【あの人のすごさを誰も知らない】
大先輩レディーから聞いたお話に、
「あー…」
と思ったのでこうしてブログに記録しておきます
(『明日カノ』江美さん編で多くの議論と共感を呼んだ
「あー…」
という言葉。
すぐに言葉にできない複雑な気持ちが、人生にはあるよね)
これは、大先輩レディーが毎年妊娠・出産・育児・家事をこなして心身共に弱っていた頃の記憶なのだそうです。
その日、若き日のレディーは手作りのマタニティーウェアを着て、小さなお子さんの手をひいて買出しに町へ出ていた。
そこで、娘時代お世話になった習い事の先生とばったり再会する。
その先生はお金持ちのお宅の美しく才能あふれるお嬢さんだった。
相変わらず綺麗な服を着て素敵にお化粧をして、プライドに満ちて輝いていたという。
「先生、お久しぶりです○○です~お教室でお世話になった…」
とボロボロの身体から力を振り絞って、笑顔で挨拶をしたレディーに先生はこう言い放った。
「貴女だったの?!
いやだわ、そんなにしみったれちゃって。
髪も服もひどいね」
…って
現在の大先輩レディーは話してくれた。
「もうね、グサッときちゃってねえ。
先生には私がボロボロでかわいそうに見えたんでしょう。
でも、弱って見える人にどうしてそんな言葉をかけるのかしら。
その人が元気になれる言葉と真心を贈ることはできなかったのかしらねえ。
全部覚えているの、服も表情も心臓がひゅっと凍りつく感覚も。
未だに覚えているのよ」
…。
辛い!
さらに話は続き、年を取り老人ホームに入った先生に会いにいった思い出の話に。
先生はセレブ御用達のゴージャス施設に入っていたが、とても寂しそうな顔でいたのだという。
大先輩レディーは、すぐにその表情の理由を理解して先生にこう言ったんですって。
「先生、お辛いでしょう。
だってここには、先生のすごさも才能も努力も、誰も知らないし知ろうともしてくれないのだもの。
悲しくていらっしゃるのでしょう、自分を持て余してしまいますよね」
こう聞かれて、その通りだと先生は答え、励まして帰ってきたという。
私は思ったね。
努力、才能、すごさ。
それを知らないし知ろうともしない無関心さ。
本当はこうじゃないのに、扱いが変わる辛さ。
自分を持て余すけれど、どうしようもない心身の疲労。
これらは、マタニティーウェアを着ていた頃のレディーと同じなのだ。
妊娠出産育児を今でも誰にでもできる当たり前のことだと考える人はいるようだけど、そんなことぜったいにない。
命がけの人体練成(『鋼の錬金術師』的言葉。妊娠中の人が読み返す作品ナンバー1らしい)であり、それを経てボロボロになった身体なのに危うい幼い命の世話をしなきゃいけない。
家事だって誰もが出来る…少なくとも習わず訓練せずにこなせる容易い仕事じゃない。
それでも、そんな現実に興味持たれない。
そして、ねぎらってくれる人はない。
どんな気持ちだったのか…想像するだけで胸が痛いね。
それでも、先生にきちんと元気になれる言葉と真心を贈った大先輩レディーは本当にすごいです。
強さと優しさを持ってる立派な人なのだ。
こういう立派な人たちが国を、世界を支えてくれてたんだろうと思いますね。
そんな人たちの物語をもっともっと知りたいものです。
大先輩レディーに幸あれ…。
小娘は密やかに祈りを捧げたのであった。
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「あー…」
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すぐに言葉にできない複雑な気持ちが、人生にはあるよね)
これは、大先輩レディーが毎年妊娠・出産・育児・家事をこなして心身共に弱っていた頃の記憶なのだそうです。
その日、若き日のレディーは手作りのマタニティーウェアを着て、小さなお子さんの手をひいて買出しに町へ出ていた。
そこで、娘時代お世話になった習い事の先生とばったり再会する。
その先生はお金持ちのお宅の美しく才能あふれるお嬢さんだった。
相変わらず綺麗な服を着て素敵にお化粧をして、プライドに満ちて輝いていたという。
「先生、お久しぶりです○○です~お教室でお世話になった…」
とボロボロの身体から力を振り絞って、笑顔で挨拶をしたレディーに先生はこう言い放った。
「貴女だったの?!
いやだわ、そんなにしみったれちゃって。
髪も服もひどいね」
…って
現在の大先輩レディーは話してくれた。
「もうね、グサッときちゃってねえ。
先生には私がボロボロでかわいそうに見えたんでしょう。
でも、弱って見える人にどうしてそんな言葉をかけるのかしら。
その人が元気になれる言葉と真心を贈ることはできなかったのかしらねえ。
全部覚えているの、服も表情も心臓がひゅっと凍りつく感覚も。
未だに覚えているのよ」
…。
辛い!
さらに話は続き、年を取り老人ホームに入った先生に会いにいった思い出の話に。
先生はセレブ御用達のゴージャス施設に入っていたが、とても寂しそうな顔でいたのだという。
大先輩レディーは、すぐにその表情の理由を理解して先生にこう言ったんですって。
「先生、お辛いでしょう。
だってここには、先生のすごさも才能も努力も、誰も知らないし知ろうともしてくれないのだもの。
悲しくていらっしゃるのでしょう、自分を持て余してしまいますよね」
こう聞かれて、その通りだと先生は答え、励まして帰ってきたという。
私は思ったね。
努力、才能、すごさ。
それを知らないし知ろうともしない無関心さ。
本当はこうじゃないのに、扱いが変わる辛さ。
自分を持て余すけれど、どうしようもない心身の疲労。
これらは、マタニティーウェアを着ていた頃のレディーと同じなのだ。
妊娠出産育児を今でも誰にでもできる当たり前のことだと考える人はいるようだけど、そんなことぜったいにない。
命がけの人体練成(『鋼の錬金術師』的言葉。妊娠中の人が読み返す作品ナンバー1らしい)であり、それを経てボロボロになった身体なのに危うい幼い命の世話をしなきゃいけない。
家事だって誰もが出来る…少なくとも習わず訓練せずにこなせる容易い仕事じゃない。
それでも、そんな現実に興味持たれない。
そして、ねぎらってくれる人はない。
どんな気持ちだったのか…想像するだけで胸が痛いね。
それでも、先生にきちんと元気になれる言葉と真心を贈った大先輩レディーは本当にすごいです。
強さと優しさを持ってる立派な人なのだ。
こういう立派な人たちが国を、世界を支えてくれてたんだろうと思いますね。
そんな人たちの物語をもっともっと知りたいものです。
大先輩レディーに幸あれ…。
小娘は密やかに祈りを捧げたのであった。
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