昨日は午前二時から本日二時までＯＣＮのサーバーのメンテナンスのため更新が出来ませんでしたので本年2回目のサボリ・・・“今年は休まずに更新”と言いながら1ヶ月＋αで2回休みとは不本意ながらもネタもなかったのでちょっと楽をさせて頂きました。（笑）
さて本日は早朝から岐阜へ日帰り出張・・・今回は県西部の前回廻り残した地域を埋めるためでございます。おかげさまで順調に予定がこなせましたので昼過ぎにはちょいと時間に余裕が・・・ってんで20数年ぶりに西国三十三番目の札所、谷汲山の華厳寺に寄ってみました。 20数年前の記憶は日々の暮らしの荒波に消し去られ既に忘却の彼方でございましたが、仕事上筆舌に尽くしがたい酷い精神状態の中、新婚当初に家内と二人、ささやかな贅沢にと気晴らしに出かけた所だけに、断片的ながら記憶の奥底に見覚えのある光景が・・・年若く荒削りながら二人で精一杯生きていた当時が懐かしくも甘酸っぱく思い出され、しばし時を忘れて厳かな静寂に身を任せてまいりました。
たしか当時ここを訪ねたのは初夏の頃、参道から本堂に至る石段を汗を拭き拭き身重の家内の手を引いて登った記憶がありますが本日は道中小雪が舞う真冬・・・心の穢れを洗い流してくれるような、まさに清々しい寒さのなかで観る名刹はことのほか凛々しく荘厳でございましたです。いわゆる有名な観光寺では無いかも知れませんし、観光シーズンでもありませんが・・・観光客も少ないこの時期はかえって狙い目かも知れませんね。猪鍋をあてに熱燗を楽しむってぇのも・・・ちょいとおつなものかも！！
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