家族出身者は戦争帰還兵に似ている。)の最後の方で紹介した本です。

リンク先ではためし読み(それもたくさん!)もできますよ。

『毒親サバイバル』は作者の菊池さんを含めて、たくさんの毒親サバイバー(男性もたくさんいるのが画期的です)の悲しい過去を美しい漫画で証言してくれている漫画なのです。

菊池さんの父親はアルコール依存症の果てに亡くなるのですが、機能不全家庭出身者あるあるで

「父は依存症だった」

と子どもはずっとずっと後になって知るというのが悲しい。

たくさん同じことが出てきますね。

「大酒飲みで私を殴る彼氏は、痛かろうが怖かろうがよく知った場所で、居心地が悪くはなかった」

「私にとって結婚は母が経験したあの地獄のような日常でしかない」

うう…。

『私は親のようにはならない』の感想もいつか書きたいです。

【今年のお盆は人生はじめての…】

私の実家は毎年7月は新盆に合わせて迎え火と送り火をしていました。

私の記憶がある限り、迎え火の時はめちゃくちゃ強風で、ついでにいえば晴れてた日が100%でした。

(もしかしたら夜雨が降ってなかっただけかもしれないけど)

だけど今年は何もかもが私の人生で初めて。

迎え火をする日に雨が降っているし、風はそんなに強くないし、送り火をする日も定番のあの強風は吹きませんでした。

なぜだかわからないけど、これがとてもすごいことのように感じたのです。

スピリチュアル的なことなのかわからないけど…。

「この日のこの晴れてて強風なのだけはちーっとも変わらないんだなー」

と大いなる力を感じていた日が、今年だけは違っていたんだもの。

あなおそろし、か、ありがたや、か、わかりませんが。

【まつげ美容液塗り忘れがちなので】

せっかくDHCのまつげ美容液を買ったのに、塗り忘れることが多かったので工夫してみました。

100均で歯ブラシスタンドを買って、ニベアの隣に見えるように立てるように。

これだけでお風呂上りのスキンケアの時に忘れずまつげに塗れる!

見えることが大切だね。

うんうん。






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水子供養。

2020年07月22日 | シリアス
【あの人でなければ発想できないであろうこと】

この記事(→・生まれることはできなかった命でも。)で私の母や母世代の女性達が口伝してきたと思われる流産・死産の悲しみとの向き合い方を書いてみました。

それと近い話で、これは書いておきたいな~ということを思い出したので記事にしておきます。

(もちろん、出てくる人は特定できないようにフェイクを入れます)

私の母はカウンセラーでも占い師でもありませんでしたが、

「誰にも話せないことを相談される」

ことが多い人だった。

ちょっと話しただけの街の人、友達の友達…そういう人。

相談っていうか、聞く、だけど。

私が子ども(幼稚園生とか、小学校低学年とか?)で、一人で留守番させられない時代に、とある女性から話を聞いてほしいと頼まれたのでしょう。

「子どもが一緒でもいいなら」

ということで二人でとある街のファミレスに行った。

アラサーくらいの女性な記憶ですが、昔は大人っぽいファッションやメイクが流行りだったからもしかして20代前半とかだったのかもしれない。

その女性は

「夫の女遊びが独身時代から全く治らない」

「私は子どもがほしいのに、夫婦関係がないからできようもない」

「何もかも上手くいかない」

「私はただ、愛にあふれたほしい家族がほしいだけなのに」

そんなことをバーッと母に愚痴っていたように思う。

母は優しい人で、いつでもそうなようにその奥さんにも優しくなぐさめて話を聞いていたように思う。

(私はりぼんを読んでいたけど、奥さんの迫力がすごくて子どもながら聞いてしまっていたのだ)

ひととおりなぐさめた後、母はこういった。

「貴女ね、水子さんのことはきちんと供養しているの?」

この人は昔に、今のダンナさんとは別の男性(前に結婚していた人か彼氏だろうけど)との間にできた子どもをおろしていたらしい。

だから

「私は妊娠しやすい体だ、今子どもができない理由はたったひとつ、セックスレスだからだ」

と言っていた。

母はこんな意味のことを言った。

「貴女が今お子さんを産みたいとか、愛ある家庭を持ちたいとか、そんな風に夢を持っているように、私は子どもが命と宿った時点でお子さんにもこの世界でああしたいこうしたいって夢があったと思う。

 理由があって、残念だけど今回は産み育てられないと判断して、人為的に命をおろす。

 それは、やっぱりもうひとつの命から見たら志が絶たれてしまったように感じるんじゃないかなって私は思う。

 私も流産を経験しているから、あなたの選択を責めるつもりはない。

 けれど貴女の言うことを聞いていると、水子さんの命…魂をまるで存在してないみたいに扱ってるのが気になる。

 水子さんは戸惑っていると思う。

 魂なんだよ。

 まるで、頑固な便秘がやっと出てせいせいしたみたいな言い草に感じる。

 出して終わりじゃないよ。

 せめて命日くらいは、水子さんのことを思って、祈って、水子さんの魂が次にいけるように助けてやるべきなんじゃないか」


言われた奥さんはしばらく黙ってて、

「そんなこと…考えたことなかった」

そういったけれど怒ることも泣くこともなく静かに驚いていて、そのあと少し話して

「今日はありがとうございました」

と言って帰っていった。

大人になって思い出してみると、これはあの人(母)じゃないと言えないことだなーと思う。

むしろ、それを聞かせるために彼女(奥さん)の仏さまや守護存在や、あるいは水子さん自身がうちの母との縁をつないだともいえそうだ。

万人に当てはまることじゃない。

けれど彼女にはきっと必要だった言葉。

大人になってから思い出すといっそうあの言葉のもつシリアスな意味を考えるのだ。

親は子どもを自分の所有物のように扱う。

心が幼い人は他人にも自分のように心があるという発想がない。

つながってる問題だと思うのだ。

命が宿るってどういうことなのか…。

男も女もです。

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