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履帯緊張調整装置

2007-12-09 20:06:55 | Panzer Werfer 42

昨日は模型仲間の忘年会、某所の焼肉屋さんで飲めや歌えの大騒ぎのなか模型談義に花が咲き大変楽しい一時を過ごす事ができました。参加された皆さま、ありがとうございました。二次会のカラオケに参加するか否か悩みまくったのですが・・・あの時間からもう一軒行っちゃうと終電までに帰るのが辛くなる(笑)のが見えてましたので一次会で失礼してしまいましたが、さぞや盛り上がった事でございましょう!次回お会いするのは新年会かな?静岡かな?もう今から楽しみにしてたりなんかしたりして・・・w。 で、本日はちょいと家族サービスで梅田に出かけ"リサとガスパール原画展"を覗いたり致しましたが、製作の方も粛々とすすめております。

・・・という事で本日の本題でございますが・・・

5532 大半のパーツは先週~今週に渡って切り出したものではありますが・・・メインのパーツはこんなもの。戦車の履帯調整装置と違い何とも単純なパーツ群でありますな!(笑) でも、形だけ再現するなら1時間やそこいらでチョイチョイと切り出してしまえそうですが、ちゃんと実車通りに履帯の張りを調整できるようにするとなると・・・同一半径の円周上に並ぶ直径0.4mmの調整用の穴がですねえ曲者でして・・・ダメ出しの連続で5セット分ほどオシャカにしてしまい、えらく時間がかかっちゃいました!(爆)

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切り出しに時間がかかる割りには組むのは超簡単でございまして、半時間も掛からずこの通り・・・w。軸の端の方に溝を作ってあるのは、軸を可動にしつつ抜けないように組むためのギミック。軸が通るシャフトの、ちょうど溝に当たる部分に穴を開け軸を通してから真鍮線を差し込み・・・っていう具合にする為のものなのでございます。 まあ、履帯の張りをちょうど良い具合にしておいてハンダで固定しても良いのですが、完成後も色んなところが動かせた方が楽しいでしょ?!ってことで大した手間でもないので可動させることに致しました。 また、パーツの上の方に付いてる穴の開いたパーツは、履帯の張りを調整する際にバールか何かを差し込んで使用する物の様でパーツの両端に付いていますが、後方に付くものは誘導輪が前方に寄りすぎて履帯が外れるのを防ぐストッパーを兼ねて車体内側寄りにオフセットされてまして、こちらは一旦履帯を履かせて張り具合を見るまでは取り付けずにおいておきます。

5538 で、本体側にもこのようにパーツを取り付けておきます。取り付けは適当に・・・ではなくて先ほどのパーツと組み合わせた状態で本体に組み込み、中心がずれない様に位置決めしてます。この辺りの工程はきちんと可動させるキモになりますので慎重且つ繊細に・・・・まま、とは言え左右を取り付けるのに1時間もかかってませんけどね・・・爆。

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で、合体させたらこんな感じ・・・調整用の穴も同じ円周上に並び、車体側に取り付けたパーツとの合いもバッチリですね!実車写真から割り出したパーツのサイズもちょうど良かったようで一安心でございますですよ。 さ~て今回の工作でどの程度履帯の張りが調整できるのか、どの程度の微調整が可能なのか、と~っても気になるところでございますね~!一体"どんだけ~?"・・・・って・・・スンマセン、親父ギャグかましてまいました。(爆)

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最終的にはアドラーズネストの六角ボルトを車体側から通して六角ナットで止めるつもりですけど・・・振り幅を見るだけですから真鍮線でご勘弁を!(笑) 実際には↑でも書いた通りストッパー代わりなるパーツが付くので真ん中の写真より前方には振れないんですけど、幅3mmと幅5mmのパーツの組み合わせでも結構大きく調整できる事がわかりますね。また、こんなに単純な構造なんですけど、WWⅡ当時に実車では何本のボルトを使って固定したのか不明ですがソミュールの車輌の通り1本のボルトで固定するならば、ほぼ無断階に近いぐらいに調整可能であることも解りました。流石はお独逸!ちょいとした部分でも文句なしの技術力ですな!設計陣のレベルの高さには脱帽です。

5553 今までは普通に手に入る資料で確認できる部分の製作でしたから敢えて実写写真をアップしてませんでしたが、今回はGP誌にも写真がありませんので実物写真をば・・・w。 さて本日はいささか更新に時間がかかりすぎましたかな?たった今、風林火山が始まっちゃいましたので、これにて御免!(爆)

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